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2021 HAPPY NEW YEAR SALE 開催!
1月25日・月曜日まで
オーダーメイド商品・10~20%OFF
スーツにとって欠かせないパンツ(トラウザーズ、ズボン)
お客様とデザインを決め、採寸し、仮縫いフィッティングして一本一本のパンツを仕立てるたびに、その多様性と奥深い構造に気付かされます。
三洲堂テーラーでは週に一度朝礼で各人が自分の抱いている問題を提起し、みんなで意見を出し合うのですが、先週もパンツの話題が出ました。
MasterTailorの加治木は、自分自身でBESPOKEで仕立てたパンツと、パターンオーダーのパンツをはきくらべて、それぞれの特徴を以下のように述べました。
BESPOKEのパンツは自分自身の「カタチをスッキリ見せたいので、カッコいいデザインに」という思いを最大限に発揮したので、立ち姿が美しくなりました。
反面、座ったままの長時間の作業では、股上を深くしたこともあり、ウェストが少し苦しくなる。
パターンオーダーは標準の股上で、かつヒップ周りもゆとりを持って作ったので、長時間の作業でも気楽にはき続けられる。しかし立ち姿が今一つスッキリしない。
BESPOKE で次にパンツを作るなら股上をやや下げてプリーツを入れる位置も考えて、見た目の美しさと長時間のはき易さの両立を図りたい。
まさにBESPOKE はパンツに限らずジャケットやベストなど全て、この見た目の美しさと、着心地の両立が永遠の課題です。
パンツに関して言えばCutter伊達は、パンツには男女問わず必ず最適な股上とウェストラインがあり、そこを見つけ出し「見た目と着心地の両立」を図りたいと言っています。
また、彼自身もBESPOKE とパターンオーダーのスーツを両方とも愛用しているので、その違いが分かります。
Bespoke のパンツは、長期間の着用を考えて体型の変化に備えて縫い代を多く取っています。また同じ理由でしっかりとした毛芯を入れてあります。したがって重厚な作りで重く感じます。
パターンオーダーのパンツや上質な既製品もある程度の縫い代がありますが、芯なども含めビスポークと比べても軽く作られています。
ただし、試行錯誤を重ねて標準的にスタイリッシュなパターンを生み出しているので、見た目の雰囲気もイタリア風の旬なイメージになります。
現在、パンツのデザインが大きく変化してきました。
股上が浅めのノータックから、やや深めのツータックへ。
若くてファッションに感度の高い20〜30代のお客様から変化していますが、私たち50代ほどのミドルエイジ以上は元来ツータックに慣れているので、戻ることも容易です。
最近お客様からオーダーいただいたコチラのパンツが旬のデザインという感じです。
ツータックでインタック、太めのベルト、ループレス、サイドアジャスタ付
みなさまもこのパンツスタイル、一度お試しいかがでしょうか?
パンツ(トラウザー、ズボン)お仕立て上りプライス(税込)
BESPOKE(仮縫い付き・ハンドメイド)・・¥63,000~
プレ・ビスポーク(仮縫い付き・マシンメイド)・・¥48800~
MTM(パターンオーダーメイド)・・¥26800~
三洲堂テーラーには英国、イタリアの上質生地バンチブックと、上質な生地ストックが多数ございます。
現在の納期は、
BESPOKE(仮縫い付きハンドメイド)・約30~40日
プレ・ビスポーク(仮縫い付き・マシンメイド)・・約40日
パターンオーダー(マシンメイド)・・・30~35日
皆様のオーダーをお待ちしております!
三洲堂テーラー
鹿児島市東千石町18-8BIGIビル2F
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