年末年始、営業スケジュールのお知らせ
年内は12月29日・火曜日まで営業いたしております。
12月30日(水)~1月3日(日) 休業いたします
初商 1月4日・月曜日 スタート!
「新型コロナウィルス感染拡大防止の為に」
ご来店の際に、お電話いただけますとありがたいです!
ノーブルなロングオーバーコートが完成しました!
襟にはフェイスをほ覆うスタンドカラー、フロントはすべて比翼仕立てにして、ノーブルでクールな感じになりました。
生地はスコットランドの老舗マーチャント、ハリソンズ・オブ・エジンバラ(Harrisons of Edinburgh )社の、「カシミア&ラグジュアリー・オーバーコーティング」生地コレクションから、チョイスしました。
540g/mのピュアウールは、昔からウールオーバーコート生地のスタンダードとして愛されてきました。
フェイス中央から足下まですっぽりと覆う厚みのあるオーバーコート生地のおかげで、着るとしっかりと暖かく身体を温めてくれます。
フロントからスタンドカラーまで比翼仕立てなので、とてもシンプルなシルエットです。その見た目は宗教的な厳かさも漂います。
フロントを開けるとこのように本水牛の釦が付いている事が判ります。
スタンドカラーの長さは12センチほどもあります。
自立するように毛芯を入れて、厚みがでるようにしました。ここは担当裁縫士のベテラン、黒木の腕の見せ所です。
サポート役の加治木、小濱の勉強になったことと思います。
フライフロントのボタンホールは新人小濱が作りました。
今や当店で最も美しいボタンホールを作れるようになりました。
スタンドカラーをバックから見たところです。
背中にはシンプルなベルトをお付けしました。
お客様とお打ち合わせの上、ボタン等お付けせずに重ねました。
背中から見たオーバーコート。
ベルトはアクセントとなっていますが、主張せずさりげなくウェストに付いているようです。
腰には斜めに切ったスラントポケットが配置されています。
実際に着用すると大変便利なことが判ります。
お袖にボタンは付きませんが、開き見せカフにしていつでもボタンが取り付けられるように作ってあります。
ライニングはハリソンズ社の親会社(持ち株会社)、LBD社の美しいゴールドを配しました。
パイピングの縁取りがクラシックです。
お客様は遠く愛知県でこのコートの到着を待っています。
ご了解の上、背格好の近い私が試着いたしました。
そのスマートでノーブルな雰囲気に、試着している私も気持ちが上がります!
背中から見ても素敵です!
最初にオーダーをいただいた9月上旬から4ヶ月経ちました。
いよいよこの年末年始の大寒波に向かって、このコートの出番が来るようです!
永くお客様にご愛用いただけますと、ありがたく存じます。
三洲堂テーラーには、今シーズンも英国、イタリアの上質生地バンチブックと、現物の上質な生地コレクションがございます。
現在の納期は、
BESPOKE(仮縫い付きハンドメイド)・約30~40日
プレ・ビスポーク(仮縫い付き・マシンメイド)・・約40日
パターンオーダー(マシンメイド)・・・30~35日
今オーダー頂きますと、一番寒くなる時期にちょうど間に合います!
皆様のオーダーをお待ちしております!
三洲堂テーラー
鹿児島市東千石町18-8BIGIビル2F
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