中央公園の桜はまだまだ二分咲きといったところですが、公園の反対側の照国表参道の桜並木は8分咲きで、今週末は花見頃になるようです。
店内では、春夏のオーダーシャツの新生地が多数入荷しまして、
オーダーシャツVIPフェアが好評開催中です!
イタリア大手生地メーカーのカノニコ(CANONICO)。
最近ではスーツ用の細番手生地だけではなく、多種多様なジャケット生地のコレクションが充実しています。フェルラやロロ・ピアーナなみのウール&シルク&リネンの三者混紡なども織っていて、ドラッパーズの夏用ジャケットバンチもカノニコが生地提供していたりします。
このほど仕上がったジャケットは、ややブークレ調の立体的な質感が特長の、三者混+ポリアミド(10%)生地で仕上げました。
お客様は長身でダブルブレストがとてもお似合いです。
6個ボタン×2個掛けの「正六つ」と呼ばれるクラシックなダブルのスタイル。
春夏向けのジャケットですから「背抜き」でお仕立ていたしました。
ちなみに背中はサイドベンツで切っています。
グレイッシュブルーにベージュやブラックの糸をからませたクリエイティブな雰囲気の表情が素敵な生地です。
胸元から覗くベージュのポケットチーフは、ライニングの共生地で、ポケットの袋地をそのまま引きだしてチーフに使える仕掛けになっています。
ライニングはシックなキュプラの柄物です。
この生地に合うボタンがなかなか探せませんでした、ようやくスキャバルのベージュの練り釦が合う事に気付き、取り寄せました。
カフスの4個のボタンも重ね付けではなく、ご身長も高く手足が長いお客様に合わせて、オーソドックスな並列でお付けいたしました。
仕上がったジャケットをご試着いただきました!
スマートなお客様によくお似合いになり、ご満足をいただけました!
パンツはサヴィルクリフォード(英国)のベージュのソラーロ生地で合わせてみました。ジャケットとも相性が良く、とてもいい雰囲気になりました。
この春の決めてとなる一着が仕上がりました!
VITALE BARBERIS CANONICO(ITALY)
390g/m、WOOL55%,SILK20%,LINEN15%,polyamide10%
ジャケットお仕立て上りプライス(税別)
BESPOKE (フルオーダー・仮縫付ハンドメイド)・¥169000
プレ・ビスポーク(仮縫付マシンメイド)・・・¥115400
パターンオーダーメイド・・・¥75,400