仕事柄、普段ほとんどスーツを着ないけど、会議や大切な懇親会などではきちんとした服を着なくてはいけない・・・。
そんなお悩みの方に、ビジネスで活用できて、カジュアルウェアとしても楽しめるジャケットの選択肢がまた一つ増えました!
イタリアの高級生地ブランド、エルメネジルド・ゼニア(Ermenegildo Zegna)が提供する、トロフェオ・デニムで仕立てたジャケットをご紹介いたします。
【お客様】・・・・東京トランクショーでオーダーをいただいた50代のお客様も、普段はワークウェアを着てらっしゃいますが、いざという場面ではお洋服姿にならなくてはいけません。
ご身長は180センチを超えた立派なご体格なので、自然とお持ちのスーツ類もやや大きめなサイズになってしまうようです。
【ご要望】・・・仕事柄、普段ほとんどスーツを着ないけど、会議や大切な懇親会などではきちんとした服を着なくてはいけない。
ビジネスでもカジュアルでも活用できる装いが欲しい。
という普遍的なテーマにつながるお洋服をお探しになっていました。
【生地選び】・・・様々な生地やデザインをご検討いただく中で、アウトドア派のお客様から、デニム生地のジャケットで上品なものもいいね、というご希望をうかがいました。
また、冬に着るジャケットということで、保温性に弱いピュアコットンの正統デニムではなく、ウールをデニム風にアレンジした生地がいいのでは、ということでゼニアのトロフェオデニムをお選びいただきました。
【デザイン】・・・
シンプルにシングル2個ボタン、サイドベンツの正統派のデザインになりました。
見た目がソフトなデニム生地ですから、ポケットはノーマルなフラップでもカジュアル感は損なっていません。
また、端から1センチにミシンステッチをお入れしました。無地のブレザータイプでスポーティーな印象が高まります。
【お仕立て方法】・・・BESPOKE(フルオーダー/仮縫い付き・ハンドメイド)
東京でもBESPOKEでオーダーするお店は沢山あるでしょうが、実際にオーダーしようとすると迷うものです。今回はスタッフの福留理恵子の同級生とのご縁もあり、せっかくなのでハンドメイドのフルオーダー、BESPOKEをお選びいただきました。
【オプション】・・・ゼニアのオフィシャルロゴ入りボタン、ライニングをチョイスいただきました。また、せっかくのデニムジャケットですからカフスは本切羽の本開きにされました。
【お客様のご感想】・・・・「世界に一つだけ。身体に合ってピッタリ、着心地サイコー!」と、お客様のブログに掲載していただきました。(ありがとうございます!)その折の写真もいただきました。
【三洲堂テーラーから】・・・・仮縫いフィッティング当日、サイズお直しのご依頼のジャケットをお持ちになりました。
こちらもゼニアのスポーティーな服でした。サイズが大きすぎて身体に合ってないというそのジャケットを限界まで補正しました。
その後オーダー服の仮縫いをしましたが、あまりにお身体にジャストフィットしすぎて「裸ん坊が服を着てるみたいな」イメージになるといけないと思い、ご体格にあった余裕寸もお入れしました。
ご身長の割に肩幅が狭く、そこもある程度見た目のシルエットも加味させて頂きました。
出来上がったトロフェオデニムのジャケットは、シャツにネクタイを締めるとキリッとしたイメージになります。またハイネックやタートルネックのニットに羽織るととてもスマートなカジュアル感が滲みます。
クルーネックのニットを着て、首にチーフやアスコットタイでも巻いて粋に決めてもいいですね!
ご愛用いただけますとありがたいです!!
【オーダー手法ごとの参考プライス(税別)】
Errmenegildo Zegna TROFEO DENIM 500g/m Superfine Ausutralian Wool
パターンオーダー(マシンメイド)・・・・・・¥108000
Pre BESPOKE (仮縫い付き・マシンメイド)・・¥148000
BESPOKE(仮縫い付き・ハンドメイド)・・・・¥198000
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