7月24日・杉野服飾学園、ドレスメーカー学院において開催された、「ドレメ サマーセミナー」に参加しました。
1970年代の杉野芳子博物館所蔵のドレスを対象に、オートクチュールの技法やデザインを解説。
70年代のファッションが若者たちに流行している今、タイムリーな演題となり大変勉強になりました。
現代の素材に新しい技法を置き換えながら、新たに先生方が製作されたドレスは、どれも力強く美しかった!!です。
プリーツのひだ奥と山に1mmのコバステッチがかかっていました!
何百本あるのかしら。
生地はポリエステル100%
峯岸先生の作品。尾洲のコットン&ナイロン。シャネルが使いそうな素材です。
切り替え無しでタックだけでシルエットを表現しています。
背中ファスナー。綺麗なドレープ。
渡邉先生のシャツワンピースとジレ。
オーガンジーの背中のシャーリングをミシンで印、手作業で。
透ける素材の縫代の始末が模様になって見えます。
須澤先生のBIGトレンチ。ワイドパンツとインナーは箔プリントを
あしらっています。
一枚仕立てのトレンチコート。
2枚になっているのは、台襟とポケットの一部だけです。
ポリエステルシャンタンの生地の分量が多いけど、大変軽い仕立てです。
モデルさんに蛍光オレンジが良く似合っていました。
75年のドレスのモチーフを水玉模様にプリント。
曲り斜文織で織った布で、リボンをノッキング。
ポリエステルオーガンジーで表地を裏打ちしています。
メッセージ書も、店でのレディースオーダーの参考になります。
75年のドレスはモチーフだけのシンプルAライン。
Illustratorでモチーフの水玉模様に切り替えワンピースのパターンに。
須澤先生(向かって左)と渡邉先生。
私は大島紬のスーツ。
峯岸先生(右隣)は私が養成科野の時の担任をされていました。
左は、mannequins japon デザイナーの阪口英明さん。
中央の担任教授はその頃の私には別世界の方のようでした。
若い同級生と 懐かしい一枚。
20数年前 卒業した私を、当時 教えて下さった先生方(皆様 偉い先生方になっていらっしゃる)にお会い出来 感激でした。
多分同世代?の先生方に巡り会えて 写真をパチリ。
ありがとうございました。。。
紳士服に+α が活きるように、綺麗なレディースがプロデュース出来るようになります。
by Rieko Fukudome