この冬は例年になく寒さが厳しい日々が続いています。
夏が長く暑かった年は冬が寒くなる、という言い伝えは正しいようですね。
寒い冬に着る服と言えば、普通ならダウン等でしょう。
しかしここは正統派紳士服飾の本道を行くサイトですから(笑)なんといっても温かいジャケットに限ります。・・・・
ということで、三洲堂テーラーにはまだまだ温かいジャケットのストックがございます!
上の凹凸感ある生地はイタリア、ナポリのカチョポリ(CACCIOPPOLI)社のピュアウールのブークレ生地です。なんと620g/mというヘヴィーウェイトながら、重さを感じさせないふんわり感が驚きです。
ジャケット・お仕立て上りプライス・・¥180,000(税別)
こちらはゼニアのトロフェオ・カシミア、310g/m。軽く暖かい極上の手触りのジャケットが仕上がります。茶と黒のガンクラブチェックですがイタリアタッチの軽やかさが感じられます。
ジャケット・お仕立て上りプライス・・¥189,000(税別)
スコットランドを代表するツイード・メーカー、ポーター&ハーディングのグレンロイヤル生地(475g/m)は、雨風を通さずシワになりづらい伝統的なツイードながらタウンウェアとして重宝されています。手触りもチクチクしないのでレディースウェアとしてもおススメです。
ジャケット・お仕立て上りプライス・・¥161,000(税別)
こちらもスコットランドのピュアカシミア(330g/m)。
バイアス状に斜めに畝が刻まれている美しいベージュのカシミアの手触りはとてもソフト。ジャケットとして仕立てると両肩をやさしく温かく包み込んでくれます。春を待つ明るいカシミアジャケットとしておススメです。
ジャケット・お仕立て上りプライス・・¥200,000(税別)
ということで、最近オーダーを頂いた温かいジャケットをご紹介しましょう。
生地は国産のダイドー毛織のウール&アルパカ、400g/mの冬向けジャケット地です。
ベースはダークブラウンですが、タテにネップのような明るい縞をところどころに織り込んでいます。日本的ツイード生地と言えましょうか。
シンプルにシングルブレスト2個ボタンですが、お客様は少しヒップの大きな方で、跳ね易いサイドベンツよりセンターベントをご希望されました。
打ち込みの良いウール&アルパカの肉厚ツイードは、肩のラインもストレートに美しく、胸からウェストにかけてのドレープもうまく表現できています。
ボタンは本水牛の艶消し、ライニングはダーク目な生地の色合いと対照的な明るいベージュです。
三洲堂テーラーには最初にご紹介した軽く温かいジャケット生地のストックも豊富にございます。
また、ストックに無い場合は主要メーカーのバンチサンプルを多数ご用意しています。
この厳しい寒さから身を護り、見た目も「温かい服」なら、ぜひ当店にお任せ下さい!