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【新商品】ひたひたとダブルブレストの復権が始まっている・・・?

2017年6月20日

ダブルブレスト(以下ダブル)のスーツは、1990年ごろのバブル時代の浮かれた気分の中で人気があったせいなのか、この失われた20年(もう30年近い!)の間はなかなか復権出来ない状態が続いています。

 

 

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当時流行った肩幅が広くボタン位置がすごく低く、着丈のやけに長いダブルのジャケットに、3本タックのダボダボパンツは、生地の色合いも明るいものが多く、今で言うところの「チャラい」イメージでした。

 

 

 

 

 

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べつにダブルは軽薄な成金が好むわけではなく、この日本国の今上天皇陛下から西洋で言えば英国のチャールズ皇太子まで、由緒正しい堅実な方々にも愛されています。

 

 

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メンズウエア業界としては、ずっとタイトなシングルブレストのスーツやジャケットが流行り続けている中で、少しでも次のトレンドに消費者の目を向かせたい意向です。

その意を汲みまして、メンズファッション誌もダブルブレストのジャケットやタック入りのパンツを盛んに取り上げていいます。

 

このTAGLIATORE(タリアトーレ)のジャケットも、バーニーズNYではイチオシでした。ダブルブレストながらそれほど重厚でないので、気軽に着用できる雰囲気ですね。

 

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ということで、今日ご紹介するジャケットはお客様にとって久しぶりのダブルブレストということです。6個釦×2個掛け(6×2)、サイドベンツの正当派ブレザーです。

 

 

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生地はロロピアーナが手掛ける「SUMMERTIME」。ウール&シルク&リネンの雰囲気ある素材です。シルク混ならではの光沢に、リネンのざっくりした質感を、しっかりとウールでまとめているとても上質な生地です。

 

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現在当店でもダブルのスーツやジャケットのご注文は、月に2.3着ほどしかありません。

ダブルブレストを象徴する大きく胸を覆うエレガントなピークトラペルは、日本語で「剣襟」という名の如く大きな弧を描く剣(つるぎ)のようです。

 

 

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ピークトラペルには、装飾的な非日常性を感じることができます。

これもダブルブレストがマニッシュな軍服の発展系であるという事から言えることでしょう。

 

 

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デザインは正統派の6×2のダブルブレストに、チェンジポケットも付けてブリティッシュな雰囲気を出しています。その反面肩の袖付けはマニカカミーチャという非常にリラックスした仕様にしています。生地もイタリア製ですがこんなポイントに、着心地とエレガントの両立を図るお客様の想いを感じます。

 

 

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ボタンはクラシックなメタルをお選びいただきました。

 

ネイヴィーのブレザーは、もともとNAVY=海軍の制服が原点です。そして男性なら海軍のブレザーに憧れを持つ気持ちが、きっとどこかにあるはずです。

 

 

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夏服ですから背抜き仕様にいたしました。

お客様は夏季のご出張も多いらしく、高温多湿の気候に合わせて少しでも涼しくしたいものです。

 

 

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このような魅力的なダブルブレストのジャケットを着る方が増えてきますと、ダブルもいいな!という世の男性達も増えてくるのではないでしょうか?

 

当店もエレガントでクラシックなダブルをぜひ皆さまにおススメいたします!

 

 

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Loro Piana SUMMERTIME wool&silk&linen

 

ジャケット・お仕立て上りプライス(税抜き)

 

BESPOKE(借縫い付き・ハンドメイド)・・・¥223,000~

 

SARTORIA(パターンオーダーメイド)・・・¥122,600~