梅雨の合間の晴れ間が広がりました。
城山の上には本格的な夏を思わせる雲がもくもくと立ち上がっています。
ライトグレーのスーツは、ひところは夏服の定番のような位置づけでした。ところがこの20年、オールシーズンいつでもダークスーツ化が進行し、ライトグレーは次第に肩身が狭くなりつつある存在となっています。
このほどオーダーをいただいた生地は、英国モヘアの名門ミル(織物工場)、ウィリアム・ハルステッド(Wiiliam Halstead)の40%モヘア入りです。生地自体に光を反射する光沢と、弾力性がありドライなタッチを持つモヘア&ウールらしいスーツになりました。
写真の技術が悪く、本当の色合いが判りづらくて失礼をいたします。この上の2枚の写真の方が、本来の生地の明るさを表現しています。
良く見ていただきますと、ライトグレーに6mm感覚でブルーのストライプが入っています。そのため全体的にブルー系ライトグレーの色合いとして見えます。
張りのあるウール&モヘアですから、職人の腕で立体感を出す作業がやり易くなkります。
ボタンはキャメル・シルバーという練り釦をお選びいただきました。
ライニングも同系色の明るめのグレーです。
落ち着いた雰囲気が良い感じです。
夏のライトグレー生地なら、ストックが沢山ございます。
みなさまのオーダーをお待ちしております!
William Halstead Wool&Mohair(40%)
スーツS上下・お仕立て上りプライス(税別)
BESPOKE (仮縫い付きハンドメイド)・・・¥203,000~
SARTORIA(パターンオーダーメイド)・・・¥94,000~