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【新作品】シャープな「ペンシルストライプ」のスーツ登場!

2017年5月17日

ストライプはヨーロッパや日本をはじめ、様々な国々の伝統柄です。

地域によって、特にヨーロッパではストライプには潜在的に「悪魔」を象徴する柄であるとされました。例えば映画で観たりする昔ながらの囚人服は太いストライプです。

 

 

Not a good idea: prisoners in uniform from the 1920 film From Now On.

 

 

また、中世の宗教的な絵画などでは、悪い人物にストライプの服を着せて描かれているようです。

 

 

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そんな社会の逸脱者のイメージをもつストライプ柄ですが、時を経てルネサンス期のイタリアにおいて、最初はソックスの柄に使われだしたことを契機に若者の間で流行し、ストライプ柄の紋章なども流行りはじめました。

18世紀以降は大学のボートクラブの制服、海辺のリゾートウェア、そして何よりもアメリカやフランスの国旗にまで使用されるようになりました。

 

 

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無地、すなわち柄も何もない「平穏な状態」に対する視覚的な躍動感を持つストライプは、今ではロンドンやニューヨークのバンカー達をはじめとして、世界中のビジネスに携わる人間たちに愛用されています。スーツのストライプ柄は英国が母国ですから、英国の生地メーカーの見本帳にも沢山の多様なストライプが満載です。

 

 

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そんな英国製の強めのペンシルストライプ生地で仕立てたレディーススーツが完成しました。英国の老舗ダロウ・デイル(DARROW DALE)の230g/mの夏生地を使いました。

 

 

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基本的にビジネスでしっかりとした印象を演出するために、デザインはシンプルにいたしました。ジャケットはプリンセスラインを入れた、シングルブレストの1個釦、ピークトラペル、ノーベント、カフスのボタンは3個です。

 

 

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強めのストライプは生地だけで見ると派手すぎて心配になりますが、いざお洋服に仕立て上ると機能的なラインが美しく刻まれて、とてもいい雰囲気になりました。

 

 

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ボタンはブルーが映える練り釦をお選びいただきました。

ちなみに、付け合わせボタン(タイコ釦)にして、フォーマルな雰囲気も出せるようにしています。

 

 

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ライニングはピンストライプの色に合わせたシルバーです。

 

 

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レディーススーツですが、BESPOKE(フルオーダーメイド)で作りますので、内ポケットの配置などが自由にできます。

 

 

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お客様はノーマルな胸の内ポケットは必要ないが、通称「煙草ポケット」と云われる左身頃下の内ポケットをお付けしました。

 

 

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これからこのスーツが、お仕事のお役にたってくれるとありがたいものです。

ご愛用いただけることを祈念しています!

 

 

英国 DARROW DALE  Wool 230g/m

 

スーツS上下・お仕立て上りプライス

 

BESPOKE(仮縫い付き・ハンドメイド)・・・¥180,000

 

SARTORIA(パターンオーダー)・・・¥77,800