表現しがたい素敵な色、とタイトルを付けました。
濃くないエンジ、それに薄い紫と藤色も入った、という表現しかしようのない、ロロ・ピアーナ社の生地でお仕立てしたジャケットは、控えめながら存在感があり、とてもお洒落な雰囲気が漂います。
素材はロロ・ピアーナが今シーズン向けに提案するスーツ生地コレクション「プロポステ・アビティ(PROPOSTE ABITI)」から、ウール71%&シルク15%&リネン14%、250g/m のいわゆる「三者混」生地です。
スーツ生地コレクションながら、このような複雑な色合いと織りの風合いの良さから、ジャケットとしてお仕立てをいたしました。
仕立ては基本的に芯一枚、肩パッドなしのアンコンストラクテッドという柔らかい一枚仕立てです。着用するとまるで羽のように軽いタッチに驚かされます。
ボタンは最近ラインナップに登場した「セリエ」という練り釦になります。
ライニングはロロピアーナのオフィシャルのレッドをお付けしました。
お花見の季節になりました。
春の宵・・・こんな素敵な色合いのジャケットを着流しのように羽織り、淡い灯に照らされた薄ピンクの夜桜のトンネルを歩いてみたいものです・・・。
Loro Piana PROPOSTE ABITI&GIACCHE
Sジャケットお仕立て上りプライス(税別)
BESPOKE(仮縫い付きハンドメイド)・・・¥217,000~
SARTORIA(パターンメイド)・・・¥128,700~