トランプ大統領の就任式をライブで見ました。
私としては、就任式のスピーチを聞きながら、昨年来英国のEU離脱に始まり、世の中の流れが過度なグローバリズムから、適正な国民主体の政治経済の時代に変化しつつあると感じました。皆さんはいかがでしょうか?
一方でBESPOKE TAILORの目線として、就任式のアメリカのトップ達の服装に関して面白く感じた事がありました。
トランプ大統領が巨大な赤いネクタイをぶらさげて、スーツもコートも前ボタンオープンで登場したのはイメージ通りでした。
少し驚いたのは、オバマ前大統領は別として、米国の政治指導者のほぼ全員が身に着けていたチェスターフィールドコートの前ボタンが、ブチ抜きで比翼ではない人も多かったことです。
英国なら王室はじめTOPの男性のチェスターコートはダブルブレストが多いので比較が難しいのですが、アメリカならではの習慣なのでしょうか。
トランプ大統領コートの色はネイヴィーでした。これは奥様のブルーのスーツに合わせた色を選んだのでしょう。
・・・・ということで、BESPOKE TAILORにオーダーを頂くお洋服で最も多いものが、アメリカ大統領就任式で一様に指導者たちが身に着けていた正統派のダークネイヴィーのスーツです。
アメリカ人はあまり好みませんがウェストコート(ベスト)付きのスリーピースという完全な王道を行くスーツの完成度は、テーラーに最も求められるものでしょう。
そんなダークスーツの王道を行くスリーピースが仕上がりました。
生地はイタリア、エルメネジルド・ゼニア(Ermenegildo Zegna)のスリーシーズンスーツ地、トラヴェラー(TRAVELLER)280g/m 。
今シーズンも沢山のオーダーをいただいたビジネススーツの上質ラインです。
まさに壇上の服です。
もし突然英国のエリザベス女王の前に引っ張り出されても、物おじすることはありません!
このスーツを着ていればトランプ大統領だろうが習近平主席だろうがプーチン大統領だろうが、堂々としていれば様になる、そんなお洋服です。
シンプルなシングル2個釦、センターベントのスリーピース。
肩からウェストへの男性美を象徴するドレープ。フロントのラペルの立体感。お召しになるお客様のボディにぴったりお似合いになる事と思います。
ボタンはゼニアのオフィシャルナット釦、ライニングもゼニアのロゴ入りドット柄です。
お客様は1月末に大切な会議を主催されるとのこと。
このスーツがお仕事をこなしていくお客様の少しでもお役に立てることを祈っております!
Ermenegildo Zegna TRAVELLER 280g/m
スーツS三揃い(スリーピース)お仕立て上りプライス(税別)
BESPOKE(仮縫い付き・ハンドいメイド)・・・¥262,000
SARTORIA(パターンメイド)・・・¥140,000
今ならSALE期間中で10%OFFになります!