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【新作品】「赤備え」「近衛兵」・・・赤いジャケット!

2016年11月16日

いよいよ秋たけなわ!

空気はさわやかさを増し、陽光は柔らかくなります。

 

当店の前に広がる中央公園のケヤキや桜も赤や黄いに色づきました。

毎朝の散歩も楽しくなりますね!

 

 

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今年の大河ドラマ「真田丸」は脚本と演出がとても良く、1年通して楽しく観ることのできた大河になりました。

 

真田信繁(幸村)をただ勇猛な伝説的な武将として描くのではなく、父や兄、戦国の武将たちと関わりながら次第に成長し、必然的に大阪城の攻防戦に加わっていく事を丁寧に描いていると思います。

 

 

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オープニングタイトルの最後を駆け抜ける真っ赤な騎馬軍団は、「赤備え」と呼ばれます。

 

源流は戦国時代、武田信玄配下の侍たちの次男以下で編成され、常に先陣を切り戦場で手柄を上げるしかない男たちの騎馬軍団の色が「真赤」であったことから、「武田の赤備え」と呼ばれ敵から恐れられたことらしいです。

 

真田信繁は実家の真田家が武田家の傘下の武将だった為、大阪の陣では真田全軍を赤備えで統一しました。

また、敵の徳川家譜代の武将井伊家も、武田滅亡後の甲斐の侍たちをたくさん抱えていた為、特に家康から赤備えを許されていたということです。

 

 

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洋の東西は違いますが、英国王室の近衛兵も赤い制服で有名です。

同じ様に見える赤い近衛兵、通称レッドコートも所属舞台や階級により微妙にデザインが変わります。ちなみに黒い熊の毛の帽子はナポレオン麾下の近衛兵の制帽でした。ワーテルローの戦いで激戦の末ナポレオン軍に打ち勝った記念と敵の勇気に敬意を持って、その黒い熊毛の帽子を英国近衛兵の制帽として採用しました。

 

 

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ちなみに何故軍服の色が赤いのかというと、古のローマ時代から英国が赤い染料の産地で輸出もしていたので、色として使い易かったらしいです。

 

19世紀英国海軍の戦艦も館内の壁の色は「赤色」でした。軍艦同士の近接線になり砲弾が飛び込み人も武器も吹っ飛んだ際に、水兵達が気にならないように・・・・恐ろしいことです。

 

 

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私たちが日常で着用するスーツやジャケットにも、この赤い色を使うお洒落な生地が存在します。

 

こちらのロロ・ピアーナのジャケット生地は、渋いえんじ色にグレーがミックスされた何とも言えない絶妙な生地の色合いです。

 

 

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・・・この生地を見つめていると、落ち葉で埋もれた公園の散歩道と同じような色合いだと気付きました。

 

 

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赤がでしゃばらず、全体的にシックなチェック柄とミックスしています。イタリア生地の特徴ですが、生地の外見はツイードのような感覚ですが、とてもソフトで気持ちの良い手触りです。

 

 

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シンプルなシングルブレスト2個ボタン、センターベントのデザイン。しかし生地がこのようなユニークな色合いと柄なので、そこにあるだけで存在感を出しています。

 

 

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合わせるズボンはチャコールグレーやこげ茶でもいいでしょう。

ハイゲージのニット、淡いベージュまたはブラックでも似合うと思います。

 

 

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ライニングもエンジ、ボタンはワイン色の練ボタンを選んで頂きました。このジャケットを羽織る際にチラリと覗くライニングが気分を高めます!

 

 

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気分が上がる」赤備えのジャケット、皆様も一度チャレンジしてみては如何でしょうか?

 

 

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Loro Piana Wool Cashmere & Silk 290g/m

 

ジャケット・お仕立て上り(税別)

 

BESPOKE(仮縫い付き・ハンドメイド)・・・¥217,000