10月もいよいよ中旬に入り、ようやく秋の気配が濃厚になってきました。
朝晩気温は20度代前半になり、さわやかな大気に包まれます。
秋の空にはうろこ雲。・・・「天高く馬肥ゆる秋」。いいですね!
相変わらず大忙しの三洲堂テーラー・アトリエですが、
近況としては、地元のTV局、KKB鹿児島放送さんが取材にいらっしゃいました。
KKB朝の情報番組「かごとき」内のコーナー、「鹿児島人物大百科」というコーナーで
アトリエの裁縫職人・大迫の仕事ぶりや、インタビューが放映されます。
下の写真は取材を終えて、KKBアナウンサーの山下智子さんとカメラマンさんと、
記念撮影したところです。山下アナウンサー、素敵な女性です!
放映は、10月26日・水曜日 朝10時30分から。
大迫も生出演いたします。ぜひ観て下さいね!
KKB朝の情報番組「かごとき」 Ch5 10:30より生放送
くわしくはコチラ ↓↓↓
さて、今で言うとエッジの効いた、昔なら「尖った」クラシックスーツが仕上がりました!
生地はロロ・ピアーナのウール+シルク10%のダブルフェイス。
ミッドナイトネイヴィーに、エンジの中巾ストライプが入っています。
シングル2個釦、サイドベンツのシンプルなデザイン。
しかし、このスーツには外見からはうかがえない、お洒落が仕込まれて(!)います。
実は秋冬スーツなのに一枚仕立てです。
仕立てたのはTVの取材を受けた大迫、渾身の一着です。
英国製のペイズリーのライニングを背裏だけに配し、残りはパイピングを施しました。ダブルフェイスの裏面であるエンジ系紫の色合いを最大限魅せるように仕立てました。
釦は昔ながらの艶感のある大きめな練り釦です。
カフスは重ね付けの本切羽にさせていただきました。
手作業のボタンホールが美しいです。
見えないところに手間暇をかける…一見無駄なようですが、着る方が納得できるスーツになれば、テーラー冥利に尽きますね。
Loro Piana Super150Wool&Silk 230g/m
スーツS上下・お仕立て上りプライス(税別)
BESPOKE(仮縫い付きハンドメイド)・・・¥185,000~