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【新作品】ジェームス・ボンドのスーツ、リクエストに応えました

2016年8月11日

FALL2016 SEASON IN !

 

8月中の秋冬オーダーはお買い得です!

 

 

リアリティのある新しいジェームス・ボンド像を描き、世界中でヒットしている「ダニエル・クレイグ」版007シリーズ。私もこのシリーズだけは毎回映画館で鑑賞しています。

 

しかし毎度なのですが、劇中に登場するスーツや車にワクワクしてしまいます。

「007スペクター」でボンドが着用するスーツは、トム・フォードのデザインです。かなり激しいアクションをほぼスタントなしで演ずるクレイグに、トム・フォードはいったい何着のスーツをしたてたのでしょうか?

 

 

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そういえば、ショーン・コネリー版007シリーズでは、英国サヴィル・ロウの老舗「ハンツマン(HUNTSMAN)がスーツを仕立てていました。その後ブリオーニなどを経て、現在のトム・フォードとなっています。

 

面白いのは007シリーズとは一線を画したタッチのスパイ映画「キングスマン(Kingsman)」では、スパイ達の拠点=sサヴィルロウのテーラー「キングスマン」は実際のハンツマンをモデルとし、そこで撮影している事です。この映画もシリーズ化されるようで、これまた楽しみが増えました。

こんな微妙な意地の張り合いを愉しむのもいいですね。

 

 

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さて、今回スーツのオーダーをいただいたお客様は20代の方です。リクエストは007並みの雰囲気あるスーツ、ということでした。オーダーの際には当店で保存をしている、007特集が組まれているPen誌を見ながら、あれこれとお打ち合わせ(BESPOKE)させていただきました。

 

 

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デザインはシンプルなシングルブレスト、2個釦センターベント。ただし腰ポケットは斜めに傾斜する「スラントポケット」にさせていただきました。

 

 

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身体にピッタリとフィットしながら、動きやすく、全力疾走も可能なスーツ・・・・というイメージで仕立てさせていただきました。実際お客様は昔サッカーをされていたとのことで、太ももが張っているので、その調整に少し苦労しました。

 

 

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なで肩ですが肩幅があり、ウェストは締まっている理想のご体格です。

リクエストにお答えし、肩周りからウェスト、ヒップまでほぼピッタリに仕立てました。

ただし、小さいアームホールは意外に動かしやすいのです。

 

 

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生地はロロ・ピアーナの今シーズンの新入荷Super130ウールの、「FOUR SEASONS」 260g/mです。

ボタンは本水牛、ライニングは美しいキュプラのペイズリーです。

 

 

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最後に・・・仕立職人、大迫の途切れぬ集中力で、手縫いの美しいボタンホール、非常に細やかな「星」と呼ばれるステッチがスーツの各パーツの際に施されました。「星」が打たれることにより、長年使い続けても襟やポケットの縁が反り返らず、そのままの状態になります。若い彼女ならではの技術の賜物です。

 

 

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※参考価格

 

Loro Piana FOUR SEASONS Super130`s WOOL 260g/m

 

スーツS上下・お仕立て上りプライス(税別)

 

BESPOKE(仮縫い付きハンドメイド)・・・¥216,000

 

SARTORIA(パターンメイド)・・・・・¥104,400