日本を代表する女性指揮者、
三ツ橋敬子様にオーダーいただいたタキシードスーツを
下記ページにて紹介しています。
【お知らせ】女性指揮者、三ツ橋敬子さんのN響公演が放映されました!
ぜひご覧ください!
世界的に見て女性が就く事が少ない職業の一つ。
それはオーケストラの指揮者と云われています。
しかし、最近はアメリカのマリン・オールソップ(Marin Alsop)氏、
日本人では、数々の国際指揮者コンクールで優勝している、三ツ橋敬子氏、
さらに、西本智美氏といった女性の指揮者の活躍が目立つようになりました。
また、学校教育の場では吹奏楽の指揮をとる女性の方々がとても活躍されています。
三洲堂テーラーでは男女問わず、全国様々な学校の指揮者のスーツをお仕立てして参りました。
このほどオーダーをいただいたお客様は、山口県の学校の吹奏楽部の監督をされてらっしゃる女性指揮者の方です。
聴衆を背に楽団に向かって指揮を執る女性指揮者にとって、背中から観られる姿が颯爽としていて美しければ、それだけでも演奏のクオリティが向上します。
三洲堂テーラーの女性指揮者のスーツは、背中に特徴があります。通常ならジャケットの背は水平にカットされていますが、指揮者のスーツは違います。
背中央からヒップにかけて「タックフレア」という特別な加工をされたテールが作られています。
このスーツを着て聴衆に背を向け指揮を始めた時から、ボディにフィットしたジャケットのタックフレアが美しくドレープを描きます。
ご姿勢が良いお客様が指揮を執るお姿が目に浮かびます。
仮縫いでご来店された際には、実際に指揮をされる動きを演じていただき、ジャケットがうまく動くのかをスタッフ全員でチェックいたしました。
フロントは、シングルブレスト1個釦でタキシードのように、「タイコ釦」形式で付け合わせています。
ピークトラペルがノーブルな印象でジャケットを引き締めます。
担当の仕立て職人は加治木です。ラペルロールが美しく構築できたことと、肩が綺麗に付いたことが、ジャケットのクオリティをさらに高めてくれました。
ボタンは天然物の本水牛、ライニングは美しいペイズリーのキュプラです。
ブルーのペイズリーは着用する際の気持ちを高めてくれます!
生地はイタリア、カノニコ(CANONICO)のウール&モヘア16%、260g/mです。
光沢と張りがある、オールシーズン向けの一着です。
オーダーされたお客様は、これからこのスーツを着て、多くの舞台で演奏されることでしょう。このスーツが少しでもパフォーマンスの向上にお役に立てれば、テーラー冥利に尽きます。
ご活躍を心よりお祈りいたしております!
概 要
指揮者のスーツは、当店のBESPOKE(仮縫い付きハンドメイド)でお仕立てをいたします。
プライスはウールのオールシーズン生地使用で、
お仕立て上り約¥198000(税別)から
納期は約一カ月強かかります。
ご興味のある方は、TEL 099-224-6255または、
からお気軽に相談下さい!!