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ポルトガルの大手シャツ生地メーカーのソメロス(SOMELOS)は創業1958年の比較的新しい紡績会社です。ポルトガル北部に大きなファクトリーを所有し、コットン地生産とともに、世界各国のアパレルブランドのシャツ縫製も手掛けています。
三洲堂テーラーでは、オーダーシャツの分野でソメロス製のコットンを使っています。海洋国家ポルトガルという国柄を表すようなマドラスチェックや美しい色合いの多彩なシャツ生地コレクションは、観ていてとても楽しくなります。
今回ご紹介するジャケットは、そんな個性あるブランド、ソメロス製ジャケット用コットン生地を作って仕立てたものです。チャコールグレーにかすかなブラウンを入れた、シックな表情の生地です。
実はお客様が自ら手に入れた生地です。なので正確な情報が無いのですが、おそらく290g/mほどのウェイト、表面はかすかに起毛がかった表情、手触りはしっとりとした感じです。
昔コットンやシルク素材を滑らかに起毛させた「ピーチスキン」という生地が流行しましたが、そんな雰囲気ででしょうか・・・。
着心地がとてもよく、お客様のお身体にも馴染んでいます。
シングル2個釦、3パッチポケットの思い切りカジュアルなデザインです。しかし、生地がシックな色合いなのであまり浮かれた感じがしません。
仕立ては夏では定番となったノーパッド、一枚芯のアリスト・クラツイア仕様。
コットンと言う事もあり、かなりリラックスしてご着用頂けそうでう。
ニットタイなどで雰囲気よく夏らしいビジネス感を出してもいいですし、もちろんノータイでも雰囲気が良くなるでしょう。
しかし、驚いたのはこの生地を手に入れたお客様です。
生地の目利きが良い!と思っていましたら、前職は生地問屋さんにお勤めだったとのことで、このソメロスもその当時目を付けてらっしゃったとの事です。
スーツでお仕立てになられましたが、もちろん分けてそれぞれジャケットやパンツで楽しめますね。
長く楽しめる一着になりました!
三洲堂テーラーはお客様が生地をお持ち込になっても、
喜んでお仕立ていたします。
良い生地をお持ちの方は、お気軽にご相談下さい!