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【エッセイ】皺(シワ)からの解放!リンクルフリーとは・・・

2016年6月13日

夏服を悩ませる問題は結構ございます。

 

気温や湿度が高くなるのでどうしても汗をかきます。したがって生地の薄い夏スーツにも、汗染みがついたり湿気で重くなったりしますが、何といってもシワが発生し易くなります。

 

 

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リネンのように「シワを楽しむ服」もあるのですが、ビジネスマンにとってなるたけ見た目も良くする必要がありますので、シワが少ないに越したことはありません。

 

そこで、スーツやシャツの生地メーカーは夏向けに「シワ対応」生地をコレクションしています。

 

 

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薄手の生地を使いボディにフィットして作る現代の夏スーツ。どうしても着用するとシワになり易いのは避けて通れません。

 

 

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しかし、シワからの回復性が良ければ問題はある程度解決します!この分野で有名なスーツ生地では、イタリアの有名生地ブランド、エルメネジルド・ゼニア(Ermenegildo Zegna)のトラヴェラー(TRAVELLER)が人気です。

 

 

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撚りをかけて織り上げた2本の糸をさらに逆撚りをかけて1本にして、上下に生地として織りあげています。

 

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私も着用しています。

まる一日着用したジャケットを肉厚のハンガーにかけておくと、夜間にある程度はシワがとれています。パンツは基本三洲堂テーラーでは「シロセットプレス」を施していますから、センタープレスは取れないし、シワの回復もとても良いのです。

 

 

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また、最初からシワが寄り難いように織りあげた、3PLY、4PLYといったスーツ生地もあります。

3本、あるいは4本の糸をまとめて1本の織り糸にして、縦横で生地を織りあげます。生地の重量は重くなるのですが、シワが寄りにくい頑丈なスーツが仕上がります。この生地は主に英国で夏物として織られていますが、日本では合夏服扱いになります。

着用したままベッドに転がってもシワになりにくい剛性の強さです。

 

 

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また、3,4PLYまでいかなくても、メッシュ状に織りあげる「強撚糸(=ハイ・ツイスト)」生地も、普及品としてリリースされています。こちらもシワになりにくく通気性が良いので、夏服に向いています。

 

 

 

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シャツ地においては、綿&ポリエステル生地ならシワになりにくく回復性もいいのですが、いかんせん夏場は着心地が悪くなります。

 

そこで、ピュアコットン(綿100%)でありながら、シワが寄りにくく、しかも家庭での洗濯後のプレスが容易な「リンクル・フリー(Wrinkle Free)」シャツ生地がリリースされました。

 

 

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三洲堂テーラーのパターンメイドシャツにおいて、最も人気の高いシャツ生地のひとつがこの「リンクル・フリー」です。

しかも白無地系統のみならずストライプやチェック、レディス対応生地なども用意されています。

 

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先月のパターンオーダー・オプションフェアにおいても沢山のリンクル・フリーシャツのオーダーをいただきました!

 

 

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夏服の「シワ」に悩む皆さま、一度このブログに書かれている「シワ対応生地」で夏服をお仕立てになっては如何でしょうか?ご来店を心よりお待ちいたしております。

 

 

 

参考プライス(税別)

スーツS上下・お仕立て上り

 

Ermenegildo Zegna TRAVELLER 210g/m~250g/m

BESPOKE(仮縫い付きハンドメイド)・・・¥248,000より

SARTORIA(パターンメイド)・・・・・・・・・¥147,000より

 

William HALSTEAD 3PLY wool  300g/m

BESPOKE(仮縫い付きハンドメイド)・・・¥203,000より

SARTORIA(パターンメイド)・・・・・・・・・¥96,000より

 

CANONICO High Twist wool 230g/m

BESPOKE(仮縫い付きハンドメイド)・・・¥161,000より

SARTORIA(パターンメイド)・・・・・・・・・¥67,500より

 

Wrinkle Free (リンクル・フリー)オーダーシャツ

パターンオーダー・1枚あたり、¥12,000から