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【新作品】立ち姿が粋なレディスのベスト(ウェストコート)!

2016年4月25日

私たちテーラーが使うイギリス英語のウェストコート(waistcoat)と、ベスト(vest)、ジレ(gilet)、チョッキ(日本語)・・・・その違いは何でしょう?

 

 

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基本的に、ジャケットの下に着て、シャツの上に着る袖なしの中間服のことを、

日本では「チョッキ」、英国では「ウェストコート」、アメリカでは「ベスト」、フランスでは「ジレ」と呼びます。

まず、ここが共通認識です。

 

 

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ところが、英国で「ベスト」といえば、袖なしの下着です。

また、フランスで「ベスト」は、袖の無い外套すなわちアウターウェアになります。

ここは気を付けたいところです。

 

 

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ちなみに日本語の「チョッキ」は、安土桃山時代にジャケットを表すフランス語の「jaque」やポルトガル語の「jaqueta」という言葉が入り、次第に訛ったのではないか、という説がありますが定かではありません。

ということは、本来はアウターで、フランスのベストと同じ意味だったのか・・・・何だか訳がわかわらくなりますね。

とりあえず、タイトルの如く一般的な表記の「ベスト」で統一しましょう。

 

 

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店でもレディススーツをオーダーされる方も多くなってきました。

 

そして、レディススーツをオーダーされる女性の3割程の方が、同時にべストをオーダーされます。すなわち、スリーピーススーツをお仕立てされるのです。

 

 

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よく考えてみれば、女性のベスト姿は珍しくもありません。

銀行や郵便局、公共的な施設の窓口の女性は制服としてベストを着用されています。ベストを制服として着ている女性の方に話を聞くと、着用感が整っていることと、手が自由に動き仕事に便利なので大変重宝しているようです。

 

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普段制服を着用することのない、スーツが仕事着の女性の方でも、ベスト姿は背筋が伸びるし仕事もし易いということです。スリーピース姿は男性とともに会議をしたり、商談をしたりする際も相手に端正な印象を与えるので、仕事がし易くなるということでした。

 

 

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三洲堂テーラーでレディススーツを仕立てる場合、基本的にBESPOKE(仮縫い付き・ハンドメイド)でのオーダーになります。確かにお値段は市販品と比べ高くお感じになるでしょう。しかし代えがたい価値があります。

 

男性と同じく、レディスもベストの追加は+30,000円(税別)いたします。

ベストのフロントは共生地で仕立てられていますが、背裏はジャケットと同じ裏地が貼られます。

 

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もちろんレディスベスト単品のオーダーも可能です。

その場合、お仕立て上り代金は約4万円からになります。

 

BESPOKEで本格レディススーツをお考えのお客様・・・・ぜひ一度ベストもご検討されては如何でしょうか?