クラシックテイストをモダンなイタリアタッチでお仕立てする
三洲堂テーラー のパターンメイドライン「SARTORIA(サルトリア)」。
定評あるこのパターンメイドの新作が仕上がって参りました。
そのいくつかをご紹介させていただきます。
まず、アルフレッド・ダンヒル Wool Super120`s 270g/m で仕立てた
ブラックスーツをご紹介いたします。
非常にオーソドックスな「シングル1個ボタン・ピークトラペル」のデザイン。
ノーベントで、冠婚葬祭からフォーマルに近いお仕事まで、幅広く使えます。
スリムながら肩幅が広いお客様のご体格を無理なく包み込み、さらなる魅力を引き出してくれるブラックスーツになると思います。
ダンヒルも生地の供給はこの秋冬シーンで最終となりました。
最後に素敵なブラックスーツが仕上がって良かった・・・・。
こちらのハリスツイードのネイヴィーは、480g/mというハリス的にはライト級、一般的には肉厚の存在感あるジャケットが仕上がりました。
ツイードのジャケットらしくステッチをミシンで効かせました。肩線や背中央は片倒しという仕上げにしてあり、微妙なカジュアル感を演出しています。
フラップ付のアウトポケットがさらにスポーティーな印象を出しています。
伝統あるハリスツイードは生地自体の厚さと強靭さがあります。この特性をそのまま、柔らかくしなやかな一枚芯で仕上げると、着心地の良い少し艶のあるジャケットになります。
ライニングは伝統的に表生地と反対の明るいホワイトやシルバーを入れています。
今回も表生地のネイヴィーと対照的なライニングを配置しました。
お客様は普段から管理職でさまざまな気苦労があるとのことで、
それをリフレッシュするためにお洋服のオーダーをしている、との事でした。
ストレス解消の一助になれば・・・・ありがたいことですね。
最後に美しいライトネイヴィーのLANVIN生地のスーツです。
260g/mのライトウェイトながらフランネル織で温かい一着になりました。
フラノといえども、Super110`sの細番手ウールです。高級感と光沢がありますね。
お客様は常にウェイトトレーニングを心掛けてらっしゃる方です。
胸幅は結構大きいのですが、ウェストは締まってらっしゃいます。
ウェストから胸にかけてのドレープが美しく出ています。
ライニングも綺麗なブルーをお選びになりました。
あまり固くなりすぎない、印象の柔らかなスーツになりました。
パターンメイドSARTORIAは、今春夏シーズンのオーダーの出足も好調です。
みなさまも、ぜひ今シーズン「SARTORIA」で一着いかがでしょうか?
パターンメイド・SARTORIA (サルトリア)
スーツS上下・お仕立て上り・・・・¥58,000(税別)より