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2016年 今年もよろしくお願い申し上げます!

2016年1月1日

明けましておめでとうございます。
本年のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
今年もよろしくお願い申し上げます。

 

映画「スターウオーズ フォースの覚醒」 が公開されました。
思えば1977年、私が13歳の時に第1作目が公開されてから38年が経ちました。公開したその年の夏休みにアメリカ ロスアンゼルス近郊の街でホームステイをしていた私は、その時の盛り上がりを覚えています。現地の同世代の男子がみなライトセーバーを振り回す真似をしていました。ちなみにエルヴィス・プレスリーが亡くなったニュースも大々的に報道されていました。

 

 

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ちょうど青春期にスターウオーズの最初の3部作も公開され、全て劇場で観ました。サウンドトラックも買って、よく宿題しながら聴いていました。
次の3部作の一作目の時には子供がいて5歳だったので、子連れで観に行きました。劇場が満席で通路にダンボールを敷いて観たものです。しかし、その後の2作品はDVDを家で鑑賞しました。

 

 

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今回は久々に初回上映に行きましたが、例のスターティング画面が現れると感慨ひとしおでしす。作品も一作目から見ているファンの私にはとても面白く、特にCGの技術が上がっているのか、ゲームっぽく無くリアルな質量が感じられ、実写風に出来ている事にとても感動しました。

 

 

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スターウオーズの登場人物のコスチュームは、概ね善悪の役割により白か黒かで分かれています。ジェダイ、共和国、レジスタンスなどの勢力は大体白かグレー系の服装です。ローブのようなドレープが付いた打ち合わせの服を着ています。

 

この系の服装はローマ帝国の貴族が着ていた服装「トーガ」や、日本の着物をイメージしていそうです。
下の写真はレディスウェアですが、お客様からのオーダーでフロントにドレープを付けたスーツを仕立てました。この手のジャケットの肩から落ちるドレープが好きです。襟も微妙なカーブを描き個性的なデザインになりました。

 

 

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帝国、ダークサイド系の連中は基本的に黒い服装です。ダースベイダーなどの暗黒メンズはおしなべてマントを着ていたりします。

 

身体をすっぽりと覆う漆黒のコスチュームは底知れぬ力を感じさせます。おまけに巨大なフードも付いていて顔が判別しにくい様にしてあります。

 

 

 

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昨年仕立てた旧制七高生のマントは、漆黒の英国ドスキン生地を使いました。重量感あるドスキンは肩から裾にかけて美しいドレープが出ます。ライニングはお約束のワインレッド色を使いました。帝国軍なら裏も黒でしょうが、こちらはアルセーヌ・ルパンをイメージしています。

 

 

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無理やり当店の作品に結びつける作業はひとまず置いといて、「スターウオーズ フォースの覚醒」ではちょっとした脇役に名優が揃いました。
名優マックス・フォン・シドーが物語の導入部で登場して驚きましたし、アカデミー助演女優賞を獲ったルピタ・ニョンゴも意外な役で登場しています。

 

 

 

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これから続いで行くスターウオーズの物語に期待していきたいですが、第9作目は2019年公開予定とのことで、私も55歳になり子供も25歳です。
観る人の一生分の長さの物語は、登場人物も3世代に渡り、出演する俳優、スタッフ、観客も広く複数の世代にわたります。

 

 

 

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そう考えると当店も1930年から服作りを続けています。
当たり前ですが創業時に関わった人は全て亡くなっていますが、屋号と仕事の中身は基本的に変わっていません。
そして今、20代30代の若者が5人も、この旧くて新しいBESPOKE TAILOR の世界に飛び込んできました。彼らに何事かを伝え昇華させていく。これが私やベテランに課されたミッションなのでしょう。
そんな事をこのお正月に考えてみました。
新たな一年、皆様何卒よろしくご愛顧のほどお願いいたします!