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【杢糸】・・TWISTER(ツイスター)で愉しむ冬のスーツ!

2016年1月10日

「杢」 と書いて、「もく」と読みます。
意味は、「木+工」で、大工の意をあらわす日本製の漢字。

 

ファッション業界では、「杢糸」という種類の糸が使われます。杢糸は2種類以上の異なる色の糸を撚り合わせて一本の糸にしたものです。

 

杢糸を織りあげると、複雑な表情の生地が生まれます。メランジ調のものや霜降りサージなど、ニットにも使われますし、一般的なスーツやジャケット地にもなります。

 

 

 twister

 

 

今日ご紹介するのは、ロロ・ピアーナのシーズンおススメのスーツ生地コレクション「プロポステ・アビティ(PROPOSTE ABITI)」から、TWISTERという「杢糸」を使ったスーツです。

 

 

twis

 

 

「TWISTER」自体は以前から商品名として展開されてきました。特にロロ・ピアーナはシワに強い、夏物の強撚糸(ハイツイスト)を使った、ザックリとして立体的な織りの生地を得意としています。

 

 

twister (6)

 

 

今回は、秋冬向け310g/mのTWISTERということで、2色構成の杢糸をさらに撚り合わせた糸を織り上げ、とても複雑な表情を生み出しました。

 

 

twister (3)

 

 

見た目の複雑な表情に加え、シワに強いので仕立て映えします。

アイロンの効きも良く、立体的で包まれるような着心地の素敵な一着になりました。

 

 

twister (5)

 

 

ライニングは正統派の同系色。

ボタンもオーダー業界のスタンダード釦、「練りボタン」になります。

 

 

 twister (1)

 

 

twister (2)

 

 

年末に納品させていただいたお客様は、賀詞交歓会のためお仕立てされました。

新年の晴れの席にピッタリの美しい一着になりました。