数あるエレガントなパーティーウエアを集めたイタリアのバンチブックの中で、最もユニークかつ高品質の生地コレクションが、COLLEZIONI BIELLESI です。
今回オーダーされたお客様は、ご身長が高く肩幅は広いのですがウェストが細くしか手足が長いので、既製品ではなかなかご満足のいくスーツが見つかりませんでした。そんな中ご友人のご結婚式に着用されるスーツを探していて、当店にご来店をいただきました。
いろいろとお話をさせていただいて(BESPOKE)、スリーピーススーツとカリビアンコットンのシャツ、オーダーベルトをご注文いただきました。
ウールにシルク25%がミックスされた上質の250g/mのオールシーズン生地、色はブラックですがウィンドウペンの織り柄が入り、シルキーなタッチの表情がさらに光沢と高級感を増しています。
せっかくの上質素材ですから、生地をふんだんに使いたいものです。スリーピースなら表情もとてもクラシックであり、贅沢な感じになりますね。
お客様は「撫で肩」です。英国生まれのBESPOKE SUITSはもともと彼ら白人の体型を包む服として進化して参りました。彼ら白人は「撫で肩」が多く、自然とジャケットも撫で肩にフィットするように作られています。
このスーツの特徴はなんといっても、ライニングに凝ったことです。以前にもご紹介させていただいた、英国の大手生地マーチャント、ハリソンズ・オブ・エディンバラ傘下のLBD(LEAR BROWNE & DUNSFORD)社のライニングを使いました。
スリーピースならウェストコートの背中部分まで、ジャケットの共生地のライニングが入ります。
LBDのコレクションブックかお選びいただいたのは、ピンクのペイズリー柄です。ピンクとはいえ渋めの感覚が高級感をだしています。
ご納品の際にお写真をお願いしました。
スリーピースでご着用いただくと、よりクラシックな雰囲気になりますね!
今週末は東京でご結婚式に出席されるとの事です。
ピリリと決まった自分に合うスーツがさらに魅力をアップできれば幸いです!