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【裏地】紳士の秘かな愉しみ・・・ライニングに凝る

2015年11月10日

江戸の昔から日本人は裏地に凝る習慣があります。

 

江戸時代も中期になってきますと、贅沢を禁止する法令が出され、身分によって着るものが厳しく制限されました。当時、武士以上の経済力を持つようになっていた富裕な町人たちが、「お上」に対抗してやったのは、羽織の裏地に凝ることです。

 

表地は地味を装いながら、隠れた裏地に凝る。裏だからこそ表現できる自由なおしゃれは、江戸っ子好みの「粋」であり、ちらりと垣間見えるそれを見逃さず気づくことのできる人が「通」。逆に、それをひけらかすのは「野暮」と笑われたのだとか。

 

隠れたところに気を配る、日本人特有の美的感覚と言えます。

 

 

 poster

 

 

そんな事を考えつつ、何かいいライニングはないか探していましたら、

スコットランドを代表する生地マーチャント、Harrisons of Edinburgh (ハリソンズ オブ エジンバラ)のバンチブックに、ユニークなコレクションを発見しました!

 

 

 LBD (3)

 

 

LBD ・・・・ LEAR BROWNE & DUNSFORD

 

http://www.harrisonsofedinburgh.com/collections/lear-browne-dunsford/plain-fancy-linings

 

 

 li

 

 

このLBDには、ハリソンズ社の粋を込めたライニング(裏地)のコレクションが満載です。

 

無地コレクションも多数ありますが、その色合いのヴィヴィッドなことは、国産ライニングがとても地味に見えてしまいます。

 

 

 LBD (1)

 

 

大英帝国らしい、派手目のストライプやペイズリーの数々。ベースの色合いや玉虫色の光沢など、とても美しくついつい見とれてしまいます。

 

 

LBD (2)

 

 

こちらは、Special Fancy Lininngs シリーズ。

欧米らしいセンスの面白いライニングです。

派手というか、Brake on through (to the other side)といいますか。

 

 

LBD (4)

 

 

ドットも多数そろっています。綺麗ですね~

 

LBDライニングは英国への注文になりますので、裏地の別料金が必要になります。

LBD Collections ¥10,000 です。

また、Special Fancy Lininngs は、¥40,000(!)の追加料金です。

 

 

 ura

 

 

表は渋いいダークスーツ、裏は「粋」に派手にしてみる・・・

 

オーダーメイドならではの、秘かな愉しみですね!