フランネルの季節になりました!
現在の気温16度。風も冷たく感じられます。いよいよ寒くなって来たかと思えば、早速フランネルのスーツを掴んでしまします。
しかも、あの桜島の降灰が全くなく、数日前に大雨が降ったおかげで、大気が美しくかぐわしいほどの快適さを感じます。桜島の灰であれ、PM2.5であれ、服にも身体にも良くないものは、無い方がいいですね。
英国物のスパイ映画「tinker tailor soldier spy」は、邦題に「裏切りのサーカス」という、ナゾの名前が付いていますが、本格的な英国男性のファッション感覚が解る映画です。
季節設定がほぼ晩秋と思われる頃合いの、英国諜報部(通称サーカス)の管理職の男性たちが着ているスーツの素材は、ほぼ全員フランネルまたはサキソニーといった冬生地です。それにほぼ全員トレンチコート。
まず、主人公スマイリー(ゲイリー・オールドマン)も、
友人のやり手スパイを演じる、コリン・ファースも着ています
あの人気者ベネディクト・カンバーバッチも、うす茶のフラノです。
失意の管理職のジョン・ハートも(ちなみに、この人は私の中では、妙に「エイリアン」最初の犠牲者のイメージが強い人です・・・・)。この人はツイードのヘリンボーン三つ揃いでした・・・。
今回パターンメイドSARTORIAでご注文をいただいたスーツは、
メイドインイタリアですが、カノニコのフランネルスーツです。
味のあるチョークストライプが、明るめの柔らかなネイヴィー生地に乗っかっていて、いい雰囲気を出していますね。340g/mですから、これからしばらく冷たい季節にはもってこいです。
フランネルはご自身の着心地も暖かなのですが、周囲の方の印象も暖かくさせます。しかも、「お洒落だな」と思わせる効果も大きい。
ボタンは本水牛、カフスのボタンは4個の重ね付け、
一番下のボタンホールの糸色をエンジにしています。
ライニングもこだわりを持って選ばれました。
グリーン基調のブラック・ウオッチは、英国の伝統柄です。
これから、イタリア製の上質フランネルスーツを英国紳士のごとく、日常的に着こなしていかれることと思います。眺めているだけでも楽しくなるフランネル・スーツですね。
CANONICO FLANNEL SUITS
340g/m Super100`swool
SARTORIAパターンメイド・・・¥75,500~