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【秋の新作】サマーツイードを秋のジャケットに仕立てました

2015年8月1日

今シーズン当初から人気の高かった、サマーツイード。

 

数年前にはなかった単語です。ただし、生地としてはもともと存在しており、英国やイタリアの春夏服として、ウール+シルク+リネンの三者混紡で織りあげられていました。

 

このドラッパーズの「Oltre L`arcobalenco」=「英訳Over the rainbow」バンチブックにも、三者混紡の素敵な「サマーツイード」が多数コレクションされています。

 

 

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今回オーダーをいただいたサマーツイードは、

「Jan Patou」というフランスのブランド生地です。

 

ただし、メゾンブランドであるジャン・パトウ社のライセンスの生地で、生地タグにはMade in Englandと記入されていました。

 

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典型的な、ウール+シルク+リネンの三者混紡で、複雑で面白い色と柄行きに加え、触った感覚もざらざらとした立体感が指先に伝わります。

 

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渋いグリーン地の上に、間隔の空いたブルーのストライプが入ります。

 

そのストライプに、明るい黄緑柄の色付けがされていて、ライセンスとはいえ、フランスのメゾンブランドらしい印象派的な雰囲気をもっています。生地を平面で見て、お客様とお打ち合わせ(BESPOKE)している際には、派手な印象でしたが、ジャケットとして完成すると、シックなお洒落感が強く感じられます。

 

 

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上質な生地は、仕立てるごとに印象が変わっていくものです。

 

私たち、BESPOKE TAILORは、そこをお客様にお伝えして、最適なお洋服をおすすめしなくてはなりません。従ってバンチブックだけではなく、現物の生地も必要になってきます。

 

 

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「サマーツイード」ではありますが、お客様が秋から初冬にかけてのご旅行やご会合に着用したい、とのことで、総裏仕様にいたしました。ボタンは本水牛の皮付黒で、シックに抑えました。

 

 

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8月に入り、炎天下の気候が続く毎日です。

 

しかし、三洲堂テーラーでは、はやくもこのような秋冬ツイードや、合服、コートといったこれからの季節のお洋服のオーダーが入りつつあります。

 

・・・秋は密やかな気配とともに、少しづつやって来ているようですね