三洲堂テーラーの福留です。
秋から冬に備え、生地バンチブックが揃って参りました。
いよいよ皆さまに英国とイタリアの最新コレクションをご案内いただけます!
さて、ナポリの生地マーチャント、カチョポリ(Caccioppoli)から、タイトル通りの「怒涛の」新コレクション生地バンチブックが届きました!
何故「怒涛」か・・・・。
よくこれだけの新鮮で変化のある、しかも奥行きの深い生地を揃えたな、と感心するくらいのコレクションだからです。
各ミルやマーチャントの顔ともいえる、生地バンチブック。カチョッポリの今シーズンは、グリーンを基調に、バンチブックにステッチが打ってあるようにデザインされています。内側も薄いグリーンの装丁で、使う楽しみが感じられるブックです。
新しくなった、冬用コットンバンチ「Cottons」。
前半のネル風コットンは、これは本当に綿?というほどの出来栄えです。触らなければ、いや、触っても、ウールのフランネルに間違えてしまいそうです。
写真はダブルフェイス。ストレッチも効いた裏表それぞれに味のあるコットン生地です。
「Suits」に掲載されている生地も、これホントにスーツ用なの?という程の、多彩な織り柄がコレクションされています。
ジャケット中心のバンチブックは、イタリアらしい、肌に優しい?ツイード。
見た目の荒々しさとは真逆のタッチの良さと軽さが、イタリアツイードの魅力です。
ウーステッド&フランネル ブックは、無地のコレクションです。
ただ単にプレーンな生地の寄せ集めではなく、南イタリアの「カチョポリ」らしい多彩な色のバリエーションを楽しめます。
ベルベットとコーデュロイは、冬の代名詞と言える、ベルベットやコールテンの生地見本帳です。国産では揃えられない色と織り。パンツやジャケットにいかがでしょうか?
以上、主要バンチブックをご紹介しましたが、カチョポリにはまだまだ沢山の継続コレクションが残っています。この秋から冬も、「南イタリア」ならではの、雰囲気と、織りの感覚、色合いとバリエーションが楽しめます。
皆さまのご来店を心よりお待ちしております!