前回のブログでは、日本の過酷な夏を乗り切るために、「生地」を涼しいものにして暑さをしのごう、という話題をUPさせていただきました。
本日は、生地はもちろん、スーツの寿命を延ばすために、ズボンを2本作る、2パンツスーツをご紹介いたします。
スーツの生地は、イタリア最大手のミル(織物工場)、カノニコ(CANONICO)社の、Super110`s 230g/mのサマーウールです。
春~夏~秋まで使えるスリーシーズン向けのさらりとした手触りと自然な光沢感ある生地です。
デザインはこれもシンプルなシングル2個ボタン・センターベント。
パンツは裾を折り返し付きにして、細身に絞ってあります。
そして、パンツを2本お仕立てになりました。
スーツを普段着用して仕事をしている男性の皆さまは、お気づきだと思いますが、人間の「脚」は、よく汗をかきます。真夏は特に発刊し易く、したがってズボン下などで予防せねば、ズボンから生地が傷んでくるものです。かつスーツの上着は、厚いので着用しませんから、これは意外に傷みません・・・。
なので、スーツの寿命が上下で全く違うものになってしまいます。
そのためにも、ズボン下をはくのは常識として、
どうせオーダーをするのなら2パンツスーツにされた方が、セットとしてのスーツの寿命ははるかに延びることになります。
・・・・ということで、SARTORIAパターンメイドにて、スーツを2パンツでオーダーされると、幾らお値段がかわるのでしょうか?
このCANONICOのサマーウールで、スーツをオーダーされますと、
スーツS上下・・・・¥70,400
スーツS上下下(2パンツです)・・・・¥92,000
差額は¥21,600になります。通常ズボン単品でオーダーすると、¥28,000ですから、
最初にオーダーしておいた方が、¥6,400お買い得な訳です。
盛夏用のビジネススーツをお考えの皆さま、
できましたら2パンツでお仕立てしてはいかがでしょうか?
ぜひご検討下さいませ!