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【ダブル】 ダブルブレストのスーツをロングターンで!

2015年1月12日

ダブルブレスト(通称「ダブル」)のスーツのブームは、25年前頃のバブル期に全盛期を迎えました。

今では考えられないような色合いの生地に人気が集まりました。パープル(難しい色!)、グリーン(間違えたらどっかの制服)、イエロー(・・・)などの色。オーバーサイズな6個ボタン×1個掛けの「ロングターン」ジャケットスタイル。パンツも2,3本の深いタックが入ってる・・・。

 

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あまりにも急激なモードは、廃れるのも早く、バブル崩壊後5年ほど経つと、着る人も少なくなりました。替わって3つ釦サイドベンツのイタリア風クラシックなデザインが勃興してきました。

当然ダブルも、6×2個掛けのクラシックスタイルが主流となり、今に至っている訳です。

 

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今回ご注文いただいたスーツは、その頃にダブルを着慣れたかたが、最近のクラシックダブルに「堅苦しく」感じて、往年のロングターン、6個ボタン×1個掛けで、仕立てたものです。

 

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ただし、バブル期の様な肩幅で着るスーツはやはりおかしさがあります。そこで、サイズ感は現在のクラシックなシルエットを尊重し、ただし、フロントはゆとりをもたせたこのスタイルにしたのです。

 

 

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素材は、ミリオンテックス・BESPOKE。ダイドー毛織のウール300g/m。表面に細やかな柄が浮き彫りになっている、ユニークな生地です。

 

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ライニングも、ペイズリーの淡いグリーン。冬から春にかけて、ご愛用いただけることと思います。

 

 

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三洲堂テーラーは、お客様の様々なニーズにお応えすべく、1930年代から現代にいたるまでの、クラシックスーツのアーカイブを持っています。

ご興味のある方は、ぜひ一度ご来店ください! お待ちしております。