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【今日のアトリエ】まさに師走。世代を受け継がれる仕立ての技

2014年12月6日

  最近、三洲堂テーラーにご来店されるお客様が驚かれていること、

それは、若い技術者とベテランのスタッフとの協業です。

 

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テーラードスーツ仕立てには、前編と後編があります。

 

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最初にカッター(裁断士)が引く全ての線は、面である生地が、立体的なモデルになった時の、理想の美しいラインであり、かつスーツの構成と動きを体系づけていく論理的なラインです。

 

ソウヤー(裁縫士)は渡された「面」を、立体に仕立てていきます。

英国を起源とする永いスーツ仕立ての歴史の中で積み重ねられた、生地の特性や伸びを考慮しつつ洋服を仕立てていく、その工程は論理的でありかつ複雑でもあります。

 

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今、私たちのアトリエでは、前編と後編の工程において、熟練のベテラン職人が若い職人に、その持てる技術を伝えようとしています。

 

 

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技術を伝達していく過程では、昔からのノウハウを伝えるだけではなく、若い世代から新しい考えやテクニックがもたらされることもあり、自然と熱を帯びてきます。

 

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日本に数少なくなってきた、ピュアなビスポーク・テーラーの当店は、世代が混ざりあい、「より良い服」を目指していきたいと、私もひしひしと感じております。

 

師走を迎え、いよいよ忙しくなってきました。

アトリエで立ち働く技術者たちに、皆様方の応援を心よりお待ちしております!