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【ダークスーツ】ロロ・ピアーナのプライド「 Winter Tasmanian」

2014年12月24日

イタリア屈指の高級生地メーカー、Loro Piana(ロロ・ピアーナ)。

 

このHPでも度々取り上げることの多い、人気の生地ブランドです。

 

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1996年、私が家業を継ぐことになり、最初に深くかかわった生地が、ロロ・ピアーナのWinter Tasmanian(ウィンター・タスマニアン)でした。

 

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当時帰郷したばかりでまともなダークスーツを持っていなかった私は、店頭に飾られていたウィンタータスマニアンのピンストライプ生地を一目で気に入り、スリー・ピースを仕立てました。このスーツはとてもお気に入りで、文字通り生地が擦り切れるほど着込みました。

当時はSuper120、320g/mの目付きでした。光沢感もありドレープの出具合が半端ではなく、冬を乗り切るのにぴったりでした。

当然、お客様にも自信をもっておススメしていました。

 

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そのウィンタータスマニアンも、今やSuper150‘sの極細番手となりました。目付き340g/となっていて、相変わらず、当店でも最も信頼のできるダークスーツ生地です。

 

 

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この生地の良さは、Super150`sの極細でも、柔らかすぎずしなやかな強さを持っていることです。また、シワの回復性も良いので、定番の濃紺無地などは、毎年オーダーをされる方もいらっしゃいます。

私も、裁断士も、裁縫士も、この生地でスーツを仕立てると、Loro Piana社のモノ作りへの「プライド」を感じざるをえません。

 

今回仕立て上がったダークネイヴィー無地の三つ揃いは、正に「クラシック」なダークスーツの頂点にあるかのような存在感があります。

 

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この服を仕立てた最高齢の裁縫士、市来正光によりますと、仕立てるほどに生地が手に馴染み、立体感もドレープも申し分なく表現できる生地だといいます。

 

 

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皆様も、ご来店の折には一度ぜひ手にとって生地をご覧いただきたいと思います。

 

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年の瀬に、とてもいい服が仕立て上がり、納品させていただくのが惜しくなってしまいました(笑)!

 

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Loro Piana WinterTasmanian Super150`s wool

スーツS上下お仕立て上がり・・・・

 

BESPOKE(仮縫い付きハンドメイド)・・・¥374,000。

SARTORIA(パターンメイド。ただし、この生地の場合「仮縫」をおすすめします)

・・・¥214,000。