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【新商品】LANVINのスタンドカラー・ジャケットに貴重な薩摩ボタン

2014年11月30日

  「薩摩ボタン」とは、幕末から明治初期にかけて、薩摩藩が外貨獲得のために、苗代川(美山)で、薩摩焼の窯元に指示して作らせた観賞用の釦のことです。

 

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幕末のパリ万博に、薩摩藩は「日本国薩摩代表」として、江戸幕府と並び、当時の様々な特産品を出展しました。中でも人気を集めた薩摩焼は「サツマ」の名前で、フランスの有力者の間に人気を博しました。

 

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薩摩ボタンも、精巧な芸術品として人気がでました。明治初期まで造られ、そのほとんどが輸出された「薩摩ボタン」。その当時から現存するものは、好事家の間では高値で取引される貴重品です。

 

現代では、一部の作家さんや、有田辺りで作られているレプリカが出回っています。

 

 

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今回お客様がお持ちになったのは、幕末の本物の薩摩ボタンでした

 

一つ一つのボタンに、般若や翁などのいかにも和の世界を象徴する顔の絵が描かれています。

 

この貴重なボタンをスタンドカラーのジャケットにお付けになられたいとのことでしたので、当店としても大切に取り扱わせていただきました。

 

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タンドカラーのジャケットは、LANVIN生地を使ってお仕立ていたしました。

ウールに20%のシルク混の美しい織り柄ネイヴィー。ライニングもLANVINです。

 

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薩摩ボタンは、お客様のご要望の順序で、配列してお取り付けいたしました。

カフスにも、一個づつお付けさせていただきました。

 

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とても雰囲気あるジャケットに仕立て上がりました。

 

これから折々の機会に、このような思い出に残るお洋服が活躍されることでしょう。

このような機会を与えて下さった、お客様にも感謝です!