先週末は、パターンの勉強で、恵比寿のESMOD JAPONにいました。
東京もかなり陽光がまぶしくなり、路傍の残雪も少なくなりました。
当店の基本パターンはいわば英国クラシックなのですが、そこに様々なエッセンスを入れてブラッシュアップしています。
しかし、現代のライフスタイルにマッチした、「クラシックかつ艶のある」服を目指すために、半年間にわたってジャケットのパターンメイキングの講習を受けて参りました。
先日の最終回では、終了証が渡されました。写真は指導の柴山先生と私です。(ちょっと頭の形がおかしくなっています・・・)
柴山先生はイタリアのセコリ式のパターンメイキングも熟知している、
今、日本で最もすぐれた指導者です。
今回も深く学ばせていただきました。
服づくりコースも同時併設していました。
講師の西山先生のご指導のもと、生徒による手作りのジャケットが披露されました。
パターンとハンドの技術がマッチして、とても素敵な服が仕上がっていました。
新しいパターンで仕立てたジャケットは、仮縫いと型紙補正が終わり、
これから仕立てに入ります。
出来上がりましたら、またこの場で披露させていただきます。
翌日は表参道あたりを散策しました。
風は冷たかったのですが、街のディスプレイには早春の気配が漂っていました。
子供からもらった誕生日プレゼントのGiraffのツインタイを付けて、歩いていました。
ここではPoter&HardingのThorn Proofのツイードスーツに合わせましたが、
ネクタイ自体は春夏ものです。
麻やコットンのジャケットやスーツに、このネクタイ締めて過ごしてみたいです。
手前みそですが、センスいいプレゼントでした(笑)。
森美術館の「アンディ・ウォーホル展」。
シルクスクリーンのポップアートはもちろん、ブレークする前の
商業デザイナー時代の作品は、見る人の心を魅了する温かみと描写が驚きです。
ああ、しかしオーバーコートの季節もおしまいですね・・・。
来週からはスプリングコートに切り替える予定です。