英国の最高級生地マーチャント「FINTEX」のSuper100ウールのグレー無地が入荷してきました・・。
270g/mだし、ミドルグレーの美しい織上がりに、どのようなお客様にご提案しようか・・・はたまた売れ残ったら自分のスリーピースにしてしまおうか、と考えていたら、いつの間にやら 棚から生地が見当たらなくなり・・
・・・と思っていたら、レディスデザインチームがこのFINTEXをワンピースコートに仕立てていました。
フロントがダブルブレストと同様に深く重なり、ワンピースとして着用できますが、秋冬にはコートとして楽しむこともできます。
もともとこの映画【俺たちに明日はない】でフェイ・ダナウェイがカッコよく着こなしていたように、コートをピッタリ目にワンピースの様に着ることって、男性から見ると、「かっこいいな~!」と、思ってしまうのですね。
身頃と袖が一体化しているドルマンスリーブで、ハギ線をなくして、スムースな立体感を持たせています。
ウェストはシンプルに打ち合わせでスナップ止め。持ち出しの帯でウェスト付近をブラウンジングすれば、フェミニンながらカッコ良しの50`sなワンピースになります。
こんなシンプルなワンピースコートが「上品な一着」になっているのは、やはり使っている生地のクオリティの良さが違うからです。
英国生地ならではの微妙な立体感は、生地が仕立てられるとその良さがはっきりと判ります。
この服を土台にして、大島紬のワンピースコートもお仕立てしました。これは展示して数日後には売約済みとなったほどの人気商品でした。
秋のご旅行や、ご会合を控えた淑女の皆さま、シックで上品なコートやワンピースなら三洲堂テーラーでお仕立てしてみてはいかがでしょうか? 生地選びや仮縫いから「旅」は始まっているのです・・・。
レディス ワンピースコート
仮縫い付き・ハンドメイド・・・・¥138,000から