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【新商品】シックな英国サヴィル・クリフォードのスリーピース!

2017年5月21日

英国の老舗生ミル(生地メーカー)、サヴィル・クリフォード(Savile Clifford)はウェストヨークシャーで設立された歴史ある企業です。80年代にが英国の繊維産業は壊滅の瀬戸際までいきましたが、サヴィルも同様で業績は低迷しました。

 

 

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しかし現在はスキャバル傘下のミルとして、全世界に英国らしい打ち込みの良い、クラシックテイストの紳士服地を生産しています。

 

 

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サヴィル・クリフォード社が操業しているイングランド中部、ウェストヨークシャー州のハダスフィールド市は、昔ながらのミル(織物工場)の工場跡地を地区の歴史遺産にしたり、公園にしたりして保存しています。

街並みも昔ながらの英国の郊外らしい雰囲気が残っています。

 

 

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今シーズンのサヴィルの生地見本帳には、Super100ウール・240g/mというオールシーズン物と言える生地がメインになっています。

 

今回もとても英国らしい「織りと柄で光沢を出す」手法の生地が沢山見受けられました。

 

 

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そのコレクション生地を使って、光沢のある個性的なスリーピーススーツが完成いたしました。

 

 

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2個釦シングルブレスト、センターベントというシンプルなデザインですが、チェンジ・ポケットをおつけするとこで、英国らしさが強調されます。

 

 

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スリーピースにすれば、ほぼオールシーズンでお使いいただけます。

 

 

 

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ウェストコート(ベスト)にシャツ姿は、働く男性美を感じさせるスタイルです。

 

 

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生地自体に光沢がありスーツに仕立てあげると、バストからウェストにかけて美しいドレープが表現されます。

 

 

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ボタンは本水牛のブラックをお選びいただきました。

重ね付けにして本切羽にしています。

 

 

 

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ライニングはダークブラウンです。

ウェストコート(ベスト)の背中にもこのライニングが付きます。

 

 

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バストが大きくスーツがお似合いになるお客様に様々なポーズをお取りいただきました。ご協力ありがとうございます!

 

 

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Savile Clifford (England) Super100`s Wool 240g/m

 

スーツS三揃い・お仕立て上りプライス(税別)

 

BESPOKE(仮縫い付きハンドメイド)・・・¥215,000

 

SARTORIA(パターンメイド]・・・¥105,000

 

 

【新商品】OPフェア作品集&イタリア製春夏ダークブラウン・スーツ。

2017年5月19日

今日はここ日本の深南部(ディープ・サウス)鹿児島では気温25度をこえ、初夏の日差しが降り注いでいます。夏服が欲しくなる気節になりました。

 

 

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ご好評いただいている、

 

オーダーメイド・オプションフェア

 

5月28日・日曜日まで開催中です!

 

 

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おかげさまでスーツ、シャツともに沢山のご注文をいただきまして、誠にありがとうございます。

いよいよシャツの最初のロットが続々と仕上がってきました。

 

 

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夏素材のピュアリネンの白シャツは、紳士ならぜひとも持っておきたい定番品です。カジュアルなシーンでとても使えるリネンのシャツですが、仕事にもぜひお使いいただきたいものです。ニットタイなどとの相性もいいですね。

 

 

 

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ピンクのカリビアン・コットンはカリブ海周辺で採取された最高級の綿100番手の糸を使っています。光沢と深みのある色合いです。

 

 

 

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レディスシャツも人気です。

 

当店のスタッフ、福留理恵子も英国王室御用達シャツ生地メーカー「トーマスメイソン(Thomas Mason)」の深みあるブルーのコットンで自分のシャツを作りました。

 

 

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最近流行のバンドカラー(スタンドカラー)のシャツは比翼仕立て、ダブルカフスにしました。毎日着ていたくなるシャツです。

 

 

 

 

 

 

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さて、パターンオーダーメイド・SARTORIAのスーツも次々に仕上がっています。

ご紹介するのは、イタリアの大手ミル(織物工場)カノニコ(CANONICO)のSuper120ウール(230g/m)、ダークブラウンのスーツです。

 

 

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深いこげ茶色の生地は、春夏では珍しい色合いです。しかし、意外にもダークブラウンという色は春夏生地でもよくオーダーをいただきます。茶色のスーツには一定のファンが必ずいらっしゃいます。

 

 

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シンプルなシングルブレスト2個釦のデザインですが、実はこの服の内側にオーダーされたお客様にしか判らない魅力が隠されています。

 

 

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それは背中に隠されています。

今回はライニングが明るいベージュでした。背中の仕様を「背抜き」にしてサイドベンツで指定をいたしますと、表生地のダークブラウンを美しく縁取ってくれました。この仕立てを「額縁仕立て」と呼びます。

 

 

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着用するたびにこの涼しげな額縁仕立てがちらりとのぞく・・・いくばくかの楽しい気分になりますね。

 

 

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ボタンは本水牛の明るめの艶消しをお選びいただきました。ライニングはご覧のとおりです。

 

 

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茶色のスーツはコーディネートを考えるのが楽しみです。

シャツは白やブルーどちらでもいい感じです。ネクタイはせっかくなのでベージュやブラウン系、淡いグリーンも相性がいいです。

なんといっても茶色やバーガンティー系の靴を履けるのが楽しみですね。

 

 

 

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カノニコ(CANONICO) Super120`s Wool 230g/m

 

スーツS上下・お仕立て上りプライス(税別)

 

SARTORIA(パターンメイド)・・¥71,000~

 

BESPOKE(仮縫い付き・ハンドメイド)・・・¥178,000~

 

 

みなさまからの「ブラウンのお洋服」のオーダー、お待ちしております!

【新商品】ドラマ寸評 & カノニコのアンコンジャケット

2017年5月18日

最近人気のTVドラマ『CRISIS(クライシス) 公安機動捜査隊特捜班』。

 

人気俳優 小栗旬と西島秀俊がメインキャストで、脇を田中哲司や野間口徹が固める硬派の公安警察ドラマです。主役の二人のスーツスタイルに注目しました。

 

 

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小栗旬と西島秀俊の着ているスーツが面白いです。

 

特に小栗旬が着用する光沢あるソラーロ系ベージュのスーツは、シングル一個釦、ラペル細め、フロントカットは角、パンツは股上浅い1タックと、とても個性的です。

ジャケットのボタンはいつも外していて、グレー系の色シャツはこれも釦を2個ばかり外しています。役柄の影のある少し無頼な刑事役に似合っていますね。

 

 

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西島秀俊は完全に今の旬なクラシック・スーツスタイルです。引き締まったボディにピッタリのジャケットは撫で肩の西島氏をうまく包み込んでいますね。

いつもジャケットのフロントの釦を留めています。ホリゾンタルワイド系の白シャツに渋目のレジメンタルまたは無地のネクタイを必ず締めていて、暴走しがちな小栗旬を支える頼れるベテランの先輩役にピッタリです。

 

このような大型ドラマはこうした衣装考証もしっかりしています。面白いですね!

 

 

・・・ということで、本題に入ります(笑)

 

イタリアのレディメイドを中心に、ソフトな仕上がりのカーディガン感覚のジャケットが流行しています。ラルディーニ(LARDINI)、ボリオリ(BOGLIOLI)といったイタリアのメーカーは、芯地を柔らかくパッドもごく薄く、誰でも着やすいジャケットで有名になりました。

 

 

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当店では、そんな着心地とイタリアンテイストのデザインをお探しの方に向け、パターンメイド「SARTORIA」の製品ラインナップに、アリストクラツイア(ARISTOCRAZIA/以下アリスト)という、ソフトな着心地のアンコンジャケットを用意しております。

 

 

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そんなアリストの新作が仕上がりました。カノニコのウールメッシュのジャケット生地を使いました。写真でも判りますように、やや甘い雰囲気で織りあげた生地の表面には立体感があります。ただし「甘い」といっても、生地はしっかりと織り上げられていますからご安心ください。

 

 

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とても雰囲気よくソフトな着心地の一着になりました。

肩の部分をご覧いただきますと、袖が肩の内側に付けられています。「マニカ・カミーチャ」と称されるシャツなどの袖付けと同じ縫製です。肩パッドもないので、いざ着用すると柔らかさと軽さに驚きます。

 

 

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デザインもリラックスした雰囲気を出す為に、シングルブレスト2個釦、センターベント、腰はアウトポケットをお選びいただきました。

 

 

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ボタンは生地に合わせて本水牛の明るめの艶消しをチョイスされました。

 

 

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ジャケットの内側をご覧いただきますと、最小限のライニングを使った一枚仕立てとなっています。

 

 

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ブラウンのライニングが表生地とよく合っていて素敵です。

皆さまも極上の軽い着心地とイタリアテイストのデザインをぜひお気軽にご体験下さい!

 

 

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カノニコ(CANONICO)・イタリア pure wool 280g/m(メッシュ織り)

 

ジャケット・お仕立て上り(税抜き)

 

アリストクラツイア(パターンメイド)・・・¥50,100~

 

BESPOKE(仮縫い付きハンドメイド)・・・¥130,000~

 

 

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オーダーメイド・オプションフェア開催中!

 

パターンオーダーシャツ・・・3個までオプション無料!

 

パターンオーダースーツ&ジャケット・・オプション1個無料!

 

BESPOKE・・・高級オプションライニング無料!

 

ぜひこの機会をご利用下さい!!

【新商品】モヘア入り夏のスーツはいかがでしょう?

2017年5月15日

今日5月14日は、窓外に広がる中央公園で歌手のAIさんの無料ライブがありました。AIさんのソウルフルな歌声は公園を飛び越えて当店まで響き渡りました!

 

 

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さて・・・かつて私がこの業界に初めて参加した頃、真夏の高級スーツ生地といえば、英国製のウール&キッドモヘア、しかもモヘアが60%ブレンドされているものが一番重宝されていました。

モヘアはアンゴラ山羊から採取される、細くて長くハリのある原毛で紡がれています。

 

 

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モヘアがブレンドされたドーメル社のトニック(TONIK)生地は、1960年代後半から発売されましたが、販売当初はザ・フー(THE WHO)を始め英国の若者の間で流行っていたモッズスタイルのミュージシャン達が好んで着ていました。

 

 

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夏服で好まれたモヘアスーツ生地。しかしこのトレンドは今では変化して、今では艶感のあるサマーウールにクール効果を持たせた生地が多くなってきました。次第に減少していくウール&モヘアの夏生地ですが、根強いファンも存在します。

 

 

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今日ご紹介するスーツは、ウール+30%モヘアをブレンドした330g/mの生地でお仕立てをいたしました。330g/mという数値からは「冬服」のイメージしかありません。しかしこのモヘア生地はメッシュ織りの大変通気性のある織りです。

 

 

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2PLY、すなわち双糸をさらに2本撚りをかけて織り上げた、がっちりとしたドライタッチの生地はもともと通気性が高く、生地の厚みがある割には着心地が大変涼しいという特性があります。

 

 

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また、ボリュームが大変出やすく立体感のある仕立て上りも魅力です。

 

 

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ボタンは本水牛を選んでいただきました。

英国らしい雰囲気のサイドベンツで切ったバックスタイル。

 

 

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ライニングを対照的な明るいベージュにしました。

 

 

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額縁仕立てによって、背中が美しく切り取らました。

こんなディテールも愉しむ事ができました。

 

 

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ウール&モヘアスーツ

 

生地:ウィリアム・ハルステッド(William Halstead)

 

WOOL&MOHAIR(30%)320g/m

 

スーツS上下・お仕立て上りプライス(税別)

 

BESPOKE(仮縫い付き・ハンドメイド)・・・¥203,000

 

SARTORIA(パターンメイド)・・・¥94,000