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【新作品】ストレッチウールでタイトシルエットなスーツを!

2018年3月28日

いよいよ高級メンズスーツの世界にも、ストレッチ生地のスーツが浸透し始めたようです。

 

ただしストレッチ生地といっても、昔から量販店でも見かける様な、ウールにポリウレタンを大量に混紡させただけの安価な素材ではありません。

Super120クラスのウールにシルクやモヘアをブレンドさせ、微量なライクラを混紡したり、ナチュラルストレッチの織りにしたりという、高級感のあるストレッチ素材がトレンドとなっています。

 

 

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今日ご紹介するロロ・ピアーナ(Loro Piana)の「トラヴェルライン(TRAVEL LINE)」は、220~260g/m、ウール+5%シルク+2%ライクラの混紡が中心です。とてもエレガントな生地コレクションになります。TRAVEL LINEのコレクションにはリネン(麻)混生地もあり、多種多彩なバンチブックとして提供されています。

 

 

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一方、エルメネジルド・ゼニア(Ermenegildo Zegna)の「スティーレ・リベロ(STILE LIBERO)」は、210g/mという軽量ウールに1%のライクラを混紡させています。ビジネスユースを最優先に考えたコレクションで、「SUMMER SUITS」というバンチブックに盛夏用生地とともにコレクションされています。

 

 

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北イタリアのミルブランド、トラバルド・トーニャ(TRABALDO TOGNA)のエストラート(Estrato)はライクラやポリウレタンをミックスせずに、糸そのものに加工を施して20%以上のストレッチ性を持たせています。ピュアウールとモヘア混紡の2種類をコレクションしています。

 

 

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同じくミルブランドのトレーニョ(TOLLEGNO)も「3D WOOL」という商品を開発、こちらはポリウレタンを1%だけ混紡しています。

 

 

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これらのストレッチ生地で仕立てたスーツの一番大きな特長は、身体にジャストフィットまたはタイトにフィットさせてお仕立てした場合でも、長時間の着用にストレスを感じさせないという点です。

 

 

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今回仕上がったロロ・ピアーナのTRAVEL LINE生地のスーツは、お客様のご要望により今までのスーツより、さらにジャストフィットにタイトにお仕立てしました。

 

 

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以前、一度このTRAVEL LINEでスーツを作られたお客様は、お身体が完全にお洋服に御馴染んでいます。モデルにしたイタリアブランドのスーツは、ポリウレタン80%の生地を使っていました。

 

 

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伸び縮みは素晴らしいのですが、見た目と着用感はロロ・ピアーナに敵いません。

最終的にはTRAVEL LINEで3着のスーツをお仕立てしました。

 

 

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生地に張りがあり、立体的で着心地の良いスーツが仕上がります。

パンツはワタリ幅30cm、ヒザ巾20cm、裾幅が17cmですから、かなりタイトフィットですが、ラインが細く美しくなります。

 

 

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ボタンは本水牛、ライニングはロロピアーナのオフィシャルなロゴ入りキュプラをお選びいただきました。

 

 

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最近の旬なストレッチ生地でのタイトフィットスーツ。

皆様もお試しされては如何でしょうか?

 

 

参考までに・・・

ストレッチ生地を使ったスーツS上下・お仕立て上りプライス

パターンオーダーメイド・・・¥68,200~(TOLLEGNO)

フルオーダー(仮縫い付きハンドメイド)・・¥178,000(TOLLEGNO)

【新作】英国きっての老舗ミル、ジョン・フォスターのスーツ

2018年3月23日

いよいよ明日から、オーダーシャツ&スーツ、

 

 

VIP INVITATION FAIR が開催します!

 

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くわしくはコチラ

 

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インポート、ロイヤルカリビアンコットン、ピュアリネン・・・

 

¥15000以上のオーダーシャツが、一枚当たり▲3000円OFF!

 

今シーズンの新作生地も多数入荷中です!

 

 

パターン&フルオーダースーツ、ジャケットも

 

一着当たり▲5000円OFF!

 

こちらも英国とイタリアのスーツ、ジャケットの最新作が入荷しています!

 

 

皆さまの春のスタートに、ぜひこのVIPフェアをご利用下さい!

 

 

 

創業が1819年。何と今から200年前に英国中部ウェストヨークシャーで設立されたミル(織物工場)、ジョン・フォスター(John Foster)社。

 

1819年と言えば、フランス革命から続く動乱のナポレオン戦争が終結し、ヨーロッパに比較的平和が戻ってきていた時代でした。

 

 

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ジョン・フォスター氏によって創業されたミルは、現在までオーナー企業を替えながら続いています。また創業時の場所の名前をバンド名にした「ブラックダイクミルズ・バンド」は、ブラスバンド界では有名な楽団で日本公演もしています。

 

 

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英国王室のアン王女の工場見学の様子が、ウェブサイトに載っていました。ジョン・フォスター社をはじめ、英国の老舗ミルは英国王室との交流が古くから密にあり、英国ウールが重要な輸出品であった時代を物語ります。また、地域の住民の大量雇用を担う存在でもありました。

 

 

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歴史ある英国のジョン・フォスターのピュアウールで仕立てたスーツが完成いたしました。

 

 

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ミドルグレーのヘリンボーン柄という英国らしいカラーのスーツは、生地サンプルの時はもっと落ち着いた地味なイメージでした。

 

 

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しかし、出来上ったスーツをお客様が着用すると、パッと明るい雰囲気になり、とても馴染みます。

 

 

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ミドルグレーですが、ヘリンボーンのタテ模様は効果的です。

着る方をスマートに見せる効果があります。

 

 

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ボタンは本水牛の艶消しのブラウン。ミドルグレーにマッチしてとてもシックです。

 

 

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ライニングはエンジをお選びいただきました。

ぴりりとメリハリがある対照的なトーンです!

 

 

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英国の老舗が織り上げる、シックでコンサバーティヴな色柄のスーツ生地は、今年も多数の生地バンチブック(見本帳)にアップデートされてます。

 

写真左はジョンフォスター、右は別ネームブランドのダロウ・デイルです。

 

この春夏も多種多様なスーツ生地を楽しみいただけます!

 

 

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John Foster (England) Pure Wool 220~230g/m

 

スーツS上下・お仕立て上り(税別)

 

パターンオーダーメイド・・¥71,000から

フルオーダーメイド・・¥178,000から

【オプション】表生地・裏地・ボタンで統一感あるスーツを!

2018年3月9日

オーダースーツを初めてお仕立てされるお客様が驚かれるのは、スーツを作るには選ばなくてはならない項目が沢山ある、という点です。

 

 

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まず、生地を選びます。次にジャケットとパンツの基本デザインを決め、ベントの種類や袖の釦の個数といった細部のディテールをお決めいただきます。

 

 

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デザインのディテールをお決めいただいた後、「洋服の眼」というべきボタンと、影の主役である裏地をお選びいただきます。

 

 

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最近は表生地ブランドに合わせて、ライニング(裏地)やボタンをお選びいただけるブランドが多くなりました。

 

代表格はイタリアのゼニア、英国のスキャバル、フランスのランバンといったブランドです。

 

 

 

ゼニアは、実にボタン20種類、ライニングも20種類用意しています。

 

ボタンもライニングも色柄の選択幅が広いので、選んでいくだけでも楽しくなります。ボタンひとつで服の表情ががらりと変化する事もあります。

 

※ゼニア・・・スーツS上下なら、セットでボタン¥5,000、ライニング¥7,000。

 

 

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スキャバルの釦とライニングも個性的です。特にボタンは18種類用意されていて、その中にはオニキス、七宝焼きなどもあります。ハイクラスなジャケットなど、オニキスの釦がとても似合います。

 

※スキャバル・・・スーツS上下なら、セットでボタン¥5,000、ライニング¥10,000。

 

 

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ランバンもボタン、ライニングを数種類ずつ用意しています。

 

人気のシェル(貝)ボタンは、縁をプラスティックでコーティングしてあり、中にLANVINのロゴが刻まれているにもかかわらず、ランバン以外の生地にこのシェルボタンを付けるお客様もいらっしゃいます。

 

※ランバン・・・スーツS上下なら、セットでボタン¥5,000、ライニング¥10,000。

 

 

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今回仕上がったランバン(LANVIN)のスリーピーススーツも表生地、ライニング、ボタンをランバンで統一させて頂きました。

 

 

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ダークネイヴィーに美しいブルーのストライプが刻まれたシックな表生地は、ルックをスマートに知的に見せてくれます。

 

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SARTORIAパターンオーダーでお仕立てしましたが、衿の昇りと吸い付き感は凡百のパターンオーダーを凌ぐフィット感が得られます。

 

 

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お客様はお身体を鍛えてらっしゃり、バストも大きく張り出していますが、うまく包み込んでバランス良く収まっています。

 

 

 

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立体的な肩周りの仕上がり、胸ポケットは美しいバルカ(船底)型でボディに沿って切りあがっています。

 

 

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ウエストコート(ベスト、チョッキの事)は6個釦の5個掛け。

一番下のボタンは飾りになります。

 

 

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ボタンは、ランバンの本水牛のブラウンをお選びいただきました。

ライニングは表生地に合わせて、ネイヴィーの織りチェックです。

 

 

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上記以外の複数のブランドも自社表生地に合わせて、エレガントなボタンやライニングをラインナップしています。

 

 

スーツをお仕立て頂く際のプラスアルファの愉しみ。

各ブランドのボタンやライニングが無料になる、

 

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「スプリング・スタートアップフェア」開催中です!

 

 

 

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※2018SS LANVIN スーツS上下・お仕立て上りプライス(税別)

パターンオーダー・・・¥104,600~

フルオーダーメイド・・・¥218,000~

 

 

 

皆さまもこの春、スーツやジャケットをお考えでしたら、このようなトータルコーディネート出来る生地ブランドをお試しになってはいかがでしょうか?

 

 

 

 

 

 

【こちらも充実】今シーズンのカノニコは種類も量もすごい!

2018年3月8日

イタリア最大手の紳士服地メーカー、ヴィタール・バルベリス・カノニコ社は、数年前から自社生地に、「VITALE BARBERIS CANONICO 1663 」というネームを付けています。

 

 

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カノニコ社によれば、創業年が1663年としています。

 

1663年は前年にフランス王国でルイ14世が親政を開始し、ヨーロッパの中心として国力が高まっていく中で、イタリアは相変わらず群小公国がひしめき、統一には程遠い状態でした。17世紀北イタリアの法人税を記録した文書の中で、はじめて織物工場としてのカノニコ家の名前が登場します。

 

 

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390年近くの時が流れ、20世紀後半から業績の拡大が始まったカノニコ社。今ではイタリア随一の超近代的な工場を稼働させ、ウール生地の生産反数も飛躍的に伸びています。

 

 

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今シーズンもカノニコの生地見本帳は、複数の国内生地マーチャントから流れてきています。その特長は春夏向け生地でも様々な種類の生地を、多数展開していることです。

 

 

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カノニコを代表する縦横単糸使いのSuper110~120クラス、スリーシーズン向けの艶感あるビジネス向け生地はもちろん、夏の4PLY、モヘアブレンドの合服地そして盛夏生地・・・。

 

 

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こちらはウール+モヘア(26%)、260g/mの合夏生地です。

しっかりと織り上り、光沢とシャリ感の同居する上質な生地コレクションです。

 

 

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上の写真はこの夏人気が出てきそうな、ウール&モヘア(26%)、230g/mの清涼感あふれるコレクションです。

 

 

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4本の糸を一本にからめた太めの糸を縦横使っている4PLY(フオープライ)生地。

 

シワになりづらく風合いの良いこの4PLYは、かつて英国の毛織物産業が最も得意としていましたが、肉厚で春服向けでした。カノニコは新しい技術で4PLYながらも織りをメッシュ状にして通気性の良い夏向け生地にコレクションしています。

 

 

 

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スーツ用の生地に加えて、ジャケット向けの生地も色柄ともに豊富です。定番のメッシュ織りの無地のサマーウールは、春夏のブレザーに最適です。

 

※ちなみにこのメッシュ織ジャケットは、パターンオーダーでお仕立て上り、¥57,000(税別)です。クールビズに向けてビジネスユースでご検討する価値ありです!

 

 

 

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このほど納品させていただいた、カノニコSuper120`s ウール・260g/mの生地で仕立てたスリーピースは、ダークネイヴィーの無地ですが、光沢もありとてもいい雰囲気でした。

 

 

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実際にご着用していただきました。

お客様は大学院で農学分野の研究をされてらっしゃいます。来週末大きな学会があり、そこで研究発表をされる予定です。

 

その際には、こちらの最も格式の高いビジネスウェアであるダークネイヴィーのスリーピーススーツを着用して、発表されるとのこと。

 

 

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なで肩が強く肩幅が広く、スマートなお客様はなかなか似合う既製品が無いとのことです。特にスリーピースともなると、サイズで妥協しなくてはなりません。

そこでオーダーメイドでバランスの良いスリーピースを作ろうと思われたとのことです。

 

 

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若くフレッシュなお客様にも、この艶感のあるネイヴィースーツは似合いますね!

 

 

2018SS、カノニコのスーツS上下・お仕立て上りプライス(税抜き)は、以下の通りです。

 

パターンオーダーメイド・・・¥69,400~

 

フルオーダー(仮縫付・ハンドメイド)・・¥178,000~

 

 

 

今シーズン最も充実してきた、カノニコのスーツ&ジャケット。

 

皆さまもオーダーしてみては如何でしょうか?