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【充実】今シーズンの三洲堂テーラーはリネン(麻)がすごい・・

2018年3月7日

今シーズンは久々に麻(LINEN)の生地サンプルが多数揃いました。

 

スーツやジャケットでは、定番のゼニアを筆頭に、アンジェリコ(ANGELICO)、カチョポリ(Caccioppoli)、スペンス・ブライソン(SPENCE BRAYSON)、ミツボシ毛織等。

 

 

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シャツでも、スペンス・ブライソン、ハードマンズ・リネン(Herdmans Linen),

カンクリーニ(CANCLINI)、アルビニ(Arbini)などなど。

 

 

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特に本場アイルランド製のアイリッシュ・リネンで評価の高い、スペンス・ブライソンのスーツ&ジャケット、シャツ生地はコレクションの色柄の豊富さに驚きます。

 

 

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※アイリッシュリネン スーツ地

 

 

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※アイリッシュリネン シャツ地

 

 

 

アイリッシュリネン、定番のオフホワイトで仕立てたスーツはこのような感じです・・・。

 

 

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300g/mというしっかりとしたウエイトですから、仕立て上りもしっかりとしたフォルムになります。ハンドステッチ、一枚仕立て・・・ピュアリネンならではのクラシック感が漂います。

 

 

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こちらはイタリアのリネンメーカー、アンジェリコのコレクションです。全18色柄です。少し薄手の270g/mのウェイトは、夏に着用しても楽しめます。

 

 

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アンジェリコのピュアリネンで仕立てたネイヴィースーツです。

ニットタイを付けてもいい感じですし、リネンのシャツを合わせるとさらにイイ雰囲気です。

 

 

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こちらはイタリアの高級シャツメーカー、アルビニのピュアリネンシャツを水洗いした写真です。ぴっちりとアイロンを効かせるのもいいですが、このように洗ってそのままでも力の抜けたカジュアルな雰囲気になります。

 

 

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リネンシャツはこの写真のように、ネクタイを締めてビジネスカジュアルで着用すると、周囲と一歩差が付く上質感が漂います。

 

 

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オープンなイタリアンカラーにすると、デニムやリネンのパンツの上に一枚で着てもカッコいいです。

 

 

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もちろんレディスシャツもオーダーが出来ます。今日ご紹介したシャツ生地は全てレディース仕立てが可能です。

 

 

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ということで、

リネンシャツ&スーツの仕立て上りのプライス(税別)は以下のとおりです。

 

 

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ピュアリネンシャツ・・・¥15,000から

※納期約20日間位

 

 

ピュアリネンスーツ・・・

 

フルオーダー(一枚仕立て)¥208,000から

※納期約一カ月

 

パターンオーダー・・・¥73,4000から

※納期約35日

 

 

 

今シーズン、素敵なピュアリネンのシャツやスーツをオーダーしてみてはいかがでしょうか?

 

【新作品】まぶしい春にダークブルーのスーツで!

2018年3月4日

三寒四温といいますが、ここ南九州は今のところ二寒四温ペースです。思えば一月中旬は夜になると気温-1度、体感気温-3度なんて凍える日が続きました。それが一転、二月下旬からあっという間に春が訪れてきました。

 

 

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当店の目の前の公園にケヤキが多数植林されています。

昨年は3月8日ごろ新緑の芽吹きがありました。今年はどうなるでしょうか?

 

朝晩の冷え込みがあろうとも、これまでの定番品だったフラノやツイード、カシミアのコートなどは、あっという間に場違いな装いになってしまいます。

チャコールグレーやこげ茶も重すぎて春には向かない色です。

そうなると今日ご紹介するネイヴィーより明るい、ブルーより濃いめのスーツの出番になります。

 

お客様から春のスーツのご相談を受けたのは、昨年末のことでした。「春に着用するダークブルーのスーツを検討したい」とのことでした。

 

 

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ネイヴィーより明るい、ダークブルーのスーツが似合う有名人といえば、まず思い浮かぶのは俳優トム・クルーズです。主演映画ミッション・インポッシブルでもブルーのスーツを着ています。

若々しく見えるブルーのスーツが、自分を引き立てることが判っているのでしょう。

 

 

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最もスーツが似合う現代の俳優、ヒュー・ジャックマンもダークブルーのスーツをよく着ています。鍛えた胸からウェストにかけて身体のライン沿ったジャストフィットのスーツは、パンツもピッタリとスリムにフィットさせています。

 

 

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そして今回オーダーをいただいたお客様も10年以上のお付き合いですが、まったく体型の変わらない・・というよりきっちりと維持されていらっしゃいます。写真は東京での仮縫いの模様です。

 

 

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久しぶりにフルオーダーでスーツをお仕立ていただきました。以前お仕立てしたスーツは比較的ゆっくりとしたフォルムでした。今回のBESPOKEスーツは事前に打ち合わせの上、スリムなご体格を生かし、よりお身体にぴったりと合ったデザインにいたしました。

 

 

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シングルブレスト、2個ボタン、サイドベンツ。腰にはスラント(斜め)ポケットが付いています。このスラントポケットが効いて、とてもシェイプされたデザインになりました。

 

パンツの写真がありませんが、裾幅を17センチまでシェイプし、ダブルで折り返しました(カブラ付き)、股下も短めにして靴で若干クッションがかかるほどです。

 

 

 

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生地はロロ・ピアーナのSuper120`sウール、260g/mです。

決して派手ではありませんが、落ち着きすぎてもいないダークブルーの美しい生地です。

 

 

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ウェストは絞っていますが、肩周りはスクエアシュルダーで立体感あるフォルムです。

ラペル(下襟)もスリムなお身体に合わせて少し幅を狭くしました。

 

 

 

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ボタンは本水牛の艶消し、ライニングは同系色のブルー。

 

 

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ということで、春に着用するスーツにふさわしい一着が完成いたしました。

ジャストフィットのスーツの着心地にご満足頂いたお客様は、以前お仕立てされたスーツも今のデザインにリメイクして着てみたいとの事でした。

フルオーダーならではの楽しみが増えていきます。

 

 

 

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Loro Piana Super120`s Wool (260g/m)

 

スーツS上下・お仕立て上りプライス(税別)

 

BESPOKE(フルオーダー=仮縫い付き・ハンドメイド)・¥210,000~

 

SARTORIA(パターンオーダー)・・・¥102,000~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【デニジャケ】デニムジャケットならビスポークテーラーへ!!

2018年3月1日

1月中旬に日本を代表するメンズウェアモデリスト、柴山登光先生に技術指導をいただきました。その様子を先生がご自身のウェブサイトのコラムにアップされています。

 

より良い服作りを志す作り手にとってとても感慨深い内容です。

 

TOPページ右上の「コラム」欄をご覧ください。

↓↓↓↓↓↓↓↓

SMS サンモード・スタジオ

 

 

さて、春を代表するカジュアル素材といえば、デニム生地もその一つに挙げられます。

BESPOKE TAILORで仕立てるデニム生地のスーツやジャケットは、伝統的なテーラード手法で仕立てます。ちなみにこのデニム生地のスプリングコートも重宝しています。

 

 

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いわゆるアパレルのデニムジャケットと違う点は、ハードなステッチやメタル鋲など使わないので、どちらかと云えばアクの少ないスッキリとしたカジュアルなジャケットが出来上がります。

 

 

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今回お仕立てしたジャケットは、シングル2個ボタン、サイドベンツ、腰ポケットはアウトポケット、襟飾りのタブ付き、際(キワ)から8mmの穴糸(太めの釦ホール糸)使いのミシンステッチ、一枚仕立てです。

 

 

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カジュアル感満載のスポーツジャケットのカテゴリーに入りますが、写真のようにネクタイを締めてビジネスカジュアルでも楽しめると思います。

 

 

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袖はナポリスタイルのふらし袖でパットも無くし、一枚芯のみで作りました。着心地よいコンフォートなジャケットになります。

 

 

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生地はイタリアのラルスミアーニ(LARUSMIANI)、コットン98%&ポリウレタン2%、420g/mのストレッチデニムです。

 

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このグレーのデニム生地は裏面が明るいので、そのコントラストも面白く、背抜きや総裏ではなく裏地を一切使わない「一枚仕立て」にいたしました。

 

ボタンは本水牛の艶消しで渋目なものを付けました。

 

 

 

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今週から関東以西では春めいてきました。このジャケットが気持ちよく着用できる季節になってきました。

 

シャツやネクタイもいいのですが、コットン系のニットやポロシャツも似合います。旬な春のコーディネートでお洒落を楽しんでいただきたい一着です。

 

 

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この春のデニム生地は、当店ストックではホーランド&シェリー(Holland and Sherry)、藤井毛織などの上質デニムがストックされています。また、エルメネジルド・ゼニアのトロフェオ・デニム(TROFEO DENIM)は、最高級のウール生地をデニム用に織り上げています。

 

ぜひ皆様の雰囲気にあうおデニムを、一緒に御お探ししたいと存じます。

 

 

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LARUSMIANI(ITALY) Denim Stretch(Cotton98%,Poii2%) 420g/m

 

Sジャケットお仕立て上りプライス(税別)

 

BESPOKE一枚仕立て(仮縫い付き・ハンドメイド)・・・¥148,000~

 

SARTORIA(パターンオーダーメイド)・・・¥62,300~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【BESPOKE】ショールカラーの優雅なタキシード登場!

2018年2月22日

タキシードという服は、基本的に男性が一着は持つべき午後の正礼装です。

 

本来は「燕尾服」という午後の第一礼装が存在しますが、現代ではあまりにも手間がかかり、少し大げさな服装なので、その位置は次第にタキシードに譲りつつあります。

ただし、王室同士の晩餐会では今も燕尾服が正礼装です。また、ノーベル賞の受賞式後のパーティーでも燕尾服を着用しなくてはなりません。

 

 

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※写真はスペイン国王夫妻を招いての晩餐会

最高の正装、燕尾服姿です。

 

 

 

しかし、現代では各国の宮中晩餐会などにおいて、礼装としてタキシード着用が一般的になっています。

タキシードの成り立ちは、18世紀末の英国の夕食時の正装である「ディナージャケット」が起源となります。ディナージャケットは19世紀の両大戦間にかけて、特にアメリカで流行しました。

ニューヨークのタキシードパークという名前のクラブで、ディナージャケットを着用してパーティーに参加していたメンバーのエレガントな装いが当時の社交界に広まり、いつしか英国生まれのディナージャケットは、一般的に「タキシード」という名前で呼ばれるようになったのです。

 

 

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※ アメリカのオバマ元大統領との晩餐会

タキシードを着用しています。

 

 

 

最近立て続けにタキシードのオーダーをいただく機会がありました。

今回仕上がったタキシードがこちらです。

 

 

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タキシードの特長はすばりその「襟」ですね。

大きく分けてこの写真のようなショールカラー(へちま襟)か、ピークトラペル(剣襟)になります。当店のオーダーの比率としては7対3位でショールカラーが多いです。

 

ショールカラーの生地はシルクを用います。服飾用語では「拝絹」と呼ばれます。今回はお客様のリクエストでこの拝絹をボディとは異なるネイヴィーにいたしました。

 

レンタル店や既製品では普通手に入らないのですが、フルオーダーメイドなら可能です。

 

 

 

 

 

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ショールカラーの曲線もブランドやテーラーのよって様々なのですが、当店では今回の様なやや下膨れ気味のエレガントな「へちま」を描くようにしています。

 

 

 

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一個ボタンのタイコ(付け合わせボタン)は共生地の「くるみボタン」です。袖もこのくるみボタンが付きます。

胸ポケットこそノーマルなハコポケットですが、コシポケットはフラップ無しの片玉ブチです。また背中はノーベントになります。

 

 

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基本的に室内で着用されるので、雨蓋であるフラップは必要無いし、乗馬するわけではないので、ベント(=馬乗り)も要らないので、ノーベントとなります。

 

 

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トラウザーは、側章と云う飾りがズボンの側面に付けられます。これは英国王室の式服の名残です。合わせる靴はこちらも外履きではないので、靴紐なしのスリッポンやパンプスです。

 

 

 

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タキシードは基本的にスリーピースです。

アメリカではカマーバンドという腰につける太めの襞帯をつけますが、今回は共生地でウェストコートをお仕立てしました。また、シルバー系のシルクのジャガード生地で、同じくウェストコートと蝶ネクタイ、ポケットチーフもご用意しました。

 

 

 

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ということで、お客様にご試着いただいたタキシードはとてもエレガントでお似合いでした。ご自身のご結婚式に着用されるとのことです。

 

心よりご結婚のお祝いを申し上げます!

 

 

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タキシード上下・お仕立て上り基本プライス

 

BESPOKE(仮縫い付きフルオーダーメイド)・・・¥210,000から

ベスト・・・¥30,000から

カマーバンド・・¥15,000から

ウィングカラーシャツ・・¥12,000から

ほか、蝶ネクタイ、サスペンダー、チーフなど必要です。