ブログ

【新デザイン】春夏生地見本入荷中!そして今シーズンのBESPOKE提案

2018年2月10日

いよいよ春夏シーズンのバンチブックが入荷して参りました。

ロロ・ピアーナ、ゼニアを筆頭にカノニコ、デルフィノ、ダロウ・デイル、カルロ・バルベラなどなど、春のスーツは当店にお任せ下さい!

 

 

 IMG_4197

 

 

どのプレタブランドにも、メンズスーツならそのシーズンの基本パターンを打ち出してきます。私たちテーラーは、「クラシック」というキーワードを中心に、自分たちの店の色合いを出しています。

 

私たち三洲堂テーラーも、今シーズンのBESPOKE SUIT(ビスポーク・スーツ)の基本デザインを作製いたしました。

 

 

 

1

 

 

上の写真がシングル2個ボタンジャケットの今シーズンのPROPOSETE、すなわちおススメのデザインです。身体にジャストフィットするスタイルを基本に作製いたしました。

※注・・・・ただし、型紙があるお客様も多いですし、今までのデザインで全く構わないという場合は無理には変えません。

 

 

9

 

 

特長としては・・・

 

①過度に短くないジャケット丈

 

②ジャストサイズの肩幅から、さらに内側に入ったやや狭い肩幅

 

 

 

3

 

 

 

③フロントカットを流行りのカッタウェイから、開きの少ないモダンブリティッシュタイプへ変更

 

④各パーツのディテールをやや鋭角にしました。

 

わずか上記の様な4つのポイントを変更するだけで、雰囲気も大きく変わります。

 

 

4

 

 

また、お身体に完全にジャストフィットさせる事を念頭に、生地はストレッチ性のあるものおススメしています。最近はロロ。ピアーナもゼニアも高級生地コレクションラインにストレッチ素材を展開しています。

 

 

8 

 

 

トラウザーもストレッチ生地なら、大人でもヒザ巾22センチ、裾幅17センチでご提案いたします。

 

合わせるシャツは、カラーはワイドからホリゾンタルワイドのロータイプ、すなわち襟腰が高すぎず、剣先も長すぎないもの。色は白、または白の柄物、無地系。

 

 

5

 

 

7

 

 

 

2

 

 

全体的にはストイックでモダンなラインになります。

今シーズンBESPOKEスーツをお考えの皆さま、ぜひご検討下さい!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【ご案内】フレッシュマンおススメのスーツはコチラ!

2018年2月3日

4月から始まる新生活に向けてのオーダーが増えてきました。

 

ご卒業、ご進学、ご就職、ご転勤やご栄転など、3月末から4月アタマは区切りと新しい生活のスタートになります。

 

 

3

 

 

現代では人生最初のスーツは濃紺か黒が基本です。私どもテーラーの考えでは100%濃紺なのですが、紳士服量販店では黒が7割らしいです。

 

 

4

 

 

・・・ちなみに私の初めてのスーツは大学に入学する際に仕立ててもらいました。忘れもしない英国ドーメルの銀色(に見えた)の上下でした。ライトグレーのモヘア入りシャークスキンの硬く光る3PLY生地だったのです。かなり強烈で18歳の自分はとても着る勇気がおきませんでした・・・

 

 

ということで、ご卒業、ご入学、ご就職の際に三洲堂テーラーがおススメするスーツをご紹介いたします。

 

①濃紺のオールシーズン生地で作る、シングル2個ボタンスーツ。

 

 

2c

 

 

下の生地は、クオリティの割にリーズナブルなイタリアのカノニコ(CANONICO)。

Super120ウール、240g/mのほぼオールシーズン生地です。

スーツS上下・お仕立て上りプライス(税別)

フルオーダー(仮縫付・ハンドメイド)・・・¥178,000~

パターンオーダーメイド・・・・・¥72,000~

 

 

c120

 

 

 

こちらは、イタリアの高級生地メーカー、ゼニア(Ermenegildo Zegna)

のトラヴェラーウール生地です。250g/mの完全なオールシーズン物です。

高品質なトラヴェラーウールは、深い光沢があります。また皴(シワ)からの回復性が高いので、ハードに着用する方にもおススメです。

 

フルオーダー(仮縫付・ハンドメイド)・・・¥228,000~

パターンオーダーメイド・・・・・¥108,000~

 

 

10

 

 

 

ブラックスーツもシングル2個釦は基本デザインです。

背中のベントはシックなイメージのセンターベントがおススメです。

フルオーダー(仮縫付・ハンドメイド)・・・¥188,000~

パターンオーダーメイド・・・・・¥76,000~

 

 

2b

 

 

コチラの生地もカノニコ(CANONICO)製です。

ウール&モヘア(16%)240g/mのシャリ感のある春夏向け生地です。

モヘアが入っているので、生地に張りがもたらされ仕上りに立体感が出ます。

 

 

cm

 

 

現在の納期は、今週末5日までににオーダーをいただけますと、

 

●パターンオーダー・・・3月15日頃

 

●フルオーダー・・・・・3月上旬

 

パタンオーダーのご納品日から逆算いたしますと、

 

①3月20日にご納品・・・2月9日・金曜日まで

 

②3月30日にご納品・・・2月19日・月曜日まで

 

③4月5日にご納品・・・2月25日・日曜日まで

 

になります。

 

 

この春新しいスーツを着て、新しい立場で気持ちよくスタートされてはいかがでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【今年の目標】趣味の服を揃えようと思います!

2018年1月31日

20年以上前、東京に住んでいる時代はよく登山をしていました。職場に山好きな先輩がいて、手近な場所では神奈川の丹沢山系に度々行きました。さらに遠く足を延ばして奥多摩から八ケ岳、ついには北アルプスの剣岳まで登ったものでした。

 

休日の楽しみは山小屋やテント泊り。特に丹沢の鍋割山荘では美味しい料理がふんだんにあって、皆で持ち寄った様々なアルコールを星空の下で痛飲する・・という具合で楽しいものでした。

 

 

syu2

 

 

鹿児島に帰り、山にはとんとご縁がなくなりました。ここ20年で行けたのは、子供のお伴でえびの高原か大浪の池、高隈山に登った位です。

・・・そんな折、久しぶりに5月に山行きのお誘いが来ました。

 

 

昔フル活用していた山ウェアを引っ張り出しましたがもうボロボロです。しかし靴だけは随分前に古くなった登山靴を処分し、替わりに鹿児島の街中で英国製の「ドクター・マーチン」の革製トレッキング・シューズを発見し衝動買いしたものがあります。久しぶりに保管箱からマーチンを取り出すと、様々なアイデアが流れ込んできます。

 

 

IMG_4009

 

 

 

このクラシックな靴を中心に山行きの服装を考えた場合、自分の職業にも照らし合わせ、20世紀前半の「オールド・トレッキング・スタイル」で行こうと決めました。

 

 

syu (2)

 

 

雪山に行くわけではないので、ズボンはニッカボッカー、シャツはダンガリーのチェック。ゴアテックスなどの化繊の雨具などは、当然ながら20世紀前半まで無かったので、天然素材で服装を考えなくてはなりません。

おそらく雨具は防水加工されたウールまたはコットン生地の、サファリジャケットがいいでしょう。

ニッカボッカーは、最近オーダーを多くこなしています。ふわりとヒザ下でたるませていきたいですね。

 

 

syu

 

 

生地は5月なのでしっかりした織りの、やや薄手のツイードまたはサキソニーのヘリンボーン柄、またはチェックで行きたいです。アーガイルの山行きソックスを持っていないので、探さなくてはなりません。

 

 

syu (4)

 

 

ダンガリーシャツは生地が結構揃っています。パターンオーダーで身体が自由に動ける感じに作っていこうと思います。

 

 

IMG_4006

 

 

山登りついでに、私は釣りも好きなのでクラシック・フライフィッシングも始めたいと考えています。こちらもジャケットに長ズボン、ゴム長靴で揃えましょう。山行きの服が結構使えるようです。

 

 

syu (6)

 

 

さらには、得意ではないゴルフも再開しようかと思います。

当然ゴルフ用のニッカボッカー、共生地のウェストコート(ベスト)が必要ですね。

 

 

syu (5)

 

 

 

syu (3)

 

 

・・・おかげさまでアトリエは現在フル稼働中です。

裁断士の伊達も写真のように忙しく仕事していて、サファリとニッカボッカーの話がなかなか切り出せません。

このままでは、「自分で型起しして下さいよ~」と云われかねません。

 

 

IMG_4008

 

 

・・・・好きな服をいくらでも作れると云われてテーラーの道を選びましたが、そう簡単ではなさそうです(笑)。

 

ということで、趣味の服が完成しましたら、こちらのブログで随時公開していきますので、よろしくお願い申し上げます。

 

 

 

 

 

 

【新作品】シックでノーブル・・英国チェック生地のスーツ!

2018年1月24日

日本列島は全国的に強い寒波に覆われているようです。

 

現在体感気温0度。冷たい北風が吹いています。

窓外に位置する大正時代に建てられた県立博物館屋上に翻る日の丸も、寒風に激しくはためいています。

 

 

1

 

 

先週は日本を代表するモデリスト、柴山登光先生に技術指導をいただきました。

その成果を早速生かすべく、加治木が衿付けと肩入れ、袖付けをご指導通りに作業しました。

 

 

5

 

 

そして、シックでノーブルなスリーピース・スーツが完成しました。

 

 

3

 

 

英国の老舗ミル(織物工場)、テイラー&ロッジ(TAYLOR&LODGE)社のLUMB`S GOLDEN BALEウール、330g/mのしっかりと織り上げられた生地を使いました。

 

 

4

 

 

織柄チェックは、スーツを見る角度により際立ったり無地に見えたりする、とてもいい雰囲気です。単なるダークスーツ地ではない、奥深さを感じさせる生地です。

 

 

6

 

 

柴山先生の御指導により、衿がネックに寄り添い昇るように、そして衿そのものも構造上の改善を行いました。また、日本人に多い前肩体型に対応する為の肩の向きを補正する仕立て、立体尾的な袖の作りなど、このジャケットには新しいエッセンスが盛り込まれました。

 

 

5

 

 

男性らしい胸のボリュームを出しつつ、脇から裾にかけてすっきりとしたラインを作りました。背中からウェストにかけてのドレープは機能として必要なシワと考えました。

 

 

5-1

 

 

立体的な丸みを帯びた袖を、ソラマメ形状のアームホールに取り付けました。「肩にソフトに乗り包むような着心地」。BESPOKE(フルオーダー)ならではの立体的な仕上がりになっています。

 

 

7

 

 

 

ボタンは本水牛の艶のあるダークブラウンです。

 

 

8

 

 

 

9

 

 

 

ライニングは玉虫色の美しいキュプラです。

 

 

 

10

 

 

 

まだまだ寒い冬が続きます。

 

英国製のシックでノーブルな生地を使い、スリーピースで仕上がったシックなこのスーツは、着用するお客様に温かみと、信頼感を与えてくれると思います。

 

 

e6

 

 

TAYLOR & LODGE (英国)

 

LUMBS GOLDEN BALE WOOL 330g/m

 

スーツS上下・お仕立て上りプライス(税別)

 

BESPOKE(仮縫い付き・ハンドメイド)・・¥222,000~

 

SARTORIA(パターンオーダーメイド)・・¥108,000~