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【プロフェッショナル・仕事の流儀】パリのテーラー、鈴木健次郎さんの回を観て

2013年12月11日

12月9日放送の、NHK「プロフェッショナル・仕事の流儀 ~パリの新風 一針の美学」をご覧になった方も多かったと思います。

 

http://www.nhk.or.jp/professional/2013/1209/

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パリのテーラー、鈴木健次郎氏のショップ兼アトリエは、まるで当店と同じような作りです。

 

そこで、生地やスタイルを選び、デザインを決め、個々人の型紙を、その店の流儀でスタッフが型起こしする。職人の手で仮縫い補正をして、最終的に手縫いにより一針一針縫って仕立てる。これが「BESPOKE」です。

 

昨日は当店にも、放送についての感想や、問い合わせなどをいただき、皆さまの関心の高さがうかがえました。この番組は結構見ている方ですが、久しぶりに「プロフェッショナル」な内容で、いつにも増して、面白い回だったと思います。

 

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内容は、再放送が今週12月13日金曜日深夜に放映されるので、それを観ていただきたいのですが、テーラーとして共感できるシーンが沢山ありました。

 

BESPOKE(仮縫い補正付きハンドメイド・・・すなわち本当のオーダーメイド)と既製品の違いは、仕上がった洋服の立体感にある、という事が述べられていました。その通りです。手縫いにより、立体的な胸の構築ができますが、それは、バストから胸にかけてのマニッシュな逆三角形をデザインされていてこそ、引き立ちます。ラペル=下襟は釦の上から、しなやかにロールしていますが、ここにも「手」によって「八刺し」が入り、きれいなカタチが仕上がります。

 

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お腹の出たお客さまからのオーダーを受けて、ジャケットの製図をするのですが、釦位置の割り出しと、ラペル(下襟)の線をどのように引くかというシーンが出てきました。私たちも、実際に丸く突き出たお腹のてっぺんに釦位置はしないと思いますが、これも「仮縫い」着せ付けなしでは、判らないものです。

 

そして、肩やお腹のバランスを、「ミリ単位」で調整することで、出来上がりに差が出てくる・・・。

その通りですね。

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大物弁護士からの依頼による、「トラベルジャケット」。そのクライアントは服の出来上がりに厳しく、今までも何回か型起こしを重ねて、仕立てに悩んでいる・・・というシーンには、とても共感しました(笑)。判ります、その気持ち。

 

ジャケットのポケットは、ポケットの上にもう一つポケットが乗る。しかも上のポケットはフラップ付きの観音開き。ハンドステッチを施さなくてはならない。その上、生地が夏物のフレスコっぽい薄手。

このシーンを職人たちと話しましたが、「ため息がでるよね」ということで一致しました。

 

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そのジャケットのポケット部分について、「もしダメ出しを喰らったら、別生地で提案して作り直そう」と、奥様と話す鈴木氏。結果、お客様は「トレビアン!」とおっしゃり、ご満足いただけました。

 

ほっとした鈴木さんと奥様の表情は、まるで私たちの日常そのものです。

 

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印象に残ったお客様の言葉、

 

「・・・・自分の服を満足いくように作る。しかも手縫いでね。判らないかもしれないがそこが好きなんだ・・・」。 

 

その通り、服好きのお客様は、洋の東西を問いません。

 

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鈴木氏の真摯な姿勢は、私たちテーラー業を始め、モノ作りを営む人たち全てに共感できるものです。

 

私は、番組を観終わって、とてもすがすがしい気持ちになりました。

ということで、見逃した方、今週金曜深夜はぜひご覧ください!

 

 

さて、今日も明日もその先も、「一針の美学」を追求する日が待っています!!

 

 

 

【新商品】旬のスーツなら、「半沢直樹」風SARTORIAパターンメイドスーツで!

2013年9月26日

とんでもない高視聴率のTVドラマ「半沢直樹」の放映が先日終了しました。

いかにも訳ありの終わり方が、半沢2やスペシャル版の予告をしているかのようでしたね。

 

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私も日曜の楽しみが一つ減ってしまって寂しいのですが、それに追い打ちをかけるかのごとく、朝の連続ドラマ「あまちゃん」も今週で終わってしまいます。おお、毎朝どう過ごせばいいんでしょうか・・・・。

それにしても昨日は、鈴鹿ひろみの「潮騒のメモリー」の独唱に、思わず太巻さんと一緒に涙した人も多かったはずですよね!

・・・おっと、話がそれました。

 

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それにしても大和田常務をじていた、香川照之さんの怪演ぶりはすごかったですね!あのいつも来ているシルキーなグレーのスリーピースがぎらぎらした野心家のバンカーぶりです。全員ダークスーツの中、際立たせていましたね。

しかし、半沢が大和田常務を取締役会で土下座させたのは、頭取にとっても、「半沢のいきすぎ」と受け止められ、半沢を護るためにも、改めて子会社に出向して頭冷やしてこい、というラストだったと思います。

 

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ところで、主演の 堺 雅人さんが着用しているのは、おそらく国産のロンナーのスーツだと思います。ロンナーは国産ながら優れた品質管理とデザインのブランドです。堺雅人さんのスリムな体型を、よりスタイリッシュにカッコよく見せていましたね。

一目見た印象で、Vゾーンからラペルの適度なナロー感、バンカーらしいややスクエアなショルダーラインなど、劇中、ほとんどスーツ姿の「半沢直樹」という人物の、誠実で有能なキャラクターをうまく表現していました。

 

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ということで、半沢直樹風スタイルを着用してみたい方には、当店のパターンメイドスーツ、SARTORIAをおすすめいたします!

 

SARTORIAはその名のごとくデザインやディテールは、クラシコイタリアの基本形を踏襲しています。また、男性の持つスーツ美を感じさせるスタイルです。

 

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半沢直樹のように、スリムな身体してないから~という貴方、SARTORIAは、今までのスーツのフィッティングの概念を打破します。三洲堂テーラーでは、必ずワンサイズ、スリムなサイズをご着用いただき、そのスキニーなフィット感をご体感いただいています。

少しお腹が・・・というお悩みをお持ちの方でも、すっきりとスタイル良く見せてくれます。

パンツも、SMPというラインで、ヒップから太股ワタリにかけてのフィット感と美しさは、きっと半沢直樹気分を味わわせてくれるでしょう。

 

ということで、現在当店では、

 

VIP INVITATION FAIR  開催中です!

 

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期間: 9月20日(金)~10月16日(日)

 

◆パターンオーダー・・・お仕立て代金より、一着あたり3,000円OFF!

 

この期間中、秋冬物のお揃えに、ぜひこのフェアをご利用下さいませ!

半沢直樹のみならず、ご希望の方には、大和田常務スタイルも、もちろんオーダー可能です!

 

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皆様のお越しを、心よりお待ちいたしております!

 

【スタッフ紹介】読売新聞に当店の裁縫士,黒木が紹介されました!

2013年7月29日

今年の3月に読売新聞の朝刊で、当店の裁縫士、黒木幸が紹介されました。

以前のブログで記事のCOPYをアップさせていただきましたが、写真だったので文字が読みづらく、

お客さま方からも、内容が知りたいとのお声をいただいていました。

 

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・・・と、思っていたら、読売新聞のデジタル版で、オリジナルの生地・・・・じゃない記事と写真が、UPされていました。

 

http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=73731

 

鹿児島支局の丸山記者さんが何度もアトリエに脚を運んでいただいて、黒木や職人さんたちにインタヴューされていました。この記事、黒木の半生もさることながら、仕立て職人の気持ちも少し判ります。

 

丸山さん、良い記事をありがとうございました!