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【リフォーム】ダブル⇒シングルへのリフォーム

2014年1月15日

今回はビスポークテーラーの技術を用いた当店のリフォームについてご案内します。

 

特に手間がかかり、作業も難しいダブルブレストをシングルへ変えるリフォームです。

今回ご依頼頂いたスーツは10年以上前のスーツという事で、全体的なシルエットも当時のゆったとした形のものです。

 

BEFORE

CIMG8712

 

AFTER

CIMG8777

 

写真にはありませんが、ズボンも細くしましたので全体的に随分と雰囲気が変わりました。

ダブル⇒シングルへのリフォーム詳細

 

修正箇所は

①ダブル⇒シングルに伴い、襟のデザイン変更とボタン穴を新しく作る

②肩幅、身幅をタイトにする

③着丈を短くする

となります。

 

今回はサイズも大きく修正した為、本縫い前に仮どめ(しつけ糸で仮縫いをした状態)を行い、裁断士立ち会いのもと確認を行いました。

 

リフォームについてもお客様やお洋服の形に応じて、全てが同じやり方で出来る訳ではありません。

洋服の設計士である裁断士、仕立てのプロの裁縫士が知恵を出し合いながら、それぞれに応じて適切な方法でリフォームをさせて頂きます。

【ルネサンス】モードな服がクラシックに生まれ変わりました!

2013年10月7日

「ルネサンス!」といっても、文芸復興の時代や、少し前の「髭男爵」さんのフレーズではありません。

 

当店のお直しサービスで、でお客様のスーツが魅力的に蘇った様を、ついこのように表現してしまいました!

 

1

 

お客様がお持ちになられたのは、D&Gのユニークなシングル1個ボタンの着丈の長いスーツでした。

インポートものなのでシルエットは気に入られたのですが、サイズのストックが無かったようでしたが、とりあえずご購入されたスーツだったようです。

 

お客さまからのリクエストは、「スーツとして着用できるカタチにして欲しい」ということで、具体的には「全体的なサイズの補正」でした。ジャケットは着丈、袖丈、肩幅、身頃幅といったところ。パンツはワタリ~ヒザ幅~スソ幅までのスリム化と、ズボン丈の調整、といった点でした。

 

フィッティングルームでピン打ちをして、補正を進めていきましたが、一個ボタンのみではどうにもバランスが悪く見えますので、釦の数を2個ボタンにしたほうがいいのでは、とご提案させていただきました。

 

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お客さまも、すっきりとクラシックに見える方がいい、できれば大事な局面のスーツとして着用したい、とのことでしたので、デザインも変更することになりました。

 

大直しなので、仮縫い補正をさせていただくことに決定、数日後フィッティングルームにて、仮縫い状態のスーツをご試着いただきました。

 

3

 

大きなお直しの場合、直接作業にかかるのは、リスクがあります。しかし、仮縫いをしますと、お客様ご自身に出来上がりのイメージが把握できます。

実は、当店のお直しサービスのポイントはここにあります。お客様に術後のイメージを持っていただき、さらにその場で修正を重ねて、より良いスタイルになります。

 

ということで、最終的にこのようなイメージになりました。

 

4

 

ナローなラペル幅はそのままで、モードのスタイリッシュ感を出しつつ、日ごろのビジネスで活用いただけるクラシックスーツが完成しました。

 

このスーツのお直し代金は以下の通りです。

ジャケット・・・

①着丈直し・・・¥4500

②袖丈直し・・・・¥3000

③肩幅直し・・・¥6000

④ウェスト直し・・・¥3000

⑥ボタンホール追加・・・¥2000

合計・・・¥18500

パンツ

①ウェスト直し・・・¥2500

②ワタリ~ヒザ~スソ幅直し・・・¥8000

③ズボン丈直し・・・¥3000

合計・・・¥13500

上下お直し合計・・・¥32000

仮縫い補正は、お直し代金に含んでいます。

 

皆さまもぜひ大切なお洋服のお直しなら、洋服仕立のプロフェッショナル、三洲堂テーラー にお任せ下さい! ご来店ご相談をお待ちしております!

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【リフォーム】 ダブルのスーツをシングルにお直ししました!

2013年6月14日

ダブルブレストのスーツは、男性の憧れの一つというような事を、以前このブログでも書きました。

 

しかし、20年前以上のダブルブレストのスーツというと、デザインも雰囲気もまるで今と違います。 いわゆる「ソフトスーツ」が流行したころは、ダブルブレストのフェイスといえばほとんどが、4個ボタンの下一個掛けのカタチでした。

 

特に「ロングターン」と呼ばれるものは、ジャケットのかなり下部、腹部の下でボタンを掛けていました。

 

 

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時は流れ、ダブルブレストのジャケットのフェイスは、6個ボタン2個掛け、俗に言う6×2のスタイルになりました。しまも、以前と違い肩幅はジャストフィット、ウェストも絞られていて、タイトにスマートに見えるデザインに変わってきました。

 

シングルスーツも同様にタイトフイットになってくると、どうしてもゆっくりとしたダブルのスーツが野暮ったく見えます。

 

そこで、ダブルのジャケットをシングルにお直ししてほしいとの要望が増えて参りました。

 

実際の作業を施したジャケットはこちらです。

 

 

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ラペルを巨大なピークトラペルから、セミノッチのような感じに変更しました。

肩幅からウェストラインまで、袖もすべて解き、仮縫い状態で着用していただき、このような形に補正して、仕立て直しました。

 

このお直しでは、以下のコストがかかりました。

 

①ダブルブレストをシングルブレストにデザイン変更・・・¥26,000

②肩幅-ウェスト-袖までタイトフィットに仕立直し・・・¥13,000

 

お直しの結果、再びお気に入りのスーツをご着用できるようになり、お客様には大変お喜びいただけました!

 

詳細はこちらの「リフォーム」のページもご覧ください!

↓↓↓↓↓

http://sansyudo.co.jp/services/makeover/

 

 

皆さまもぜひ、クローゼットに眠る、着ることのない、しかし捨てるにはもったいない、

ダブルブレストのジャケットがありましたら、シングルへのお直しをご検討してはいかがでしょうか?

 

【お直し・リフォーム】10年前のサファリジャケットが、シンプルに生まれ変わりました!

2013年5月30日

 

 2002年、フィリイップ・トルシエ監督が日本代表の監督をしていた、懐かしの「W杯日韓大会」の時に、このレディス・サファリジャケットは仕立てられました。

 

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生地は英国製のコットンギャバジンです。しっかりした肉厚感のある、いかにも英国製というタッチのコットン生地です。

以来10年以上、店舗の片隅でサンプルジャケットとして置いておかれ、数年に1回ほど、持ち主の福留理恵子が着用していました。従って、生地のコンディションも良くて、芯もしっかり入っていましたので、型崩れせず、ほぼ仕立てたままの状態でした。しかし、年月がたつと、このかっちりとしたサファリジャケットの着丈の長さや、なんとなくミリタリー色が強い風に感じられるようになるにつれ、ますます着用しなくなってしまいました。

 

そこで、思い切って、以下のポイントをリフォームすることにしました。

①カラー(襟型)を変える。持ち出し付のテーラードカラーを、小さなスタンド型へ変更しました。

②着丈をトル。上着丈を3.5cm短くカットしました。

③肩章と両胸ポケットの、フラップボタンを取り外しました。

 

こういったお直し作業を施した結果、こんな感じになりました。

Lsafari (2)

ジャケットは軽やかに生まれ変わりましたが、着ている人間はどうでしょうか(笑)。

拡大版の写真はこちらです。

色映りが悪く申し訳ありません!実際の色合いは最上部の写真と変わりませんので・・・・

Lsafari (3)

これで、また一着現役のジャケットが戻った、と当の本人は喜んでおります。

皆様も大切なお洋服のお直しなどございましたら、

ぜひ、 三洲堂テーラー へお持ちください!