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【GUYZウェブサイト】BESPOKEを徹底解剖!

2017年2月19日

オトナの男のフリーペーパー「GUYZ」マガジンの

 

最新特集がWEBサイトで公開されました。

 

 

トップイメージ

 

 

本格オーダーメイド=BESPOKEの世界を徹底解剖しています。

取材を受けて熱く語った内容がぎっしり詰まっています!

そのおりに撮影された店内の写真も合わせてご覧ください!

 

 

「ガイズ最強の勝負服 高級オーダーメイドスーツで

 

ジャストフィットな オヤジになる」

 

男にとってのスーツは、「ここぞ!」という時の勝負服。 自分の体型にジャストフィットで仕立てたスタイリッシュなスーツなら、 さらに自分に自信が湧き、堂々と振る舞えるだろう。 高価ではあるが、それがただの浪費になるかヒーローになるかは自分次第・・・

 

・・・・以下、こちらのサイトで解説中です!

 

 

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特集は第二弾、

 

「おれたちのリーダーを着こなしチェック!」

 

へと続きます!

 

リンクはコチラです!

 

【今日のスタイル】趣味が高じて作ってしまったネイヴィー・ブレザー

2017年2月14日

私は映画や読書が好きです。

映画なら歴史物やSF,読書は政治経済モノ以外は「海洋小説」と云われる分野が特に好みです。

「海洋小説」とは18~19世紀、七つの海を制覇したとされる英国海軍を舞台にした分野です。その頃の軍艦は風を受けて進む帆船です。

 

 

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ヨットのような単純な一枚の縦帆で進む船ではなく、3本マストにそれぞれ3枚の横帆が付いていて、木造の二層から三層もある巨大な艦が主役です。トップは艦隊の司令長官や艦長から下は少年水兵まで、艦を動かす乗組員数は約600人~850人位必要です。そうなると当然ながらそこには社会と組織が必然的に持つ人間関係や軋轢が生まれます。主人公の活躍とともに重厚な人間ドラマ、組織ドラマが繰り広げられることが、海洋小説の醍醐味になります。

 

 

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特に英国人作家C.S.フォレスター作の「ホーンブロワーシリーズ」はかの国では国民的なベストセラーです。作品はの1800年頃の海軍軍人の実態をリアルに描いています。エキサイティングな戦闘シーンのみならず、当時の国際情勢や産業革命まっただ中の社会の変化によって、失業しお金に苦労する生活も描かれています。特に服装や会食シーンは精緻に描かれています。

 

 

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そこに描かれている文字だけで、英国海軍の士官が着用する軍服が当時としてもいかに高価であるか、安く済まそうとすれば安っぽい素材と悪い仕立ての服しか手に入らないことなど判ります。

また、金モールや軍刀、マントなどを質に入れざるを得ないシーンなども当時の物の値段を体感できます。

 

 

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19世紀中葉には、英国海軍の行動と生活様式はアメリカ海軍に伝わり、東洋で産声をあげたばかりの近代国家「日本」にも波及しました。日本海軍には基本的に英国伝来の作法が伝わり、日本独自の作法を加え、現在の海上自衛隊も英国海軍の影響が多数見受けられます。

その一つがネイヴィーの軍服になります。

 

 

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ようやく服の話題までたどり着きました。今回私がオーダーしたジャケットは、写真のようなネイヴィーのブレザーです。シングルやダブルの4個×1個掛けブレザーは持っていましたが、ボタンが6個あり、「正六つ」という呼称の3個掛け釦を配したブレザーは初めてです。

 

 

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生地はウール&カシミアのしっかりとした打ち込みのネイヴィーです。

当店にストックしていたロロピアーナのウール&カシミア、ブレザー用生地で仕立てました。

 

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私の身長では6個釦になると、ブレザーの丈が短く釦の配置が一番問題でした。

ここは「仮縫い」で確認しながら調整したので、安心でした。

 

 

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また、アトリエの黒木がこのブレザーを仕立ててくれましたが、各工程でこまめに着用して補正しつつ進めましたので、洋服屋の店主でメリットのある経験が久しぶりに味わえました!

 

 

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ボタンはどうしてもメタルにしたかったのですが、キンキラしたものは流行っていません。そこでなるべく渋めにブロンズ色の艶なしを選びました。

 

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共生地でウェストコートまで仕立てられましたから、寒さ対策も万全です。

 

パンツは英国サヴィル・クリフォード(Savile Clifford)のフランネルです。純白のウィンターコットンも惹かれましたが、すぐに汚してしまうことを考えてライトグレーのフラノを合わせています。

 

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カフスは体格があまり良くないので3つだけメタルを付けました。

 

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・・・とうことで、永らく夢見ていた小説や映画に出てくるような服を作ってみて久しぶりに満足感を味わいました。

 

みなさまもぜひそんな「趣味が高じて作った服」を着てみませんか?

 

【新作品】天照大御神と DORMEUIL AMADEUS

2017年2月1日

ロンドンとパリ、2つの拠点を持つ高級紳士生地マーチャント(問屋)、ドーメル社の生地の取り扱いは、先々代の店主の頃からのご縁があります。そういえば、当店に昔から置いてある2つのドーメル関連グッズがありました。

 

 

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ひとつはドーメルのロンドンの拠点が描かれたこの灰皿です。先々代が40年ほど前ロンドンに旅行し、通称「ドーメルハウス」にうかがって、この灰皿をいただいたようです。

 

 

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以来、三洲堂テーラーの数々の喫煙者のお客様にご愛用いただきましたが、最近は店舗で煙草を飲むお客様も激減したので、すっかりお蔵入りになっていました。別に当店は絶対禁煙ではありませんから、多少ならお飲みいただいても構わないのですが・・・。

 

 

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上の写真の盾には「ALL GOLD CLUB」と書いてあります。1990年というバブル真っ最中の頃のモノです。「オール・ゴールド・クラブ」とは、ドーメル社の最高級の生地を1年通して仕入れていた証のクラブ(?)という設定だったようです。バブリーな匂いを感じます。

高級感ある黒い木製の盾なのですが、残念ながら当店の名前表記に英語のスペルミスがあります。

 

 

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ということで、関係の深いドーメル社のベストセラー生地「アマデウス(AMADEUS)」のブラック(黒)のスーツのオーダーを頂きました。シンプルな2個釦ノーベントのスタイルです。

 

 

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余談ですが、アマデウス(AMADEUS)という語感は、日本語のアマテラス=天照(大御神)に似ていて、神聖な響きを感じます。AMADEUSという単語自体、「神の愛、神の愛した」という意味ですから。似ていて当然かもしれません。私にとって天照大御神は伊勢神宮の風にやさしくそよぐ内宮入口の布のイメージなので、アマデウスの高級感ある生地の雰囲気も重なります。

 

・・・またまた余談ながら、映画およびTVシリーズの「宇宙戦艦ヤマト2199」において、ガミラス帝国に包囲され滅亡寸前の地球に救いの手をもたらそうとするイスカンダルからの使者のことを、劇中では暗号名「アマテラス」と呼んでいました。アマテラスを救助する役割が主役となる古代進でした。

 

 

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Super100ウールながら生地の色合いと光沢は非常に深みがあります。

しかも生地自体の打ち込みがよく、このような美しいラペルロールを描いてくれます。

 

 

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ショルダーからウェストにかけて、引き締まったご体格のお客様に吸い付くようなフィット感をもたらしつつ、相対する人には美しいドレープの優美な姿に感嘆させてしまう、そんなスーツになりました。

 

 

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フォーマルな場面で着る機会が多いとのことで、ボタンは本水牛のブラック、ライニングもブラックとなりました。AMADEUSの生地ネームが美しく映えています。

 

 

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普段スーツを着る機会の少ないお客様ですが、いざというときの大切な一着にしていただくそうです。本当にありがたいですね。ドーメルのアマデウスの名前通り着用し仕事をする際に神の御加護がもたらされることをお祈りしております!

 

 

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Dormeuil AMADEUS 300g/m Super100`s WOOL(Made in England)

 

スーツS上下・お仕立て上りプライス(税別)

 

BESPOKE(仮縫い付きハンドメイド)・・¥227,000~

 

SARTORIA(パターンメイド)・・・¥116,800~

 

現在SALE中です!10%OFFになります!

 

 

【今日のスタイル】ダブルブレステッドとBarkのニットダッフル

2017年1月18日

朝晩冷え込んできました。

 

寒くなると三揃スーツとともに、温かく身体を覆ってくれるダブルブレストのスーツが恋しくなります。

 

 

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スーツを仕立てるのに必要な生地の大きさはほぼ決まっています。普通150センチの幅があるスーツ生地ですが、平均的に男性一人分3m必要になります。

 

 

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当店は自社製図と手断ちカットをいたしますので、ダブルブレストにすると少しだけ必要な生地の長さが増えるのですが、ほぼ3mで足りるものです。それなら寒い冬はダブルやスリーピースで温かく身体を覆ってしまいたくなりますね。

 

 

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もともと英国海軍の制服が発祥のダブルブレストのジャケット。

男性なら似合わぬわけがありません。この軟弱な私でさえダブルのスーツが大好きです。

 

 

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このダブルブレストのストライプスーツ、ロロ・ピアーナのウール&カシミアフランネル生地(330g/m)で仕立てました。カフスの本切羽の糸色などを変化させたり、目立たぬディテールで遊んでいます。

 

 

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フランネルのチョークストライプも、ジェントルマンの冬服のスタンダード柄です。

見た目も着心地も温かくクラシックですね。

 

 

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このコートは最近手に入れたニットダッフルコートです。

Bark というブランドです。数年前から登場し、もはや定番となりました。

重厚なクラシックスーツの上から着てもいい雰囲気です。一方でニットやデニムといったカジュアルウェアのアウターとしても使える万能選手です!

 

 

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数年前からイタリアのおじさんたちが着ていて、欲しかったのですが機会なく過ごしていたら、何と近くのメンズセレクトショップ「ROD」さんに置いていました。久々にテンションが上がる服を買いました(笑)!

 

 

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ROD さんのブログはこちらです

 

RODさんの店長山下さんと一緒に。

 

 

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私が住んでいるマンションにテナントで入っていた「エッジの効いたセレクトショップ」のスタッフだった山下さん。カジュアルでローコストな服が怒涛のように席巻する鹿児島でも、いい服を提供し続けています。

 

 

最近個人的に仕立てているブレザーもダブルブレストです。

・・・・早く出来上がって欲しいものです。春の足音が聞こえたら、すぐにでもブレザーを着て、本格的なBARにウィスキーでも飲みに行くのですが・・・。