ブログ

【新作品】「我が名はジュリー(笑)」パンツ編!

2017年10月10日

1977年頃のジュリー(沢田研二)のスーツにインスパイアされて2タックのワイドパンツを仕立ててみました。樹木希林の「ジュリーッ!」が今になって判ります(笑)!

 

 1

 

 

2

 

 

 

葛利毛織のウールフランネル、420g/mというしっかりした打ち込みの生地を使いました。

 

 

3

 

 

4

 

 

いい感じに仕上がったのですが、フロントの股上が浅く感じてしまします。このシルエットなら前の股上を1.5センチ深くすればよかった・・・・と感じました。

 

 

5

 

 

約2ヶ月前にテレビで昭和のヒット曲という安住アナウンサーの司会する番組がありました。安住アナの一番心に残った曲というのが番組最後に演奏され、それが沢田研二の「カサブランカ・ダンディ」でした。

 

 

s3

 

 

この曲は、1979年に大ヒットした曲でまあまあ記憶に残っていたのですが、その当時私の一番印象に残っていた沢田研二の曲は「勝手にしやがれ」でした。

 

 

s0

 

 

これは1977~1978年にヒットした曲で、その年のレコード大賞やその他の賞にも輝きました。当時の私は13才。中学生で運動部に熱中し暗くなるまで活動してたので、思ったよりテレビを見ていなかったかもしれません。。。が「夜のヒットスタジオ」や「ザ・ベストテン」は見ていました。当時、部屋にポスターを貼っていたのは「郷ひろみ」でした(笑)なので、沢田研二の事は、あまり興味がなかったです。もちろんGS時代も知りませんでした。ただ、ジュリーのヒット曲の数々は耳で聴いていて歌えますしとっても懐かしいです。

 

 

s8

 

 

「勝手にしやがれ」やそれ以降のヒットも曲覚えていますが、衣装が派手になりメイクが目立つようになったな~、と感じた事もありました。

1982~1991年の10年間シングルレコード売り上げはトップだったようです。当時子供だった私は、魅力はわからなかったのでしょう。

 

しかし、そのテレビの「カサブランカ・ダンディ」を歌うジュリーは、カッコイイ。歌のうまさはもちろん、髪型 洋服 片耳ピアスに始まるアクセサリー 帽子のかぶり方 表情。。。全てが今見ると素敵でした。当時の年齢は29才。今のタレントさんより大人っぽいのに驚きます。あれから、ユーチューブで当時のジュリーの動画を見まくりました。

 

「サムライ」の素肌に革ジャン、短剣をかざす印象的なシーン

 

s4

 

 

「勝手にしやがれ」の黄色の三揃い。股上の深いタック入りワイドパンツとベスト、長めの上着に細い袖から覗くシャツのダブルカフスの袖口。

 

 

s14

 

 

「憎み切れないろくでなし」の紫色タキシード姿で一つ釦を外してカマーバンド見せ、ズボンのポケットに手を入れて蝶ネクタイの結んだタイを外して、歌うシーン。

 

 

s7

 

 

 

「ダーリング」のセーラー風Tシャツに白のバギーパンツ。

 

 

s2

 

 

「時の過ぎゆくままに」でサスペンダーの片方をたらして、大きなハットを深めに被るシーン。

その頃のお洒落なこと。ロングヘアーも全然不潔ではなく、今の誰が真似しても違う気がします。今 あんな歌手がいたら。。。どうでしょう

 

 

97E445E7-055B-4CD0-AF1E-00315CF74E7E

 

 

ジュリーのそのころのスタイルは ある漫画家の方が考えてくれたと言っています。ジュリーが演じる3分間のドラマには、あのファッションが必需品でした。

ユニセックスな感じもするジュリーのファッションは、今でもお洒落で美しい。

 

 

s9

 

 

 最後に私の憧れのお二人が並んでいる写真をUPいたします。

 

鶴田浩二とジュリー・・・対談をリアルタイムで観たかったなあ・・・

 

私が男ならこのダブルのスーツを着、コンビの靴を履こうかな?

 

By Rieko Fukudome

 

【エッセイ】タイ・ストールとともに神話の里へ!

2017年10月6日

宮崎県 高千穂・・・・。

 

有名な神話の里で7つの神社巡りをしてきました。

 

 

T5

 

 

今回の旅行は、季節の変わり目であり 日中と朝晩の気温差が大きいので、服装には悩みました。足元は、何時もはヒールが手放せないのですが、「神社巡りの旅」なので今回はスニーカー(ですが、5cmのインソールいり(^_^)a、puma とMihara Yasuhiroのコラボシューズ)です。

 

 

T1

 

 

日中は25度位あるので半袖Tシャツで涼しい山あいには、自作のネクタイストールを(!)。

シンプルなプチバトーの半袖にボトムスはアディダス。何れもネイビーにストールがアクセントです。

軽くて 丸めて鞄にぶる下げるといい感じのアクセサリーにもなり、よく重宝しました。

 

 

T3

 

 

高千穂峡のボートは、あいにく 運行できなくて残念でしたが、そそり立つ屏風岩と深いターコイズブルーの水面には 大変感動しました。

 

 

T2

 

 

 

天の岩戸神社⛩から20分 澄んだ川沿いを歩く道は、とても爽快です。辿り着いた天安河原は、天の岩戸に隠れた天照大神を誘い出す為に、八百万神が話し合った場所とされていて 願い事が叶うと 沢山の石が積まれて 神秘的な場所です。

 

 

 

 

IMG_6213

 

 

高千穂神社では伝統的な「神楽」が奉納されています。

幽玄な世界とともに懐かしさも感じられるひとときでした。

 

 

T4

 

 

 

日本の神話をもう少し勉強したくなる良い旅になりました。高速を飛ばして2時間半 ずっと運転してくれた3人のお友達に、ありがとうございます!

 

By Rieko Fukudome

 

 

 

5

 

 

6

 

 

ネクタイ・ストール・・・¥30,000-

 

8本のネクタイをヨコにつないで作ったオリジナルのストールです。

ボリューム感とシルクの様々なプリントやジャガードが織りなす彩りを楽しめます。

 

 

7

 

 

この秋冬のご旅行や、コートのインナーとしておススメです!

 

 

【定番品】メンズ&レディス スリーピース・スーツ

2017年9月11日

スリーピース・スーツ は紳士服の原点です。

 

 

1

 

 

日本語のチョッキは英語でウェストコート(waistcoat)、米語でベスト(vest)と呼ばれます。

 

15世紀頃には袖が付いていた「チョッキ」は現在の上着と同じ役割でジャケットのように着用されていました。

 

時と共に身体にぴったりしたサイズになり、遂には防寒用のジャケットコートが登場すると、袖が無くなり「中衣」として使われるようになりました。

 

19世紀後半には共生地で作られた上衣、中衣、下衣の三揃いが当時の社会の正式なスーツ姿となりました。

 

 

3

 

 

以来、スリーピーススーツは社会やビジネスの大切な場面で着用される最も正統な服として、その品位を保ち続けています。

 

また、ウェストコートが一枚お身体を包んでいますから、防寒着としてもお役に立てます。

 

 

2

 

 

 

 【BESPOKE=フルオーダーの場合】

 

三洲堂テーラーでは、BESPOKE(仮縫い付き・ハンドメイド)であれば、スーツS上下お仕立て上りプライスに加え、

 

基本的に¥30,000(税別)の追加工賃で「ウェストコート(チョッキ/ベスト)をお仕立ていたします。

 

 

 

 

【パターンオーダーの場合】

 

毎日ビジネスでスーツを着用しなくてはならないビジネスマンからのご注文が多い、パターンオーダースーツ。

パターンオーダーでもスリーピースは人気が高まっています。

 

 

 

11

 

 

ジャケットの下に垣間見えるウェストコートが、とてもクラシックな雰囲気になりますね。

 

オフィスでウェストコート+トラウザーのスタイルで仕事をするのも、信頼感を醸成するお姿になります。

 

 

5

 

 

パターンオーダーでスリーピースにするには、

スーツS上下+約¥20,000~¥28,000のプライスになります。

こちらは生地によって変動いたします。

 

 

 

 

 

【レディースオーダーの場合】

 

 

1

 

 

レディスのウェストコートは、女性のお身体にフィットさせるために、製図上難しいポイントもあります。

 

 

h1

 

 

三洲堂テーラーではお身体を包み品格ある雰囲気のウェストコートをお仕立ていたします。

 

 

3

 

 

こちらもBESPOKE(仮縫い付き・ハンドメイド)であれば、スーツS上下お仕立て上りプライスに加え、基本的に¥30,000(税別)の追加工賃でウェストコートをお仕立ていたします。

 

 

L3P1

 

 

 

 

 

品格あるクラシックな装い、スリーピース(三揃い)スーツ、オーダーをお待ちしております!

 

 

 

 

【新商品】マゼラン海峡の港町、プンタ・アレーナスから届いた良質ウールスーツ

2017年8月11日

マゼラン海峡は1520年にポルトガル人のフェルディナント・マゼラン率いるスペイン艦隊により発見された、大西洋から太平洋へ抜ける海峡です。

 

 

12

 

 

マゼラン海峡突破の冒険談は、私が小学生の頃国語の教科書に載っていました。

数々の水路の探索と失敗、僚船の反乱など、手に汗握る内容でした。

 

マゼランはじめ、誰もがもはや海峡突破が無理ではないかと絶望しかけた時に、切り立った断崖の狭い海峡の中で停泊中の艦側の潮の流れを見ていた見張りが、「流木が今までと逆方向に流れている」事を発見、そこから数日かけて広大な太平洋へ抜け出るくだりはとても印象的でした。

 

 

10

 

 

プンタ・アレーナスはそんなマゼラン海峡の中継点として栄えている港町です。その歴史はチリ政府の犯罪者流刑地として数度の反乱や破壊を経て、今に至っています。

 

そのプンタ・アレーナスから集荷される良質のウールが、「プンタ・ウール」になります。

そのプンタ・ウールは、滑らかな毛の細いウールが採取される「メリノ種」と、毛足の長いウールが特徴の「リンカーン種」を交配した「コリデール種」という羊から採取されます。

 

角が無く、おとなしく飼い易い性質のコリデール羊は東京の上野動物園でも見る事ができます。

 

 

 11

 

 

そのプンタ・ウールを原毛として織り上げた、フレスコ織りの通気性の良い盛夏向けの生地を使って、スーツをお仕立ていたしました。

 

 

3-2 

 

 

8

 

 

シンプルなシングルブレスト2個ボタン、センターベントのデザイン。外見はシンプルですが特長は一枚仕立てであることと、ノーパッド、一枚芯の軽涼でコンフォートな仕上がりです。

 

 

2

 

 

太めの糸を使ってフレスコ織りにしている為、生地の手触りはドライでカリッとしています。シワになりづらく弾力性があるので、コンフォート仕立ての割には立体的な仕上がりになりました。

 

 

3

 

 

 

4

 

 

ボタンは明るめの本水牛・艶消しです。

 

お客様は以前から袖の釦を本切羽仕様にしており、ついでに一番下の釦ホールをエンジ色に替えています。この糸色を替えるこだわりは、ご自身が流行させたといっても過言ではないほどです。採取はかなり奇異な目で見られたとか。

 

 

5

 

 

 

 裏はほぼライニングの見えない大身返し仕立てです。

そのライニングはストライプの袖裏を使いました。このストライプ柄の選定もお客様の悩まれたポイントですが、うまくいったようです。

 

 

7

 

 

まだまだ夏のビジネスは続きます。

通気性の良い快適なパタゴニア育ちのウールから作られたスーツに袖を通す時、500年の時の経過を考えてみるのも楽しいかと存じます。

 

 

 

1

 

 

 

ンタ・ウール WOOL100% 305g/m

 

スーツS上下・お仕立て上り金額(税別)

 

BESPOKE(仮縫い付きハンドメイド)・・・¥178,000

 

SARTORIA(パターンオーダーメイド)・・・¥61,500