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【大人気】ウール&モヘア、ソラーロのスプリングコート【英国生地】

2019年3月20日

このシーズン一番人気の、ワンピースコートをご紹介いたします。

「えんじ色」系のソラーロの生地は、英国のウィリアム・ハルステッド社のウール&モヘア(30%)、2プライ(PLY)のカッチリと織り上げてある生地です。

 

 

 

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ウィリアム・ハルステッド(WILLIAM HALSTEAD)社は、1875年に同名の創業者により設立されました。

古風な煉瓦造りのミル(織物工場)の建屋の中では、コンピュータで制御された織機で、英国ならではのラグジュアリーな生地を織っています。

 

 

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特に今回ご紹介するモヘア混紡の生地で有名です。

モヘアはアンゴラ山羊の獣毛が原料です。アンゴラ山羊の原産地は名前のごとくアナトリア半島の高原地帯ですが、今では南アフリカが一番の産地です。

しなやかで細く光沢があり、弾力性が強い繊維です。

 

 

 

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カジュアルウェアではニットに使われることが多いのですが、紳士服地ではウールと混紡され、100年以上昔から夏向けの高級品として私たちBESPOKE TAILORは使い続けてきました。

 

 

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この弾力性とつややかな光沢が魅力で、このワンピースコートはモヘア生地を使うことで、デザインと着心地のクオリティがアップします。

 

生地のウェイトは320g/mもあるのですが、2PLYならではのザックリとした織で、通気性もあり、着ていただくとその軽さに驚きます。

 

 

 

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少し ゆとりのあるデザインで、スプリングコートとして使うなら、スーツやジャケットの上にゆったりと羽織れます。

袖は少しドロップしていて、アームホールもやや広いのでフレンチスリーブなどのゆとりのあるインナーなども収まります。

 

 

 

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 BESPOKE ならではの重さを軽減するために、芯地や裏地の軽量化を心掛けました。背裏のみ使った一枚仕立てです。ポケットの袋布などは見た目を考慮して共生地で作りました。仕立ては若い裁縫士、水迫が担当しました。美しいパイピングやボタンホールなど、緻密な水迫の手縫いの技が発揮されています。

 

 

 

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ワンピースとしてお楽しみいただけるよう、ボタンもフロントに4個付けています。ウェストの帯でブラウジングしていただければ、ボリューム感のある素敵なワンピースに変身します。ボタンは本ナット、天然の木の実を加工して作られています。ウール&モヘアの上質な素材にはこのような天然物の釦がマッチします。

 

 

 

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ワンピースを正面と背中から見るとこんな雰囲気です。

ブラウジングされて、ウェストから下がると脚長効果がありますね。

 

 

 

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ということで、この春話題のワンピースコート、お仕立て上がりプライスは以下の通りです。

 

 

 

WILLIAM HALSTEAD WOOL&MOHAIR(30%) 320g/m

 

ワンピースコート お仕立て上がりプライス(税別)

 

BESPOKE(仮縫い付きハンドメイド)…..¥189,000

 

 

 

ハルステッドのウール&モヘアはお色違いや、厚みの違いなど様々な表情の生地をご用意しております。

一度ぜひお袖を通してみてください!

 

 

 

 

 

 

【大河ドラマ】「いだてん~東京オリムピック噺~」は(洋装も)面白い!

2019年3月18日

NHKの大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」

 

視聴率が低いなどと世間では言われていますが、私の主観ではここ数年の大河ドラマの中でも、最も面白い作品だと思います。

 

鹿児島生まれですから昨年の「西郷どん」もすべて観ましたが、史実を基にした人間ドラマとしての面白さでは「いだてん」に軍配が上がります。

 

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今、物語は前半の山場、日本人が初めて参加したストックホルム・オリンピック大会を描いています。

 

オリンピックに出場する金栗四三(中村勘九郎)と三島弥彦(生田斗真)は、極東の日本の東京の新橋駅から、蒸気機関車で敦賀まで行き、船でウラジオストックへ渡り、シベリア鉄道でユーラシア大陸を横断して、はるかスウエーデンのストックホルムまで、20日間かけてたどり着きます。

 

 

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同行するのは、コーチ役の大森夫妻。途中、シベリア鉄道では4人一室の寝台車に乗っていくのですが、竹野内豊演じる監督役の大森兵蔵は、列車の中では最初からスリーピースを着ています。

 

 

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大森から正装をするように言われ、二人ともシャツにネクタイ、革靴を履かされ「道中窮屈なり」と感想を言っていましたが、中村勘九郎と生田斗真扮ともに当時のクラシックな洋装が似合います。

 

 

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ちなみに大森コーチはコンパートメント(個室)の中では、シャツ姿の上にシルク素材とおぼしきガウンを羽織っています。英国生まれのガウンはこの後、大戦間に欧米で大流行しました。

 

 

 

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当時のシャツは基本的にダブルカフスです。白いシャツにカフリンクスで手首を締めて、サスペンダーを付ける姿が粋ですね。生田斗真は役柄立派な髭を蓄えていますが、これが今までのジャニーズイメージを覆し、育ちのいい運動能力抜群の快男子をうまく演じています。

 

 

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金栗四三の正装は、嘉納治五郎先生から貰ったモーニングコートです。きっとこの頃の羅紗を使っていたので、重く厚い一張羅だったことでしょう。公的な場所では暑くても寒くてもこのモーニングコートにシルクハットをかぶっていたことでしょう。

 

 

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服装が礼節の第一歩である、ということが非常に厳しく意識された時代の事です。普段はジャージやユニフォーム姿が許される現代でも、この精神は大切です。

 

制度としての「クールビズ」励行が、いかに社会人としての男性の姿を貶めているのか、こんなドラマを見て自治体の首脳陣も考えてほしいものですね~。

 

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1912年当時のスポーツウエアは、映画「炎のランナー」でも記憶にある様に、半袖半パンの小学生の運動スタイルとも似ています。

金栗四三がロッカールームで、自分の履いている足袋を外国人たちのライバルに見せるシーンが印象的でした。

 

 

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三島弥彦は「体格が違い過ぎる!外国人に勝てる訳がない!」と落ち込みますが、ひょんなことから白夜のお祭りの席で「君が代」を歌います。ストックホルムの民衆に拍手され、四三にも支えられて、再びやる気を起こす姿は、いつもの自分たちが新しい仕事をする際の等身大の姿を投影している様に感じます。

 

 

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まさにもがきながら進む。英語では「ストラッグル(struggle)」=苦闘する、葛藤すること。ネットが普及して便利になった現在でも、1912年の四三たちの時代でも、自分たちが成長するためには、沢山のハードルを乗り越えなくてはなりません。

 

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大きなヤマを乗り越えるには、いつの時代も身なりが大切です。

 

大河ドラマ「いだてん」は、オリンピック黎明期に苦闘した金栗四三や嘉納治五郎の活躍の後に、日本が初めてのオリンピック開催を手にしたにも拘わらず、第二次世界大戦のために開催を返上した悲しい時代を描くことでしょう。そして次の世代にバトンタッチされ、私の生まれ年1964年の東京オリンピック開催のドラマと金栗四三の最後の完走まで突っ走っていくことでしょう。

 

 

 

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私も日曜の仕事が終わっても、せめて「いだてん」を観ながらの食事の時間までは、シャツにネクタイを付けたスタイルでいようか!

 

これからのこのドラマに期待です!!

 

 

 

「いだてん」の主人公のダブルカフスのシャツをオーダーするなら、今がチャンスです!

 

 

 

 

 

オーダーシャツ&ベルト、ネクタイ

 

VIP INVITATION FAIR 3/21スタート!

 

 

 

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大人気のフェアにつき、当店ではすでに予約開始しております!

 

 

インポート等高級オーダーシャツ・¥16000~▲3000OFF!

 

オーダーベルト・・¥14000 ▲2000OFF!

 

オーダーネクタイ・・¥13000 ▲2000OFF!

 

 

皆様のご来店を心よりお待ちしております !

 

 

 

【ゼニア】春はオールシーズン生地のスリーピースがおすすめ【トロフェオ】

2019年3月15日

VIP INVITATION FAIR

 

好評前売りご予約受付中です!

 

 

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インポート中心の上質オーダーシャツが、全て1枚▲3000円OFF!

 

オーダーベルト・¥14000、オーダーネクタイ・¥13000も▲3000円OFF!

 

春夏の「いいシャツ」はこの機会にどうぞ!!

 

 

 

3月も中旬となり、はやくも街ではダウンコートや厚手のオーバーコートの姿が少なくなってきました。

 

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私といえば、先日ご紹介したデニムのダブルブレストのスプリングコートを愛用しています。

 

朝晩は少し冷え込むので、厚手のコットンのデニムコートは防寒に適しているし、色合いもライトブルーなので、明るくなってきた春の陽光に映え、春らしい装いといえます。

 

 

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服装はその季節を少しだけ先取りすると、多少は寒かったり暑かたっりしても、粋な印象になります。昔から・・そして洋の東西を問わず、「お洒落に気をつかう」とは、そんな有様なのでしょう。

 

この季節に着るスーツは、オールシーズン(合物)といえる生地で仕立てたスリーピースがおススメです。合服スーツの厚みとは通常織のウールなら、目付き250/g、すなわち1メートル辺りの重さが250gほどのウェイトになる生地です。
このウールで仕立てると、合服としては最適で3月から6月の梅雨寒まで、と10月から年末まではとても役に立ちます。

 

 

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このウェイトの代表的な生地は、エルメネジルド・ゼニア社のトロフェオ(TROFEO)や、ロロ・ピアーナ社のタスマニアン(TASMANIAN)です。
両者とも原糸でSuper150クラスの細番手を使っており、艶やかで自然な光沢があり、手触りも滑らかです。しっかりとした打ち込みの織りなので、スーツとして立体的な仕上がりになります。

 

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このほど仕上がったスーツは、エルメネジルド・ゼニア(Ermenegildo Zegna)のトロフェオ(TOROFEO)、深いダークネイヴィーがシックな250g/mの無地をお選びいただきました。

 

 

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オーダーされたお客様は北海道からお見えになられました。

夏服をご希望との事でしたが、北海道の気候を考えて春から夏、秋までご着用できる、トロフェオのスリーピースを、パターンオーダーメイドでお仕立ていただきました。

 

 

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ダークネイヴィーのことを「ミッドナイト」とも称します。昔から私たちテーラーの間では、上質なミッドナイト生地は、夜会の灯りの下ではブラックよりも黒く見える・・・と云われています。

 

 

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シングルブレスト2個ボタン、センターベント、ウェストコート(ベスト)も5個ボタンのクラシックな雰囲気です。

 

 

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ご希望でチェンジポケットをお付けしました。

エレガントなフォーマルイメージになりがちなトロフェオのミッドナイトに、チェンジポケットを付けることにより、ビジネスウェアらしさを付加しています。

 

 

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ボタンはイタリア製の「パラダイス」をお選びいただきました。

立体感と高級感のある上品な雰囲気です・・。

 

 

 

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北海道の地で、この端正でクラシックなスリーピースが活躍できると、とてもありがたいです!

 

皆様もオールシーズン(合服)のスリーピースをオーダーしてみませんか?

三洲堂テーラーでは、春のスタートアップフェアも開催中です!

 

フェアの詳細はコチラです!!

 

 

 

Ermenegildo Zegna TROFEO 250g/m superfine Australian Wool

 

スリーピース・スーツ お仕立て上りプライス(税別)

 

パターンオーダーメイド・・・・・¥191000

 

プレ・ビスポーク(仮縫い付き・マシンメイド)・・¥251000

 

BESPOKE(フルオーダー・仮縫い付き・ハンドメイド)・365000

 

 

【春コート】3月になったら、デニムのスプリングコートがおススメ!

2019年3月8日

2019年・春夏東京トランクショー 始まります!

 

会場:ホテルニューオータニ東京

 


展示会の詳細は、以下のページをご覧ください。

http://sansyudo.co.jp/?p=24265

 

 

本日3月8日・金曜日17時PM~

 

3月9日・土曜日(終日OKです)

 

3月10日・日曜日(終日OKです)

 

 

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ご予約お待ちしております!

TEL 090-1977-5160(福留) 、099-224-6255(店舗)

 

または、コチラからどうぞ!

http://sansyudo.co.jp/booking-visit/

 

 

 

 

3月になりました。日も長くなり、日中の明るさも増してきて、いよいよ春らしい雰囲気になって来ました。今日は気温15度まで上がりましたが、冷たい北風が吹き付けています。

 

 

 

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今日ご紹介するスプリングコートは、3月になったら着る服です。

気分的にカシミアやダウンではないが、コートは肌寒いので必要・・・

 

そんな時の選択肢の一つが、デニムのスプリングコートです。

 

 

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デニムはカジュアルなイメージの生地ですが、パンツとして使うほかにも、意外に様々な使い方があります。

 

 

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生地は英国の大手マーチャントブランド、「ホーランド&シェリー」社のピュアコットンのデニム地です。420g/mとウィンターコットンの部類に入りますが、保温性はそれほど無いので、合服生地として考えると面白いです。

 

 

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明るい水色のデニム地は、当然ながらダメージ加工などもしていないプレーンな素材です。ただし、一般的に考えるデニムより少しベルベットに近い滑らかな手触りです。

 

 

 

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デザインは6個ボタン×2個掛けのダブルブレストにしました。

このような上質なデニムで少しでも多めに身体を覆いたいと思ったのです。

 

一番のポイントは、襟をアルスターカラーにしたことです。

ダブルブレストのお洋服ならではのピークトラペルでは、少し強すぎるイメージです。しかしアルスターカラーは柔らかい印象になります。

 

 

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スタッフの伊達が試着してみました。

コート丈はあまり長すぎず、かといってショートコートまではいかない、やや短めのトレンドな着丈です。

 

 

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ボタンは本水牛の艶消しの明るめのモノをチョイスしました。

 

 

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ライニングはこだわりました。少し面白い日本国産、山梨県産「甲州裏地」の青海波模様です。キュプラ100%の玉虫色が珍しい裏地です。

 

 

 

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前ボタンを留めずに着ても、いい雰囲気になりますね!

 

 

 

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HOLLAND & SHERRY Pure Cotton denim 420g/m

コートお仕立て上りプライス(税別)

 

パターンオーダーメイド・・・¥120000

プレ・ビスポーク(仮縫い付きマシンメイド)・・¥160000

BESPOKE(仮縫い付きハンドメイド)・・・¥198000