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【GOLF】ご夫婦でベスト+ニッカボッカをBESPOKE!

2018年10月6日

 

先日お客様のK様よりメールにて、当店で仕立てた「ベスト+ニッカボッカ」を実際にゴルフ場でお召しになって頂いた写真をいただきました。

 

 

 

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正面から。

奥様は薄いピンク色の上下、ご主人は少し紫がかったライトブラウンの上下です。

当店では、ウェストコート(ベスト)+ニッカボッカをお仕立て頂きました。

ハンチングやボウタイ、シャツ、アーガイル柄のソックス、シューズはお客様ご自身のコーディネートです。すべての色合いがとてもマッチしていて、素敵にお洒落です! 

 

 

 

 

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2枚目、背中の写真には秘密が隠されています。

 

奥様の背中のライニングは紫、ご主人の背中にはピンク。お互いのメインの色合いを背中で交換しています。このご発送はすべてK様からのご提案です。

 

 

 

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8月中旬にはじめて東京のK様からお電話をいただきました。奥様とともにペアでベスト+ニッカボッカを作りたいとの事です。

 

 

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そこから、メールで詳細をやり取りし、生地サンプルをお送りしたり、ご着用されているお二人のベストとパンツをお預かりしたりして、約一カ月強かけてようやく完成。お送りいたしましたところ、さっそく着ていただきゴルフをされたとのことでした。

 

 

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ベストは少し変わったデザインです。ネックの部分が次第に立ち上がり、背中中央で衿のようになります。Tシャツやハイネックなどを着用しても、襟があるように見えて雰囲気よく見えます。

 

 

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フロントに腰ポケットは無く、胸ポケットだけお付けしました。

 

背中は共生地ではなく、ライニングをお付けしています。キュプラの美しいベンベルグは発色がよく、光沢と高級感があります。

 

 

 

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ニッカボッカはヒザ下丈で、ズボンのゆるみはノーマルにしました。ここをたっぷり取ると、クラシックな「プラスフォワーズ」と呼ばれるようなダブンとしたニッカボッカになります。

 

 

 

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裾部分のアジャスタは、写真の様な金具のアジャスタを使う他に、ボタン止めやマジックテープ止めなどでも対応できます。私が着用した拡大写真をご覧ください。

 

 

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ということで、メールでのやり取りはかなり密にいたしましたが、私としては大変サイズ感と仕上がりのご満足度にとても心配しつつ(汗)、お客様に完成品をお送りしました。

 

そうしましたら、冒頭のお写真をお送りいただいたのです。

 

写真とともにお送りいただいたメールには、こう書かれていました。

 

 

 

 

「大感謝で大満足です」・・・

 

前略・・・昨日、早速2人で小さなコンペに参加したのでその時に着てみました。周りから注目され、多くの人に可愛いなど声掛けてもらい、鼻高々、気分のいい1日でした。

 

中でも、コンペとも関係のない見知らぬゴルファーが、声をかけてくれ、その方はニッカポッカの会というゴルフのサークルに入っていて、こんなに上手に着こなしたカップルは見た事ないと感動して思わず声掛けたと言ってくれて、本当に嬉しかったです。

 

サイズ感はなんの問題もなく、無理難題の注文に応えていただけて、期待以上の仕上げをしていただきありがとうございます。今後も何かの折にはまたぜひお願いしたいと思います。

 

 

 

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アトリエのメンバーにも即時に写真を見せ、K様からいただいたメールを披露しました。製作にかかわったメンバーはまもちろん、一同ほっと安心したひと時でした。

 

 

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三洲堂テーラーでは、お客様のご要望に応じて、ウェストコートやニッカボッカをお仕立ていたします。

 

 

お仕立て上りプライスは・・・(税別)

 

BESPOKE(フルオーダー)のみの対応で、

ウェストコート・・・¥44800~

ニッカボッカ・・・¥56000~

 

となります。生地によりプライスは変わります。

 

 

ニッカボッカ関連記事は以下の通り

 

【新作品】ゴルフスタイルなら「ニッカーボッカーズ」が旬!

 

【ゴルフ】ニッカボッカーズの新作が続々仕上がりました!

 

 

ゴルファーの皆様、ご自身にぴったりのニッカボッカをお探しなら、ぜひ三洲堂テーラーでお仕立て下さい!

 

お待ちしております!

気分が上がる「赤」は「ブレザー(Blazer=炎)」の原点

2018年10月4日

今シーズンは珍しくスタートから「ジャケット」のオーダーを多数頂いています。

 

あるお客様から、ブレザーとジャケットの違いについてご質問を頂きました。

 

広義の「ジャケット」がチェックやヘリンボーンなどの様々な色柄まで含んでいることに対して、ブレザーは無地が多くなります。

 

 

 

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ブレザーの起源は、19世紀の英国に遡ります。

 

当時からライバルのケンブリッジとオックスフォードの両大学対抗のテムズ川でのレガッタ(短艇)によるレースは、レースや打ち上げパーティーなども盛り上がります。

 

その際、ケンブリッジ大学の漕ぎ手たちが、母校のカレッジカラーである燃えるような赤(blazing red、blazeは炎の意)のフランネルのジャケットをお揃いで着用していました。

 

このことが世間の話題になり、次第に一般の人たちへも広まっていったことが、ブレザーの起源と言われています。

 

 

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今ではネイビーが主流ですが、但し伝統柄ともいえる派手目のストライプを用いたブレザーも人気です。

 

 

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こちらのブレザーは一見派手な赤色ですが、よく見ると本当に様々な色糸で織り上げられている生地である事がわかります。

 

 

 

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この芸術的な色合いのブレザーは、イタリア、ロロピアーナのSuri Alpaca というアルパカ、シルク、ナイロン混紡の生地を使っています。

 

特徴は立体的な「ブークレ」調の織です。

見る角度によって色合いが微妙に変化する、素敵な素材です。

 

 

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シンプルな2個ボタンサイドベンツ、腰ポケットはノーマルなフラップ使いにしています。

 

 

 

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ボタンはプラスティック製の練り釦です。微妙に紫が入った複雑な色合いです。ライニングはずばり深いエンジのキュプラです。

 

 

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このジャケット、シャツやニットの上にさらりと着て、街を歩いたり、カフェを巡ったり、美術館に行ったり、郊外を散歩したり、、、、と、様々に活用いただけそうです。

 

パンツはブラック、ネイヴィー、グレーと意外にどんな色合いでもOKです。

 

 

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この秋冬、ロロピアーナがお届けする色とりどりのブークレ。

ぜひ皆さまもお試しいかがでしょうか?

 

 

 

 

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Loro Piana 「SURI ALPACA」  

41%ALPACA 39%WOOL 20%POLYAMIDE 310g/m

Sジャケット・お仕立て上りプライス(税別)

BESPOKE(仮縫い付き・ハンドメイド)・・・¥249000

パターンオーダーメイド・・・¥141900

 

 関連リンクはコチラ!

 

【ダブル】Great Seamanship Navy Blazer【紺ブレ】

 

【レディース】気品あるブレザーには伝統のメタルボタンがおすすめ

【実は必需品】タキシードはオーダーメイドの時代です!

2018年10月1日

タキシードは100年ほど前にほぼ今の装いになりました。
当時から襟はショールカラー、日本では通称「ヘチマ襟」が基本でした。

 

このショールカラーにこだわったタキシードが完成しました。

 

 

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ただし、ショールカラーにかぶせるシルクの「拝絹」を付けず、共生地で襟を作りました。

 

どうしてもシルクの拝絹があると、夜のイメージが強くなります。
オーダーされたお客様は出来れば昼間のお祝い毎でも着用したい、とお考えでした。

 

 

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それなら、光沢のあるドレッシーなシルクをかぶせず、共生地でショールカラーを作ろうということになりました。

 

 

 

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手本にした写真はコチラでした。

肩からふわりと下がる「ショール」のように、衿が優雅にウェストまでふわりと弧を描きます。

 

 

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一口に「ショールカラー」といっても、その描かれるラインは様々です。デザインする側とお客様とどのようなカタチにすればお似合いになるのか、BESPOKEすなわち「お話合い」で決めていきます。

 

 

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途中の仮縫いフィッティングでも全体のバランス調整に加えて、このショールカラーをどのように描くのかが、話題になりました。

 

 

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ちなみに・・・表生地は英国の生地マーチャント、ドーメル(Dormeuil)の「トロピカル・アマデウス」になります。230g/mのライトウェイトウールながら、しっかりとした打ち込みとしなやかさやで人気の生地です。

 

 

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ボタンは共生地でくるみ、ライニングはシルバーのペイズリーをチョイスいただきました。

 

 

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仕上がったタキシードをご試着いただきました。

胸が厚く、体格のいいお客様にお似合いでした!

 

これから、様々なパーティーやお祝いでご愛用いただければ幸いです!

 

 

 

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Dormeuil TROPICAL AMADEUS 230g/m Super100`s WOOL 

(Made in England)

タキシード・スリーピースお仕立上がりプライス(税別)

BESPOKE(フルオーダーメイド/仮縫い付き・職人のハンドメイド)

・・・¥278000~ 

 

 

「タキシード」に関する関連リンクはコチラ

 

 

①【祝!】タキシードなら三洲堂テーラーのBESPOKE!

②【BESPOKE】ショールカラーの優雅なタキシード登場!

③【新商品】ピークトラペルの タキシード

【That`s Classic!】ピュアリネンのスリーピース登場!

2018年9月30日

この春夏もピュアリネンのスーツやジャケットのオーダーをよく頂きました。

 

三洲堂テーラーは、ほかのオーダーショップやスーツ店に比べ、ピュアリネン、コットン、デニムやコーデュロイ、ツイード、フランネルなどのオーダーが比較的多い店です。

 

 

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この傾向は20年ほど前に私がこの家業を継ぎに帰ってきた頃からのものです。ピュアリネンやコットンギャバの一枚仕立のジャケットなども馴染のある服です。他店では一枚仕立の手法も知らない場合もあったりします。

 

 

 

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今回ご紹介させていただくスリーピーススーツ、生地はイタリアのエルメネジルド・ゼニアがセレクトした明るいベージュのピュアリネンです。

 

 

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最初はパンツだけのオーダーをいただいたのですが、仮縫いの時にお客様とお話をしていくうちに、昔の英国植民地時代に戻ったかのようなコロニアルなスリーピースまで作ってみよう、ということになりました。

 

 

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オーダーされたS様のご紹介をこちらのページにUPさせていただきました。

 

お客様ご紹介のページ

 

 

 

「上質なモノ」にこだわりを持ってらっしゃるS様ならではの、ピュアリネン・スリーピース・スーツのBESPOKEだと思います。

 

 

 

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シンプルなシングル2個釦、ノッチラペル、サイドベンツの基本的なデザインのジャケット、ウェストコート(ベスト)は、Vゾーンを少し高めにとったクラシックスタイルです。

 

 

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ボタンとライニングは、ゼニア社のオフィシャルを使いました。

ライニングはライトな紫色のロゴ入りで、表地のライトベージュのピュアリネンに映えますね!

 

 

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S様がはいているビットローファーは、当店近くの靴店「LOOP」さんで取り扱っているロイヤル・ゴージ・ブリッジの美しいブラウン。とてもいい雰囲気ですね!

 

 

ロイヤル・ゴージ・ブリッジのローファーの詳細はコチラ

 

 

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恒例の記念写真をご一緒させていただきました。

夏用のハットもご調達されてらっしゃいました。

 

 

 

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ご自身の気に入ったものを、ショップや様々な情報を整理してセレクトされ、確実にそろえていかれる・・・そんなS様ですが、先日は早速秋冬のご相談もいただきました。

 

 

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S様は普段のお手入れやクリーニングなど、大切にモノを扱われます。

 

このピュアリネンのスリーピーススーツもぜひ末永くご愛用いただければと思います!

 

 

参考記事。コチラもどうぞ!

 

【エッセイ】夏の仕立でコロニアルな風を・・・・・

 

【CLASSIC!】コットンサッカーのスリーピース・スーツ