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昭和初期、少年たちの「大人になったら付きたい職業」のTOPは軍人、それも海軍の軍人でした。当時は陸軍に比べると海軍は清潔そうで、カッコいいイメージだったようです。私の義父も海軍の方がお洒落なイメージだったので、海軍を志望したといっていました。
海軍を英語でNAVYといいます。まさにその語源の海軍=紺色である、ネイヴィーブレザーは今でも男性達の必需品です。海軍発祥のネイヴィーブレザー、そのデザインは共通しています。
写真はNHKドラマ『坂の上の雲』から。
本木雅弘演じる秋山真之は日本海軍の参謀ですが、相対するバルチック艦隊の司令官ロジェストウェンスキーも同じダブルの軍服を着ています。
映画『ウィンストンチャーチル』では、当時の英国王ジョージ6世(現エリザベス女王の父君)が、海軍元帥も兼ねている為に、英国伝統のダブルブレストの軍服姿で登場する他、プライベートでもダブルのスーツを着用しています。
東京在住のお客様からネイヴィーブレザーが欲しいというお話を伺い、3月のトランクショーでオーダーをいただいたブレザーが完成いたしました。
お客様は、船のお仕事をされていたお父様のお話をきっかけに?より正統派のブレザーをご希望されました。
出来上がったお洋服は今日の空のように清々しいです。
ダブルブレスト6個ボタン×3個掛け
Vゾーンが胸元まで上がると、すっかりネイヴィーのレフテナント(士官)気分です。
ボタンはメタリックなゴールドをお選びいただきました。
アンカーの文様が効いています。
背中は当然ながらサイドベンツ。
ライニングはエンジのペイズリーです。
深いネイヴィーとの相性がいいですね!
ウィリアム・ハルステッドのやや肉厚の合服的ウール&モヘア生地で仕立てました。ボリュームがあり、立体感溢れる魅力的な正統派ネイヴィーブレザーになりました。
これから10年、20年とご愛用いただきたい一着です!
WILLIAM HALSTEAD(英国) 340g/m WOO&MOHAIR(30%)
ダブルブレスト ブレザーお仕立て上りプライス(税別)
BESPOKE(フルオーダー/仮縫い付きハンドメイド)・・¥159000~
Pre BESPOKE(仮縫い付き・マシンメイド)・・・¥112500~
パターンオーダーメイド・・・¥72500~