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【夢をかなえる?】憧れの「短ラン&ボンタン」をBESPOKE(フルオーダー)で!!

2018年11月5日

西郷さんの軍服や大久保利通のフロックコート、ニッカボッカに旧制高校のマントなど、様々なお洋服をお仕立てしている三洲堂テーラーですが、今回ご紹介するスーツもめったにお目にかかれない服です!

 

 

 

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当店の福留理恵子と並んで立っているお客様が着ている服は、昭和世代には懐かしい「短ラン」と「ボンタン」の組み合わせのスーツです。

 

 

 

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「短ラン」はその名の如く丈の非常に短いジャケットです。普通はツメ襟ですがこのスーツはノーマルなノッチラペルでお仕立ていたしました。

 

 

 

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「ボンタン」の語源はやはり鹿児島県阿久根名産のかんきつ類、「ボンタン(文旦)」から来ているようです。超ハイウエスト、腰回りから太もも周辺はなんと巾55センチのたっぷりとしたワタリ巾です。

 

 

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ボンタンのベルト位置から股上の頂点までは非常に深く、38センチあります。ベルト位置からウェストの頂点までの深い帯部分には釦が4個付いています。

 

 

 

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また、帯部分はしっかりした毛芯を入れ、さらに接着芯を上乗せして硬く仕上げています。まさに腰折れしないように作りました。

 

 

 

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ハイウエストの背中はVカットされ引き締まった身体に沿って上がります。

背中央のベルトループは伝統的にクロスがけです。

 

 

 

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ジャケットはシングル1個ボタン。

袖も一個ボタンをお付けしました。

まさに絵に描いた様な「短ラン&ボンタン」ですが、何故かヤンキーぽさが少なく、とてもクラシックなエレガントな雰囲気が出ました。

 

 

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少し宝塚歌劇団の歩合衣装の様な、あるいは近代の東ヨーロッパのダンディな遊び人のような、不思議な雰囲気です。

 

 

 

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生地はイタリア、カノニコ(CANONICO)の300g/mのブラックウール。

光沢とある程度の重量がなくては、このような服は出来ません。

 

偶然ご来店されていたお客様のお持ちになった、「トンビ」コートをお借りして着てみました。

 

 

 

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お客様は15歳の頃短ランとボンタンにあこがれていたけど、着れなかった。

いつかは着てみたいと思っていて、ついに35歳の今夢がかなった、とお慶びいただきました。

 

 

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そんなことを言われるとき、

テーラーをやっていて良かったな、と思います。

 

 

皆様もご自身の想いのある服を、実際に着てみませんか?

 

スーツS上下・お仕立て上りプライス(税別)・・¥178000~