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【ダブル】Great Seamanship Navy Blazer【紺ブレ】

2018年7月27日

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18~20世紀前半に世界で最も力を持った国は、七つの海を制した英国でした。

 

トラファルガル海戦でフランス艦隊に大勝利し、マレー沖海戦で日本軍から主力戦艦2隻を一瞬で沈められるまで、英国海軍はまさに世界でも最も優れた組織と装備を保持していました。

 

海洋国家らしく、英国王室の男子は英国海軍に入隊することが義務付けられています。人気のウィリアム王子も、数年間の軍務に就いていました。

 

 

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英国発祥のスーツの中でも、ウィリアム王子が着ているダブルブレスト(以下、ダブル)のジャケットは、かの国の歴史的発展とともに歩んできた服装の一つです。

 

長かった帆船の時代、厳しい北海の波風から身体を護る為に、上衣の打ち合わせが深く重なるダブルブレストのブレザーは大変重宝されました。

 

かつては、上下の身頃の端にそれぞれ釦ホールが空けてあり、当直などに立つ際は身体に風が入らないように上下を自由に重ねられるようにしていました。

 

 

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写真のネイヴィーブレザー、オーダーされたお客様は元大型商船のクルーだった方です。ネイヴィーブレザーを作りたい、ということでしたので、ダブルブレストでメタル釦を付けた海の男(Seaman)らしいデザインにいたしました

 

 

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英国のジョン・キャバンディッシュ(CAVENDISH)社のウール&モヘアのメッシュタイプ生地をお選びいただきました。330g/mというウェイトですが、通気性良く織りあげられています。

 

 

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英国本土で暮らす人の夏服、といった趣の生地です。

 

 

 

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ネイヴィーブレザーですが、アメリカ的トラッドな仕様にしたくはなかったので、エッジにピックハンドステッチを入れて、ごくノーマルな作りにしました。

 

 

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背中もサイドベンツを切り、ブレザー感をさらに演出しています。

 

 

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このブレザーの肝はメタルボタンになります。

国産の手作りのメタルボタンは海の男らしく、碇のマークが刻印されています。

このメタルボタンが付いているだけで、気持ちがUPします!

 

 

 

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ライニングは明るいブルーグレー。

総裏にして、冬以外のスリーシーズンご着用できるようにしました。

 

 

 

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コーディネートとしては、ネイヴィーブレザーなので、グレー系のウールのズボンは全てOKです。

また、ホワイトのコットンパンツ、ベージュのチノパンも合います。

シャツはホワイト、サックスブルーは王道、最近人気の無いピンク系も合います。

ネクタイは、写真の様なサマーニットタイもいいですね。

 

 

 

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John Cavendish Wool&Mohair 330g/m

パターンオーダーメイド

ダブルブレザーお仕立て上り・・・¥64900

オプション・・・メタル釦(日本製)6×8個・・・¥10400

 

BESPOKE(フルオーダー:仮縫い付きハンドメイド)

ダブルブレザーお仕立て上り・・・¥142000