ブログ

【新作品】パイピングが美しい・・・夏の一枚仕立て

2017年6月24日

盛夏用ジャケット仕立ての風物詩でもある「一枚仕立てのジャケット」。

 

この季節はリネンやコットン、シルクなどの夏素材だけではなく、今日ご紹介の「ウール&モヘア」生地で一枚仕立てのジャケットをお仕立てする事も多くなります。

 

 

10

 

 

これが一枚仕立てジャケットの内側です。

 

背抜きなら両サイドの身返し部分に裏地が張られますし、総裏ならすべて裏を張ってしまいます。

ところが、一枚仕立てはわずかに背裏をお付けするだけで、後は共生地で身返しを構成、裏地をなるべく張らない、見た目も着心地も涼しげな仕様になります。

 

 

9

 

 

このジャケットは英国のモヘア生地の名門、ウィリアム・ハルステッド(William Halstead)のウール&モヘア(30%) 330g/m、3PLY(プライ)という伝統的な生地を使いました。

 

ちなみにお客様はこの3PLYモヘアを気に入ってらっしゃいますが、昨年この同じ生地の色違いでジャケットをお仕立てされました。

 

↓↓↓↓↓↓↓↓

詳細はこちらのページです。

 

 

2

 

 

 

4

 

 

張りがあって光沢もある太めウール&モヘア糸を3本にまとめ、縦横ザックリとメッシュ状に織り上げました。生地の質感と重量がありながら、着用感は通気性があり涼しい、典型的な英国夏生地になります。

 

 

3

 

 

7

 

 

ボタンは黒蝶貝をお選びいただきました。

 

スーツでお仕立ていただきましたが、ジャケットとしてお使いになれるようにボタンは少しスポーティーなモノにしたのです。

 

 

6

 

 

 

お客様はこれからドイツに向かい、声楽をご披露されるとのことです。舞台ではタキシードですが、普段着としてこのスーツを使おうと思ってらっしゃるとのことです。

 

シワにならずそこそこの厚みもあり、6月のヨーロッパには向いている生地かと思います。

 

 

 

8

 

 

※・・・私も6月のウィーンを訪れましたが、初夏を思わせる日中に比べ、夜になるとアルプスからの山風が強まり、ジャケット無しでは過ごせない程冷える気温の落差に驚きました。合服のネイヴィーブレザーを持って行きましたが、正解でした。

 

 

 

1

 

 

 

William Halstead Wool&Mohair(30%) 330g/m

 

スーツS上下・お仕立て上りプライス

 

BESPOKE(仮縫い付き・ハンドメイド)・・・¥203,000

 

SARTORIA(パターンメイド)・・・¥94,000