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【新作品】インヴァネスコートならBESPOKE TAILOR へ

2016年2月14日

インバネス(インヴァネス)コートといえば、英国が生んだヒーロー、探偵シャーロック・ホームズのトレードマークになります。この銅像はロンドン市、ベーカーストリート駅の真ん前に立つホームズ像です。インバネスコートのマント部分が風に翻って素敵な印象です。

 

 

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実はコナン・ドイルの原作中、インバネスコートに言及するシーンは全く無く、このホームズのイメージは挿絵画家の空想の産物らしいです。また、パイプに鹿打帽子も後世の創作ということです。

 

しかし、挿絵が独り歩きして、今や実際の描写よりもホームズらしくなっている事も面白いことです。

私も小学校の図書館で「まだらの紐」や「バスカービルの魔犬」「恐怖の谷」などのミステリアスな邦題がついたホームズシリーズを夢中になって読んだものでした。

 

 

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当店でも冬シーズンの定番となりましたインバネスコートが仕上がりました。

 

コート本体にマントが完全なカタチで乗っかっているものを「二重回し」と呼びます。マント部分が背中でコート本体と繋がっているものは、「トンビ」と呼んでします。

 

当店では主に「二重回し」のオーダーがほとんどです。

 

 

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以前にも書きましたが、コットランドのインバネス地域で着用されていたこのスタイルのマントコートは、スコットランド伝統楽器のバグパイプを、雨から守るためにマント部分が発達しました。

 

 

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日本に持ち込まれたのは明治後期からで、和服の袖が自由に通るように、コート部分の脇のアームホールを大きく取っています。マントがすっぽりと身体を覆うので、とても温かい着心地です。昔は羽織程度では寒くてかなわなかった事でしょうから、とても重宝されたことと思います。

 

 

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シャーロックホームズのイメージでもありますが、もともと素敵なクラシック・コートですから、「物語の主人公」になれます。時には「ジェダイの騎士」のふりをしてもいいかも(笑)。