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【007 SPECTRE】クレイグ・ボンドの衣裳的見どころ

2015年12月18日

映画「007スペクター」が公開されましたので、さっそく鑑賞してきました。

 

 

 

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ダニエル・クレイグ扮する主人公ボンドのスーツ担当は「トム・フォード」。今の007シリーズに漂う雰囲気に、スーツがとても合っています。

 

 

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昔からの007シリーズ好きにとっては、「スペクター」というキーワードに敏感に反応してしまいます。

 

冷戦下の007シリーズでは悪の組織は「ソ連」か「スペクター」でした。特に「スペクター」のボス「ブロフェルド」役で記憶に残っているのは、俳優ドナルド・プレザンスが演じていた「ブロフェルド」です。

 

スタンドカラーのジャケットを着て、冷徹で無表情、顔に凄みのある傷跡があり、いつも白いペルシャ猫をなでている。失敗した部下はすべてその場で処分されてしまう・・・。怖い悪役だと、子供心に思ったものです。

 

 

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今回のブロフェルド役は、あの俳優クリストフ・ヴァルツ。タランティーノ作品で毎回アカデミー賞を取っている存在感溢れる演技派です。

アカデミー賞授賞式のタキシード姿も、ヨーロッパ系の俳優だけあってエレガントでした。

 

過去の007作品のオマージュ的要素もふんだんで、ぜひ007好きな方には、ヴァルツ=ブロフェルドを見てほしいです。

 

 

 

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ボンドのスーツのキーワードは「ピチピチ」(笑)です。

 

ジャケットのウェストは極限まで絞り、肩から腕も筋肉の付き方まで判ります。トラウザーズはさらにピチピチで、ヒップラインからふくらはぎまでピッタリです。これで大アクションするわけですから、いったい何着のトム・フォード・スーツを用意したのでしょうか。

 

 

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これは良い服だと思ったシーンは、ローマ市での葬儀場でのひとコマです。女優モニカ・べルッチ演じる殺し屋の未亡人は、最年長のボンドガール(ウーマン)だそうです。

 

彼女に近づいていくボンドのスタイルは、シンプルなブラックスーツ、シャツは純白でピンホール。ブラックコートはダブルのアルスター・コートです。

 

 

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特にこのアルスターコートがいいです。大きなアルスターカラー。背中にはベルトが付いています。ボンドは他にシングルのチェスターコートも着ていますが、なんといってもこのアルスターコート姿の方が似合います。

 

 

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モニカ・べルッチは映画「マトリックス」シリーズの「パーセフォニー」役から12年、いい感じに老けていて相変わらず魅力的です。

 

 

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脇役ではボンドの上司「M」役のレイフ・ファインズが着用しているダブルブレストのストライプ・スーツがクラシックでした。Mの上司「C」が内務大臣の友人というエリート官僚です。

 

このCが着ているスーツはグレーのモード風ですが、ピチピチではありません。正統派の秘密情報部のボスらしいレイフファインズと対比した服装だと感じました。

 

 

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・・・・ということで、英国の伝統的な映画には、役柄に応じた様々な男性ファッションにそれぞれの意味合いが隠されています。そんな事も思いつつ映画を観るのも面白いですね。

 

 

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さて・・・・三洲堂テーラーでも、ボンド的なタイトでラペル巾がナローなスタイリッシュなスーツのオーダーが増えてきました。

 

 

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007シリーズを観た後の男性は、おそらくピッタリとしたカッコいいスーツが欲しくなると思います。

 

当店はそんなお客様の願望をかなえます(笑)!!

 

映画の後は、ぜひBESPOKE TAILORにお立ち寄り下さい。

 

お待ちしております!